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久恒氏の図解本。2003年。図で考える、の達人の久恒氏がライフプランについて解説する本。ライフプランを立てるときに、自分の仕事や家族の環境、政治による周辺環境など、いろいろと考える必要があり、そのときに図解を用いながら考察することが良いと説く。10年単位で人生の計画を立案し、できなくても良いからやりたいことを書いていく。必ずしもやりきらなくても良い、という点に、変なストレスを生み出さない効果がある。また、有名な人をベンチマークしてその人をまねても良い。ちょっと考える上でも図解はわかりやすく有用なので、参考本として星4つ。
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《4コマ図解・読書録゛(ログ)》No.91
http://archive.mag2.com/0000255083/20091013010000000.html
久恒啓一【著】
『図解で考える40歳からのライフデザイン』
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ライフデザイン(=人生計画)をたてることの大切さ、楽しさを提案した一冊。
一年間をふりかえり、その先10年をに想いをはせ、決意を新たにしていくサイクル。
人生計画、おもしろそう。やってみようかな。
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20110703 図書館
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単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。2003年の本。
図解を進める久恒啓一氏に共感していたので、買ったと思う。
まだ37歳だったけど、とにかくライフデザインをと考えていたのだどう。
しかし、あまり参考にできていない。。。
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●40歳の時点で、私は「30年計画」というB4判1枚のペーパーを完成していました。これから30年後の70歳までの人生計画と呼ぶべきものです。55歳までの15年間は充実期、70歳までは飛躍期と名づけています。50代を迎えて振り返ってみると、この計画がその後の人生の方向を決めたといっても過言ではない気がします。やりたいこと、将来の希望、目標などを紙に書いて自分自身に明らかにすることが、今になって、大切だと改めて感じています。
●人生の長さは50年から80年にのびました。昔の人は時間が短かったから、一つのことしかやれなかった。したがって一つのことに打ち込むのがよしとされた。しかし、これからは単一のことばかりやる生き方では危険です。もし時代が変わったら、世の中のニーズが変わったら、新しい技術が登場したら、職場が変わったら、勤めていた会社が倒産したら、一本足で立っていたら、おしまいになります。人生80年の時代は、長くなった分だけ問題や苦労も多くなり、危機管理が必要です。どっちに転んでもよい、二本足、三本足で立てる人生に組み替えなければなりません。とりあえずは一本足でいくけれども、並行して二本目の足を育てておく。定年になってからあわてて二本目を育てようとしても、間に合わないのです。この本は自分の能力の第一領域(本業)、第二領域(趣味・副業)という考え方を提案しています。
●私は毎年、年末のに毎年の計画表の点検をします。どのくらいクリアしたかと自己採点します。けっこういけたものもありますが、進捗率が半分以下のものもあります。しかし、そういうことがあっても、私はまったく気にかけません。野球と同じで三割打てばよしとしましょう。
●知行合一・・・古代中国の王陽明の思想の根幹。それまでの儒教の伝統的な学問は、格物致知といって、ものの理をとことん究めるという考えが主流でしたが、それに対して学んだ知識は実行しなくては意味がないという考え。ビジネスマンの40歳からの生き方ではこの知行合一という考え方がぴったりです。これまでやってきたことを「知」に換え、それを「行」し、その結果を再び「知」に繰り入れて「行」するというふうに転がしていくのがいいのではないでしょうか。
●養老孟司先生は学生から「自分探し」はどうしたらいいのですかと聞かれるが、自分は変わらないと思い込んでいて、やたらに外から情報を求めるが、自分が変われば情報も変わってくる。情報は固定点にすぎないから、「まず自分が変わって情報を求めろ、とにかく動け!」というわけです。
●人生時計・・・人生80年を時計にあてはめると、30歳は午前9時、40歳は正午。午後3時は50歳。定年の60歳は午後6時。40歳のあなたはまだ昼の12時なのです。頭上には太陽がさんさんと照っています。まだまだ何でもやれるではありませんか。しかもこの時計は無意味に時を刻んでいくのではありません。あなたの意思によって時計の針の進め方を早くしたり遅くしたりできるのです。
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第1章では過去の人たちの生き方を紹介。シュリーマン、ゴーギャン、ヒューム、伊能忠敬、諸橋轍次、親鸞。
第2章では、インドや中国の人生の段階を基にして、人生80年時代の組み直しを提唱。
第5章では、本業以外の活動を紹介。小椋佳、堀田力、司馬遼太郎、梅棹忠夫、大前研一。
・「ライフワークの見つけ方」井上 富雄
・計画の項目:仕事、第2の活動、学習・読書、趣味、人脈、家族、資金
・計画表は、やりたいことを細大漏らさず書き込む備忘録、メモのようなもの。努力目標の要素も含む。手つかずに終わっても、傷つくことはない。