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アルセーヌルパンシリーズをほとんど読んでいないため、ルパンの人間関係がイマイチ分からないので、
楽しみは半減したかもしれない。
いつかルパンシリーズを読んだ後に読みたい。
ルパンと関わった平吉。。。
予測ついたはずなんだけど気づけなかった〜
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ルパンが好きでたまらないのに作品中の不合理な行動が気になる、そんな松岡圭祐先生は弁護をしたくなり一冊の作品を仕上げるのだ
自分の疑問を明智小五郎に仮託して非難めいた突っ込みをするが次々と真実で遣り込めるルパンの言葉は世界中のフアンにとって福音であるw
「アルセーヌ・ルパンと明智小五郎(黄金仮面の秘密)」の中で、ルパンは日本にいる探偵が失われた我が子「ジャン」ではないかと来日をした―すんごいネタバレ―
黄金仮面が世間を賑わせていた、その正体はルパンだと江戸川乱歩は明智小五郎より聞いて作品としますが、明智の推理の途中経過でしかなく、実態は来日したルパンは二年前に黄金仮面の姿で大島不二子を救い恋心を抱かせていたのを、ルパンの育ての親であり妻を殺害し息子のジャンを誘拐して自分の手駒にしたカリオストロ伯爵夫人ことジョゼフィーヌ・バルサモは気づいて日本での計画に役立てていたアイテム(黄金仮面)だったのだ
ルパンの愛弟子「遠藤平吉」が本作で生まれるが、現在TVドラマで探偵ロマンスに出演中の尾上菊之助が演じる住良木平吉は怪人二十面相ではないだろうか(´・ω・`)
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ひと言でいえば「何でもかんでも詰め込み過ぎ」な作品。
こういう作品を書くだけあってルパン作品も明智作品もすごく研究しているのは分かるし、そこにファンとしての愛情も感じるが、その想いが強過ぎたせいか色々な作品を詰め込み過ぎて重たくなり、面白さを損ねてしまっている気がする。
時代背景も正しく描写しようとしたため満州事変なども盛り込むハメになっており、ごった煮になってしまっている。
こういう作品の場合、ファンはシンプルに双方の知能と戦略を駆使した対決を読みたいだけなんじゃないかな〜と思う。
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著者の頭の中を見てみたい。
てんこ盛り過ぎるという人もいるかもしれないが、歴史的な探偵と泥棒へのリスペクトが詰まったオマージュに、様々な点と点がものすごいスピードでつながって行く。物語に登場する、黄金の仮面などの原作を読みたくさせる、挑戦的な高揚感のある一冊。
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昭和四年、実際にあった張作霖爆殺事件を絡め、時代背景も正確で、どんどんひきこまれていった。ルパンも明智もなんて人間味が溢れ魅力的に描かれているのだろう。2人で戦闘機に乗るところはワクワクした。黄金仮面の話はあったかどうか覚えていないので、昔、読んだ少年少女向けの本を再読したくなった。ルパンがサーカス団にいた平吉に手ほどきしていたところも微笑ましかった。のちに平吉が怪人二十面相になるというところも面白かった。続きはでないのだろうか?それにしても松岡さんの本を出すペースの早いことにはいつも驚かされる。