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寝る前に読むと、まさに夢を見る。
自分自身にも幾分かの混乱を引き起こすそんな本だった。
夏目漱石の夢十夜を初めて読んだ時のような。
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内容は個人的に好きな夢&現実&非現実もの。
設定的にはSFもちょっと入っている。
読んで行くうちに、迷宮に捕われて行くような、
そんな錯覚を覚えるような内容になっていて、
ラストに至ってはありがちと言ってしまえばそうかもしれないが、
やっぱりそれを持ってくるとたまらないよね…みたいな感じになり、
いや、一気に読んでしまった。
が、もう一つ厚みが欲しかったかなという事もあって星は3。
4でもいいかもしれないが…。。。
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自分が生きている今は、夢か現実か。
現実だと思っている今が、実は虚構の世界なのだとしたら。
いつも自分が関わっている人は、実は自分自身が創りだした架空の人物なのだとしら。
前々から読みたいと思っていた本だったけど、最初から最後までシンクロしきれないままでした。
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ちょうど観たばかりだったから、某ハリウッド映画が引き合いに出されるのはわかる気がした。
夢と現実が交錯する展開は、想像力を全開にしないと支離滅裂なヨタ話になりがちで読んでいてつらい。私だけかもしれませんが。
日常の描写、特に漫画家としての生活臭はやたらとリアルで、そうして構築した空気を思い切り良く取っ払うことで生まれる不安定さがこの本のキモかなと。
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淡々と始まるとりとめも無いSF的な単調な話。途中から章毎に振り返りながらところどころ読み返し。不思議な迷宮。
全ては布石。『ああ、神よ』で少し震えた。
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2012年02月 02/10
「胡蝶の夢」的な物語。「インセプション」よりも世界観がしっかりとして楽しめました。
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出張の友に評判の良い読みやすい本を買う。結局新幹線は寝ていて家で読む。PKデック的な夢かと思うと現実、胡蝶の夢のイメージは好きだが途中でネタというか構造が分かってしまう。雰囲気は良い。ラストが不思議で余韻が残ると言うか理解できない。
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このミス大賞ということで気になっていたので購入。
どうなるんだろう?と思い、どんどんページを捲ってしまいました。
読んでいる途中はとっても面白かったのですが、個人的には終わり方があまり好きではなく・・・。読み終わった後は、うーん、と首を捻ってしまいました。
読み物としてはとても面白いのだけれど、ずっと手元に置いておきたい作品かと言われると、そうではないかなあ。
かなり期待していたので、個人的にはちょっと物足りなかったです。
でもこの作品、好きな人は物凄く好きだと思うなあー。
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植物状態となった患者とコミュニケートするための医療器具を装着した昏睡状態の人物と交信する・・・というストーリー。
どんでん返しにつぐどんでん返しで、一気に読み終えてしまいました。
印象的だった箇所は、ネット上で頼りにしていた人物も、親友も、好きになった女の子も、みんなWEB管理人が1人で演じていただけで、実は全員架空の人物だった・・・という会話を登場人物たちがするところです。
現代のネット社会ではあり得るだろうな、とぞっとしました。
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2010年の『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。
タイトルからしてかなり惹かれる作品だったのだが、今のところ
このミス受賞作品にしっくり来るモノが無く、結局文庫本になる
まで手に取らなかった本。
・・・いや、お見事。もっと早く読むべきだった、コレ。
ミステリー作品として、謎解きの部分に関しては、随分早めに
見破った。だからと言って興味が失せてしまうのか?と言うと
全くそんなことは無い。おそらくこの作品にとって、「謎解き」
の部分があまり重要で無いのであろう。
物語の性質上、実にフニャッとした場面が続くのだが、ココが
かなり凄い。ともすれば読み飛ばしてしまう部分なのだけど、
状況・心情描写が細かい上に丁寧。極上のサイケデリックミュ
ージックやマンチェスターハウスでトリップしてる感覚。
こういう惹き付け方で攻めてくる文章は初めてかも。
比較的新しい作家なので著作はそれ程多くない。今のうちに
他の作品も読んでおくべきかな?
・・・あと2作は苦手な時代小説なんだけど(^^;)。
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久々に読み終わって、即売ってしまおうと思った。
私には向いてない。
即売ってしまおうと思っても売ったことはないが
読み返すことはない。
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今ここにいてこの本を読んでいいるのは現実の私か。それとも…
胡蝶の夢…9ストーリーズ…
足元がふわふわと揺れる感覚。
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最後の落ちに、やっぱりなと思った私はすれて?いるのか。途中経過を楽しむにはいいけど、理屈を通して締めてほしかったなあ。
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猫屋の湿気た空気と西湘の風を感じた。
途中で予見できてしまう結末。でもそれ以上の展開が仕込まれていて、読後の満足感は◎。
心情描写が無駄なくしっかりしててパンチ力あるなー。
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ミステリーそんなに興味ないけど、恐竜好きとしてタイトルに惹かれて買いました。ミステリー大賞って帯ついてたけど、1/3も読むとオチが見えてしまうし「どの辺がミステリー?」って疑問が重なり心穏やかに読めない。作中でも引用されてるけどサリンジャーの名作ナインストーリーズの一篇、バナナフィッシュへのオマージュ?とりあえずミステリーって言葉は置いといて読むのが正解。