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幕末京都に生きた男たちと彼らを慕った女たちの短編6編。
漢詩人梁川星厳+妻、張紅蘭
吉田稔麿+料亭若女将、てい
沖田総司+同じ病を持つ老女、布来
高杉晋作、井上聞多、品川弥二郎+芸妓、君尾
坂本龍馬、同郷の岡本健三郎+下宿先の娘タカ
中村半次郎+煙管屋の娘さと
様々に葛藤し時代を生きる火=男たち
その影=健気な女たち
布来以外は実在の人物とのこと。
実在であれ、創造上の人物であれ、やはり木内氏の過去の人物に生の声を吹き込むような物語は情熱や切なさに満ちている。
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「私を取るの?仕事を取るの?」
幕末の志士の周りにいた女性たちを描いた作品。志士たちも一人の人間だったんだなぁと思う。女を取るか、国事に奔走することを取るか。
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出来の良し悪しで言えば悪くない。
好き嫌いで言えば好きではない。
どれもこれも上手くいかない話で、その味わいが好きかどうか。