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経営コンサルタントである立花聡氏が自身が生活するマレーシアでのコロナ禍の現状やこれからの働き方などについて自身の考えなどを書いた一冊。
マレーシアでのロックダウン時の生活、米中貿易戦争や台中問題の真実や著者の考えなどが前半で描かれており、後半は終身雇用に対する考え方やその崩壊に伴って私たちが取るべき行動など著者ならではの視点は大変参考になりました。
そんな本書の中でも戦略とはまずやらないことを決めることやDCDCサイクルなどは有用だと感じ印象に残りました。
また、会社に貢献するのではなく社会に貢献することや常識を疑うことや議論は必ず対事にすることなどの考え方も自分の新しいステップを踏み出すきっかけになると感じました。
コロナ禍をきっかけに働き方が変わる中で本書で働くことの考え方の新しい視点を手に入れることができました。
そして、その視点を持ってこれからの生き方を考える一助となると本書を読んで感じました。