紙の本
ラストスパート?
2021/10/08 13:25
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーはラストスパートへ。
むつを助けたほまれが流され、消沈する3人。
ほまれを助けるか、自分たちの救助を優先させるか考え、出した結論は...
ほまれの教えを思い出しながら、それぞれに行動する面々。
一方、ほまれは木の板に乗り漂流を始めるが...
結末に向け、進むストーリー。
最後の最後であすかがいつも通りのボケを見せ...
しおんのお色気担当部分は、今回はなしか?
この巻で終わってもおかしくない終わり方。
しかし、物語は続く。
ほまれにとって、無人島以上に手強いのは。
さて、次巻でどうまとめるのだろうか?
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睦が頭脳労働で大活躍!飛鳥もかなりのサバイバル技術が身に付いてるし、紫音も根性見せる。
三人で力を合わせてほまれを救助作戦開始!
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自分達が助かるかどうかも判らないギリギリの状況で生きている確証のないほまれを助ける為の行動を開始したむつ達
その判断は正しいとは言えない筈なんだけど、これまでほまれが皆を生かしてくれて、そして皆が力を合わせて生き残ってきた
そういった意味では間違いだなんて言えないのか
サバイバル知識はほまれが中心となって皆に伝授してきた。
それがこうしてほまれ不在の状況でも活きているのは良いね。島に流れ着いた頃のむつ達では出来なかっただろう船のスピードを測る技術に花火作り
ほまれは居ないのに、ほまれがそこに居るみたいにサバイバル出来ているね
そして本家本元のほまれはと言えばかなり凄い事になっているね!
身一つで海に投げ出され体力はかなり消耗。頼れるものは服とナイフと命綱の木材のみ
流石のほまれも諦めると思いきや、長い間一緒に居たからむつ達の行動を正確に予想出来てしまう。無理をするだろうと予測出来てしまうから、自分も無理する羽目になる
いや、それにしてもその後の行動が凄かったけども
ほまれは物語の序盤から女子高生らしからぬ行動が目立っていたけど、この状況でも冷静な判断を捨てていないのが何よりも凄い……
ただ、判断力は衰えなくても体力は衰え続けるわけで。この時のほまれは本当に絶望的状況だったのだろうな
だからこそ、両者を結びつける花火のシーンは感動的なんだけど
あの状況から合流できるなんてどんな奇跡だ……
それを思えば、直後に遭難活動が終わる展開も気にならないというもの
これで物語は終わりかと思いきや、まだ続くんだ!?
そりゃほまれにとっては普通の学校生活は一種のサバイバルかもしれないけれど、これまでのようなサバイバル知識が披露される展開にはならないような……
それとも普通の学校に耐えられなくて、自分からサバイバル環境に旅立ってしまうのだろうか?