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加藤忠史/著
患者数の多さと社会生活への影響の深刻さにおいて、「うつ病」は現代を代表する病。本書では、最新の研究成果をもとに病の全体像を描きながら、治療について最低限知っておきたい情報をバランスよく網羅した。
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うつ病の診断までの流れ、最新のDSM-5の診断基準のほか臨床的な血管性うつ病や認知症前駆うつ病などなど。治療も薬物療法はガイドラインに則り、双極性障害や併用療法まで網羅。その他mECTや認知行動療法への記載もあり。一般の方がこの書からうつ病を学ぶはじめの一冊としては少し難解だろうか。医療者であればガイドラインを読むよりサクサク読み進められ、総論から各論まで学べる一冊。
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図が少なく活字がひたすら続くので、基礎知識を得るための入門書としては良くなさそう。しかし一般の人が最初に読む本でなくて、専門書と一般書の間の本だと考えれば、とても良い本だと思う。言葉いに加藤先生の誠実さが現れている様に感じられて、とても好感を持った。