紙の本
ご都合主義だけど
2016/12/14 17:22
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投稿者:まぁぼぉ - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れの放送委員活動を始める小学4年生の女の子を主人公に、
自分と全く相容れないと思っていたチビで自分勝手な同級生の男の子と、
仲良くなっていく過程を描いた作品。
2016年の夏の指定図書(小学校中学年)
女の子の心理について想像を巡らせれば色々と深堀りできるし、
ご都合主義とは言え、男の子の家庭の事情も世の中の一端を知るのには良い教材足りえるんじゃないかと。
小学三年生の娘にはまだ少し早かったかも知れない。
でも、これ読んで思うのは、女の子は成長したけど、男の子は変わってないよね、、、ってことかな。
ったく、小学生男子は、、、(苦笑)
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若松かえでは四年生になって楽しみにしていることがある。委員会活動がはじまって、憧れの放送委員になるのだ。
執念でジャンケンに勝ち、放送委員になれたものの…金曜日のお昼の放送の担当になれたものの、ペアになったのが、仲良しのきりちゃんではなく、お調子者のこうへいになってしまった!
普段は超引っ込み思案なかえでだけど、放送だったら前が 見えないから、喋れそうな気がするのだ。それにFMラジオみたいにオシャレな放送をやってみたい。
それなのに、こうへいときたら、勝手にクイズをはじめたり、アドリブで話しかけてきたり。
でも、なんだかそれがウケているみたいで、いつしか「金曜のお昼は夫婦漫才」なんて言われたりするようになった。
その頃には、かえではこうへいのいいところを少しづつ知って、なんだか楽しくなってきたのだ。
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児童委員会に関する本て、あんまりないなあ、と思ったのが手に取ったきっかけ。
女子から見ると同学年の男子って子どもっぽっくて、しょうもないことばっかりして、こっちの言うことなんて全然聞かなくて…と、つい共感しながら読みました。
でも、こうへいの抱える事情を知って、嫌だったペアでの放送も楽しくなっていて…。
すっきりした気分で読み終えることができました。
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・この物語は放送委員のお話です。かえでがきりちゃんという友達と放送をやりたかったのに、こうへいという男の子といっしょになってしまいます。ぜひ読んでみてください。
・この物語はずっとずっと放送委員になりたかった女の子とちょっとやんちゃな男の子がとても楽しい校内放送をくりひろげるところがおすすめです。
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放送委員になった私だけど、放送委員になった仲良しなきりちゃんと一緒に昼の放送にあと一歩というところで一緒になれなかった!
しかもうるさい男子と一緒になって邪魔されるばかりでせっかくの計画が台無しに!
最初はうんざりだったけど...。
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図書館本。「めちゃめちゃ面白かった」との長女談。んなら、読まないわけにはいかない。4年生で希望していた放送委員になったかえで。タイプの異なるこうへいとタッグを組んでお昼の放送をすることに。軽いタッチと物語のスピード感が心地いい。