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スタートラインに立ち行動を起こすしかない
持つべきは競争優位性
ちょっとした差別化が重要
大切なのは徹底した市場調査 新たなビジネスを始める時、その業界にはどんなライバルがいて、彼らはどんな競争優位性を持っているのかを細かく調べ、それを一覧化していくところから始める 青汁の例で言えば、値段・成分・どこの工場・広告に起用しているタレント・プロモーションはどうやっているか・どんな味か
おいしい青汁とネット上での広告という2つの武器があったからこそ、後発組なのに130億円という領土を獲得することができた
自分で考え、決断していくのが経営者だとすれば、私はそれが全くできていませんでした。"自分よりも年上だから"という甘い考えに絡め取られ、過剰にその役員に依存してしまったのです。それが失敗の原因でした。
「ピンチはチャンス」という言い古されたフレーズがありますが、東京に出てきて事業で成功を収めていく中で、私はこの言葉の正しさをひしひしと実感することになりました。
「くよくよしていても仕方がない」と自分に言い聞かせ、逆境を乗り越える為にすぐ前を向くことができた。それはいつも心の中で「ピンチはチャンス」だと頑なに唱えていたから。どれだけマイナスの事が起きても、絶対に揺り戻しの時がやってきます。マイナスの出来事は、未来へのエネルギーでしかありません。いつだって、ピンチはチャンスでしかないのです。
自分なりに研究を重ねつつ、徐々に商品を売るための仕組みを考えていった結果、ひとつの答えとして出てきたのが「何を売るかというよりも、ネット上でどれだけの存在感を見せられるか」ということです。
発信力を高めれば稼ぐ力は自然とついてくる
タイムラインには「ざまぁ」という言葉が溢れていきます。
ところが、それらのコメントを1つずつ読んでいるうちに、世間の人たちは他人が落ちぶれていく姿に並々ならぬ興奮を覚えるということに私は気付くのです。
そうして思いついたのが、「青汁劇場」という枠組みを自ら作り、徹底した転落劇を演じることでした。
お金持ちだった私が転落し、焼き鳥店でアルバイトを始めたら、多くの人が「ざまぁ」と言って喜んでくれるはず。
彼女に振られる様子をさらけだしたら「ざまぁ」と言って喜んでくれるはず。
女装して接客を始めたら、「ざまぁ」と言って喜んでくれるはず。
デリヘル嬢を自宅に呼んで、いざという時に勃たなかったら、「ざまぁ」と言って喜んでくれるはず。
このようなプロットを次々に考え出し、実際に演じることで、転落していく姿を徹底的に見せつけていました。
仮にこの時、真面目な顔しながら裁判の理不尽さを訴えるばかりだったら、誰も見向きもしてくれなかったと思います。
まずは恥ずかしさやみっともなさを全てかなぐり捨てて世間の人たちの目を引くような奇抜なことをする必要があったのです。
逆境があるからこそ飛躍ができる
マイナスの時期は、プラスの時期にに転じる前の助走段階のようなもの
マイナスの状況は「今」の状態を映し出しているだけであり、どこかの段階でプラスに変わる可能性が十分にあることを忘れないでください。
「ピンチの先に必ずチャンスが待っている」と信じれば、前に進んでいく力が出てくるはずです。
私は今、ピンチが訪れるたびに「この後にはどんなチャンスが待ち受けているんだろう」と考えてワクワクします。
今すぐ幸せを感じることができるたった一つのこと
湯水のようにお金を使っても幸せになれなかった経験を通じて分かったことがあります。
人が幸せを感じるために必要なのは、自分の人生に対する希望であるという事実です。自分の人生において、先の将来に何らかの夢があり、さらに希望があれば人は誰でも幸福を感じられます。
裏を返せばどんなに贅沢な暮らしをしていても、希望がなければ幸せになれないということです。
「未来に向かって成長できる」
「今とは違う将来がある」
こんなワクワク感を覚えた時、人の脳からは快楽物質が放出され全てに関してやる気が出てきます。その変化の過程で私たちは幸せを感じる。
大切なのはお金では買えないモノやコトに目を向けて、それを追い求める姿勢なのです。
「生き金」を使えば何倍にもなって戻ってくる
家政婦さんを雇い、家事の時間を夢やビジョンの実現に回すことができれば、より充実した人生が送れるでしょう。そういう意味では時間の効率化を図るためにお金を費やすことが、最も価値あるお金の使い方。
この世の中にいきている限り、時間の配分だけは公平。時間だけはいくらお金を払っても買えない。
人との比較に関しては、競い合って成長するために必要な事として、割り切って考えるようにしています。私たちが与えられた時間は、万人に等しく1日24時間。その中でライバルや同僚たちとの比較を行いながら効率的に時間を使い、より好ましい成果を得る為に行動していけば、必ず良い結果がもたらされるでしょう。そうして得た成果の蓄積が幸せや豊かさに繋がっていく。
私は絶対にゴルフをやりません。ゴルフはおじいちゃんになってからでもできるからです。それよりも私は、今しかできないことをしたいと思っています。
例えば、勉強。歳を重ねていくと脳細胞の劣化は進み、新しいことを覚えるのが大変になる。ならば、記憶力が衰えていない今のうちにできるだけたくさん勉強した方が間違いなく効率的。
お金には「死に金」と「生き金」があります。
私にとっての死に金はキャバクラやバーで使うようなお金のこと。そのお金を活かすことができません。
生き金とは、自分や自分の周りの人たちに何かを確実に残すために使うお金のことです。
脱日常のような体験をすると、インスピレーションを感じやすくなるというメリットもあります。それまで想像もしていなかったようなアイディアが生まれ、問題解決に繋がったりする。(自然の美しさに触れる、1人で旅行に行く)
発想力や決断力を養うには考える時間を定期的に持つ必要がある。そのためには生き金を使い、普段感じることのできない感性に触れ知見を広めていく。それを続けることで確実に成長を遂げられます。
いつも同じ場所で、同じ顔触れとばかり接していると、新しいアイディアを生み出すのは至難の技となる。都会にいて仕事ばかりしていても、頭の中は凝り固まっていく一方で柔軟な発想は生まれません。
「このお金を使う事で、自分にどんなリターンがあるか?」
お金を使う時は、このように自分に問いかける。
1つもリターンが見込めないようなら、間違ったお金の使い方をしている。
常識と世間体を捨てた人には笑えるほどの成功が降ってくる
最速で成功する方法はブランディング力を高めること
ブランド品を身につける事で得られるビジネス上のメリット、相手にインパクトを与え、その後の交渉を有利に進められたりした。
ビジネスは市場を奪い合う戦争、その中で有利なポジションを取ろうと思えば、相手を怯ませる工夫が不可欠。
自分の知名度が上がっていくにつれ、ブランド品のパワーより知名度の方がはるかに勝るように
知名度それ自体がブランド
チャンスを逃す人と生かせる人の違いは、優先順位
成功を手にしたいのであれば、転がり込んできたチャンスにはどんな事があっても全力で食らいついていく貪欲さが必要。これは好機だと思ったら、すぐに優先順位を入れ替え、目の前のチャンスを掴みにいく。
優先順位はどう決めるか、期待値という視点を取り入れる。
この予定をこなすと、自分にどういうメリットがあるか
この仕事は自分の成長に繋がるか
先約よりも大切な用件が急遽入ったら、相手に頭を下げてでも予定をずらしてもらう方がチャンスを無駄にせずに済むケースも
自分の人生にプラスになりそうな食事会に招待されたら、先約があっても柔軟に優先順位を入れ替えて、その場面でより優先させるべき物事に時間を費やすべき
成功のためにはなりふり構うな
打算は決して悪い事ではない
ガチガチの価値観に縛られた人達が日本に多いからこそ、そこからはみ出した瞬間、大多数とは異なる特別な存在に昇華でき、簡単に成功を掴めるというメリットがある
日本に昔から存在する非効率で不合理な習慣を横目に、自分だけ徹底的に合理性を追求していけば、驚くほど簡単に他者との競争に打ち勝ち、成功を手にすることができるはず
固定観念に疑問を持たず、異議を唱えずどうしたら成功するかと考えても、壁は打ち破れない
古い枠組みの中に閉じこもったまま成功を収めるのは実に難しい
ビジネスは戦争。中身に泥臭さがなければ経営者としては成功できない
ビジネスで成功したいのであれば、回り道をしないこと。ビジネスは泥臭いものもいう事実を受け入れて、とことん貪欲になる。それが成功を手にする最短距離。
周りの目を気にせず、目的に向かって一目散に走れば、領土を素早く獲得できる。
社会貢献などの綺麗事を述べるのは、大成功を収め、不動のポジションを得てからでも遅くない。
挑戦しない人には永遠に成功はやってこない
成功をものにするには、挑戦することが欠かせない。それまでの固定観念をビジネス突き壊し、新たな挑戦することなしに大きな成功は望めない
挑戦すれば勝てる確率が高いのに、失敗を恐れて挑戦を避ける人が多い。何かに挑戦すること自体をリスクと捉え、否定する空気がある。
そうした社会だからこそ、競争が激化しない環境が保たれ、挑戦しさえすれば簡単に勝てる
挑戦する人がかなり少ない社会では、思い切って挑戦さえすれば、挑戦をしない者たちを押しのけて成功する確率は高くなる。
周囲の人が同調圧力に萎縮してるのを横目で見ながら、人と異なることを恐れず、自分を周りから切り離して一生懸命努力する。
成功を掴むためにもう一つ大事なのは執着心(執念)
少数派であることは強力な武器
世間の大多数の考えに逆行すればするほど希少価値はどんどん高まり、それが武器になる
10年後、「あの時何をやってたんだ」と後悔しない為に、今この瞬間を無駄にせず、1秒1秒を大切にして前に進んでいくしか方法はない
ゆくゆくは誰かにお願いするにしても、一度は自分で手を動かすのが大事。まずやってみないことには何も始まらない。ある程度やった上で苦手だったら誰かに任せる。
たとえ精通するまでに至らなかったとしても、一度試してみたという経験が後に活きてくるケースが多々ある。大切なのは、稼げるかどうかだけを基準にして物事を判断しないこと。
最初の挑戦で失敗してもめげる必要なない。むしろ、挑戦したから分かること、失敗したから分かることが増えるのでプラス面の方が多い。
大切なのは一度の挑戦で諦めないこと。そこで諦めたら失敗した事で培った経験を全て無駄にしてしまう。これこそ真の失敗。
スモールビジネスから始める。失敗してもダメージは最小限で、ビジネスに関する経験は積める。
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立ち読みで流し読み。
時を稼ぐ男、というタイトルが秀逸。
経営者としての時間効率の最大化=時を稼ぐ、ってことなのかな
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内容は、よくある自己啓発的なビジネス書。時間とお金を大切にして、まずは行動しよう、というもの。
エネルギー補給として、この手の本を時々読むのも良いと思います。
青汁王子のことは、ほとんど知らなかったので、成功するまで・逮捕・現在、一通り知ることができました。誰かが「ここが儲かると思ったら、一点集中で頑張るタイプ」と言ってたけど、まさにそういう人なんだなと思いました。
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青汁王子こと三崎優太さんの本
ファンなので読みました。自己啓発系の本。
頑張ろ〜という気になりました。
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ピンチをチャンスに変える。何が何でも結果にこだわる。その信念をほとばしる。そんな本である。
自分の恥部をさらす。手段は問わない。その覚悟がヤバい。
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後発組には、先行企業が提供している商品やサービスをじっくりと比較検討し、彼らがそれまでコツコツと築いてきたノーハウをごっそり、見習えると言う大きなメリットがある。これを行った上で、+ αの価値を加えれば、競争優位性を高められるはず。
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青汁王子の伝記と自己啓発を混ぜた感じ
読みやすくてあっという間に読めたし個人的には面白かった
自己啓発本としての新鮮味はないが、結局大多数の人が分かっていたとしてもやっていないことをやった人が成功するんだなあって勉強になった