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前回の山女日記の続編だ。小生も若い頃随分沢山の山に登った。帰らずのキレットの手前で尾根に出た時物凄い小雨混じりの強風で立つことも出来ないそこで諦め中止した事があった。その後全国で沢山の遭難があった事を思い出した。本書の最終章はなんかグチみたいだなぁー
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山に登った人なら、懐かしく読むでしょう。田舎に生まれの36年間東京で勤め暮らし、帰郷した者にとってもともと山の中暮らしで、わざわざ山登りは、しない気がします。山登りの友人が本や番組を観て、喜んでいる姿が、妙にうらやましい気がします。
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女性の登山をテーマとした連作集の第2弾。
「後立山連峰」
「北アルプス表銀座」
「立山・剱岳」
「武奈ヶ岳・安達太良山」
の4編収録。
自分は、小学生の夏に毎年家族で御岳山に登って、山小屋に泊まってご来光を拝んでいたので、山登りの楽しさは理解できますが、その後は本格的な山登りをしていませんでした。
ですが、この本を読むと山登りは楽しいと思いだします。(でも、行ってないですが)
TVドラマで本作を原作とした「山女日記3」を見ましたが、1と2を見ていなかったことを後悔するような絶景でした。
こちらの小説はそれぞれ独立した物語になっていて、いろんな事情で後押しされて山を登る女性の物語としても楽しめるので、これからも続編を出してほしいと思います。
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五竜岳、立山、剱岳、燕岳、大天井岳、安達太良山
小説に登場する山々。一度は登った事のある山ばかりなので、感情移入しながら読むことができました。
決して楽に登れる山ばかりではないですが、山に登る目的は人ぞれぞれ。
どのお話も素敵でしたが、特に好きなのが「後立山連峰」
考え方や生き方も違ったかもしれないけど、イザって時に山仲間だからこそわかり合える部分があるんてすよね。
カニのタテバイ、ヨコバイ、合戦小屋のスイカ、大天荘のサングリア、くろがね小屋の温泉。改めて、山に登りたくなりました。
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初読。図書館。『山女日記』の続編ということで復習してから臨んだが、登場人物に繋がりはなかった(…多分)。続編ではさらに、山の風景や人物の感情の描写が繊細で深くなっていた。正直続編がここまでパワーアップしてくるのは稀少なのでは。登山者の背負う人生が本当に様々で、社会の問題とも深く関わっている。山頂に立つことで自分なりの答えを得ていく人々に賞賛を送りたくなった。
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山に登ったことがなくても、その場面、その時考えたことが想像できる!
五竜岳登ってみたいと感じさせられた。
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登山をする人々を描いた続編。
登山は日常とは異空間なのだろうか。
読んでいるだけで、非日常の空間に連れて行ってくれる。
出てくる登場人物たちは、何かしら胸に秘めたものを隠している。
日頃顔を合わせていたり、離れて暮らす親子だったり、関係は様々だけど、日常では伝えられない思いを、一緒に山に登ることで、伝えようと前向きになる。
山には何か秘めた力があるのだろうか。
そして、山で食べる食べ物がとても美味しそうでした。
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さまざまな悩みを持つ女性が山を目指す事が凄いと思う。剣岳なんかは、読んでるだけで日本でも有数の難所である事がわかる。苦労して山頂へ到達した者だけが、その時の凄い景色を見る事ができる。自分も山に登りたくなりました。
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登山したことのない人にも、素晴らしさがわかる本でした。
どの話も心に沁みます。
ホテルのオチが良かった。
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山を介して一度離れた気持ちが緩やかに繋がっていくストーリーに心が温かくなりました。今作は山が題材ですが、人同士が向き合っても心の距離が縮まらないのに、人以外のもの(得てして両者が大切に思っているもの)を介すると、何故か距離が縮まることってあるよな〜と思いながら読んでいました。
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堪能しました。百名山スペシャルでアルプスなどを登っているあの著者から、どうしてこんなに素晴らしい物語りが生み出されるのだろうと不思議に思えました。全くつまらない最低のTVドラマを先に観てしまいしばらく本を読むのを躊躇っていましたが、TV番組と本は全くの別物でした。山は素晴らしく登頂後の達成感は何物にも代え難いものですが、女はとにかく面倒くさいと改めて感じさせてくれた本でした。
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登山に興味無いけど、何故かこのシリーズは大好き。
色んな思いを抱きながら山に登る女達。
山はどのように導いてくれるのか、まるで今までの人生を辿って行くよう、、、
山に登る人にとって、たまらないんだろうな。
登らなくても山の魅力が溢れてる。
私が好きなのは食べ物のシーン✨お楽しみのおやつや大自然の中で飲むコーヒー☕︎
お話はどれもよかったけど
特に最後の手紙のやりとりはすごくよかった✨
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山女日記の続編
私は、登山仲間と、五竜岳も立山・雄山も安達太良山も登ったことがあるので、今作品は、すごく思い出深く読みました。
でも、私の登山仲間のリーダーだった人が5年前に膵臓癌で亡くなってしまった(T . T)
前年の登山の帰りの電車では、一生一緒に登ろうねって約束してたのに(T . T)(T . T)
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うまい!さらに進化。それほどの登山経験ないのに、山の素晴らしさの描写は言うまでもなく、登りの心理、“山男”の傲慢さ、見事に表現。同じコースを何度も歩いたが、その時感じながらも言い表わせなかった言葉がズバリ!小説としても大震災にコロナまで取り込むとは…創造の翼、どこまで広がるのか⁉︎
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山での想い出を回顧し、再び登山にチャレンジする主人公たち。心を浄化するような山頂で見渡す景色や澄んだ空気、草花の美しさが伝わってきた。登山の知識も挟み込み、登山したくなる一冊でした。