電子書籍
問題への向き合い方が変わりました。
2023/07/25 15:34
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投稿者:ぷっちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事で失敗したときに、「何が悪いのか」
と悪いところばかりに目を向けていたことに
気付かされました。
だからか、同じ失敗を何度も繰り返して、
その度に、私って本当ダメだなと
思っていました。
この本から、悪い部分だけに注目するのではなく、
この失敗から「どうなりたいか」
「どうなったらいいか」
未来の目的を決めることの大切さを学びました。
悪いところ探しに慣れているのもあり
未来に目を向けることに慣れてはいませんが、
以前よりは、
「じゃあ、私はこれを受けてどうなりたい?」
と頭の中で考えれるようになりました。
おかげさまで、失敗も減りました!
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一人一人、価値観、物の見方、考え方が違う事を前提に、他者とは考え方が違うんだという内容が、気持ちが楽になりました。そして、相手の見ている世界に寄り添うという考え方も分かる気がしました。
嫌われる勇気、幸せになる勇気、を先に読んでいたから、内容が凄く分かりやすかった。
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アドラー心理学の哲学・理論・技法がとても分かりやすく示されている。そこに前野先生がエビデンスベースの現代心理学の視点で問いを挟むことで、実践の中で具体的に役立つことを目的としたアドラー心理学の特徴が際立っていく。平本氏の豊富な経験と実例から、日常生活の中での活用イメージが湧いてくる。すぐ試してみたくなる本です。
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アドラー心理学専門大学院を卒業、阪神タイガースの矢野耀大監督をはじめ、トップアスリートのコーチングや組織開発で実績多数のメンタルコーチ・平本あきおと、幸福学研究の第一人者、慶應義塾大学大学院教授・前野隆司が、難解とされるアドラー心理学を幸福学との対比でわかりやすく解説。ビジネス、教育、子育てまで、人間関係を“劇的に”改善する具体例を豊富に収録した「使える心理学」の決定版!
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この本は…すごくいい!仕事でも、プライベートでも、どのようにすれば社会全体が幸せになるかというヒントがとても具体的に書かれてある。必携し、自分が実践し、良かったところをこれから社会を担う人たちに伝えていきたい。アドラー的な「コミュニケーションの筋肉」をつけていくイメージで。
原因論ではなく目的論で考えるというのは目からウロコ。具体的例を挙げると、「家族に『家事をしてくれない』と言われ続けるのと『今日はありがとう』と言われるのと、どちらがやる気になるか」一目瞭然。yes butではなくyes andで話すと良い。原因論は正しさ追求、目的論は楽しさ追求。
組織における目的論は、「どんなチーム、組織になりたいのか」という目的(=強化したいところ)を決め、そこを指摘して、強化していくアプローチ。これは学級経営にも生かせそう。J•Y•パークはアドラー心理学の勇気づけの天才。
子供が失敗したときの3ステップ対処法もとても参考になった。①子供が失敗をする前の状態に戻す(例:お茶をこぼしたところを拭く) ②失敗によって誰に迷惑がかかったかを子供に確認し、謝るかを決めさせる。③同じ失敗を繰り返さないために「次からどうするか」を子供に考えてもらう。(どうしたらこぼさずにお茶を注げるか考え、やってみさせて、成功したら褒める。)これは職場で部下への対応にも応用できる!
子供の不適切な行動の4つの目的と対処法も興味深い。まず、子供に共感(相手の関心に関心を向ける)してから、こちらの希望を伝える(こちらの関心に関心を持ってもらう) 例:電車内で大声で騒いでる子供がいるとする。「楽しそうだね。どこかに遊びに行くの?それはいいね。でも、乗ってるおじさんたちからすると、ちょっと落ち着かないから、静かにしててもらえるかな?」こういった対応すれば、「これは迷惑をかけることなんだ」と気づくことができ、子供自身の考えで、周りを思いやり、不適切な行動を止めることができる。win winである。
先生に好意を抱いた児童が、授業中に騒ぐような注意を引くために始めた行動が、だんだん目的が変わってしまう。そのような不適切な行動への対処法①不適切な行動に注目しない。②適切な行動に注目する(悪さをしている子どもがおとなしくなったときに注目するという意味。教師騒いでる子供でも、時々おとなしくなる瞬間があるので、そこですかさず「そうやって聞いてくれると先生はすごく嬉しい」と伝える)③適切な行動している子供に注目する。(授業中に騒ぐ子がいたら、普通に話を聞いている子に注意を向け「聞いてくれてありがとう」と言う。こうすることで「悪いことをしない方が注目してもらえる」と伝える。)
性格に良い悪いはなくて、その人がよりその人らしいことが良い、と言う考えも共感。
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最近読んだ本で一番心に残った。
原因論と目的論、共同体感覚など、一見難しそうにみえるかもしれないが、学生でも分かりやすい言葉で書かれている。
幸せに生きる方法というか、これはマネジメントと子育ての本だなと思った。
何度も何度も読んで実践して自分のものにしていきたい。
平本さん、前野さんの違う本も読みたい。
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アドラー心理学は
哲学として共同体感覚、
理論として、創造的自己、目的論主観主義、対人関係論、全体論、
技法として、ライフスタイル、ライフタスク、勇気づけ、リフレーム、アサーション、早期回復
がある
共同体感覚は、自己受容、他者信頼、貢献感
幸福の4つの因子=自己実現と成長、つながりと感謝、前向きと楽観、独立と自分らしさ
主体的に行動している人は幸福度が高い
プチ成功体験=自分でしたいことを意識的に決める、実行したらできた、としっかり認識する
アドラーの目的論。どこから来たかではなくどこに向かうか。原因ではなく行き先。
目的論は心理学には無い視点。
原因論は悪いところを直す。機械ならそれでよい。目的論は良いところを延ばす。
尊敬や信頼がある場合は、原因論でも機能する。
yes but ではなく、yes and にする。
原因論は正しさ追求、目的論は楽しさ追求。
おやめください、ではなく、~してください、という。
原因論で原因論に関わると負の連鎖が起きる。
主観主義=一人一人の価値観は違う、という前提にたつ。
対人関係論=すべての問題は対人関係に由来する。自分の居場所を探している=人に必要とされる場を探している。
全体論=人間に本来矛盾や対立はない。要素還元論とは対極。
ライフスタイル(性格)×ライフタスク(課題)=行動
性格に良い悪いはない。その人らしいことをいう
=自己受容と幸福度との相関関係は強い
勇気づけ
叱るや褒めるは上から目線。
承認欲求は否定していない。
過程を重視した勇気づけ、結果を重視すると勇気くじき、になる。
地位財は勇気くじき、非地位財は勇気づけ、正論は勇気くじき。
幸せとビジネスは相反しない、一致する。
実践するとアドラー的筋肉がつく
ティール組織とアドラー心理学は似ている。横の関係、与えられた素材を組み合わせる。
瞑想とアドラー心理学似ている。
反応しない練習
悩みの原因は執着にある。無駄な反応はしないと決める。
求める心とは、7つの良く、これが満たされない想いの原因。
言葉で確認する=ラベリング=心の状態を言葉にする。
感覚を意識する=体の感覚を見つめる。
この二つが瞑想。
妄想をリセットするには、今妄想している、とラベリングすること、それは錯覚であると心の状態を認識すること。
わかったふり、はどうしてするのか=人間は判断すること自体が気持ちがいい。
仏教では正しいと判断しない、ことが正しい理解。
自信が欲しい、は不合理。自信は考えない。今できるコトを考えて行う。
体験を積む=見通しがつく。これを自信と考えている
反応しないことが最高の勝利である
欲も使いようだが、焦りや不安、不満が出ない限り。それを感じたら欲を捨てる。
承認欲求は妄想を作り出す。人生の目的がはっきりさせる。
嫉妬は、相手が原因ではない。根底には承認欲がある。そのために何をするか、を考える。
めざすゴールは、���高の納得。納得を目標にすれば、外の世界に振り回されることはなくなる。
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説明だけでなく対談形式もあり読みやすい。哲学や理論、技法の位置づけや内容もわかりやすい章立てになっていたと思う。具体例は教育や組織力に関するものが多く、子どもや部下のいる人にいいかもしれない。私は自分を改善したかったので、ちょっと目的にはそぐわなかった。
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心理学に興味が出て手に取った本
アドラー心理学
聞いたことはあったけれど
なるほど!
ということばかり
叱るも褒めるも上から目線
原因論より目的論(強化してほしい)
相手の関心に関心を
勇気くじきではなく勇気づけを
改めて普段の自分の行動を見返すと
アドラー心理学には程遠い
保育士としても
子どもとヨコのつながりであれるよう
言葉がけの仕方を
意識して変えてみようと思う
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昨年秋に適応障害になり、心理学の本を読み始めました。アドラー心理学関する本は「嫌われる勇気」「もし上司がアドラーだったら」に続き3冊目です。
アドラーの構成要素として、目的論、課題分離、共同体感覚、自己受容など色々なものがあり、最初の2冊では読了後になんとなく勇気づけられるものの、それらのつながりが分からず、結局何が大事なの?という疑問が残っていました。この本では、平本さんが対話の中でアドラーの構成要素の関係と考え方をわかりやすく教えてくれています。
本の最後に、読んでわかった気になってもしばらく経つと元に戻っちゃうのでは?という質問に対し、平本さんが練習量が足りないだけ(=練習すれば誰でもできるようになる)とおっしゃっているのが印象的でした。アドラーしかり、平本さんしかり、自分の環境や育ちに関わらず、「自分次第で問題は解決できる」という前提の考え方にとても励ましてもらえる本でした。また再読します。
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本書は、アドラー心理学の実践書である。「嫌われる勇気」などで、アドラーの理論の概要を学んだ後に読みたい本。アドラーの哲学、理論、技法がわかりやすくまとめられている。
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良書。アドラー心理学をビジネスや育児などで実践するための指南書として最適だと思う。「嫌われる勇気」よりもわかりやすいし、自分の考え方や言動に反映しやすいと感じた。メンタルコーチの平本あきお氏と、幸福学研究の第一人者 前野隆司氏による対談がベースなので読み易い。でも、個人的にはなぜか対談形式だと頭に入ってきづらいのは何故だろう。もう一度読んでみるつもり。
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幸せに生きるための人類の知恵を100年分詰め込んだ本ができました!阪神タイガース・矢野燿大監督のメンタルコーチと幸福学研究の第一人者が解説。52の具体例と仮想問題でビジネスから子育てまで人間関係を“劇的に”改善します。【目次】
第1章 アドラー心理学の基礎=共同体感覚と5つの理論(アドラー心理学は「どうしたら人は幸せになるのか」に注目する;アドラー心理学の中核は「共同体感覚」=仲間感 ほか)
第2章 アドラーの目的論は人も組織も幸せにする(原因論(⇔目的論)は“悪いところ”を見つけて直す
目的論(⇔原因論)は“悪いところの反対”に注目して強化する ほか)
第3章 「性格」の成り立ちと子育ての技術(性格を知る2つの技法「ライフスタイル」と「ライフタスク」;性格は4つの要素からできている ほか)
第4章 勇気づけとアサーションの実践例(褒めても叱ってもやる気を出してくれないのはどうして?;褒める・叱るが通用した時代と通用しづらい時代、どこが変わった? ほか)
終章 対談 アドラー心理学の実践とこれからの幸せな組織(アドラー心理学を日常生活で実践できるようになるには;ティール組織、アドラー心理学、幸福学から見る「これからの組織」 ほか)
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アドラー心理学の本を初めて読んだがとても理解しやすかった。また、子育てや職場での実践例も多々あり日常生活に活かせる学問という印象を強く受けた。
対話形式で堅苦しくなく読みやすかった。
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この本を読んで、自分に自信を持って行動できるようになりました。とくに原因論と結果論の話が印象に残ってます。