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2021年東京オリンピック・パラリンピック
選手関係者資格認定証 エラー率0.4% 2.3億回/秒
2001年9.11テロがきっかけ
ICAO標準 パスポートのICチップに顔写真データ
写真から特徴量を抽出したデータにする
他人受入率と本人拒否率も低く
ISO原則 不可逆性、リンク不可能性、取り換え可能性
エラー率0.3 でスタート 2人へ削減
NIST 2009‐10年 トップ プログラムを預けテスト→エラー率0.3%(2位2%代)
発表会 20年前の高校生の自分との照合
FEVT2013 トップ FIVE2017 トップ 動画エラー0.8%(2位3.6%)
世界一を維持 マスクありでもマスク部分をカットして認証
コントロールできるか?できないか?
重要なことに注力 最善を尽くす スピードを重視
自分の仕事のアルゴリズム検討
アルゴリズムの進化の流れを読む(プロセッサー、学習データサイズ)
アルゴリズムの細部にこだわる
やるべきことを怠わらない
マルチモーダル認証
NEC 指紋、指静脈、虹彩で世界トップ、 声、耳音響
顔×虹彩(左右)=100億分の一の誤認率 世界全人口をカバー
個人向けに最適化したサービス
がんの顔認証 発見率98% 偽陽性率1% 2021年 製品化
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顔認証って何?と思われてる方は第2章と第4章を読めば何となく答えは出ると思います。
しかし、本書の醍醐味は NECに顔認証技術で米NISTベンチマーク6連勝をもたらした筆者の苦悩とビジネスパーソンとしての心得が書かれた第3章「世界との戦い」にあります。
ここと、「おわりに」を読まれることで著者が一番書きたかったことが見えて来ます。
NECで最年少フェローとなった方の奮闘を是非読んでいただきたい。
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necの顔認証に関する書籍
マルチモーダル(生体認証の併用)
顔認証、指紋認証、虹彩認証、声認証、静脈認証の複合活用により、セキュリティレベルを分けていく
従来の知的認証(pw)、所有物認証(鍵、カード)から、生体認証により社会変化が大きいと感じた
観光分野、医療分野、移動手段、オフィス・・・
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あまりにつまらないので半分くらいは流し読み。
技術的な裏付けに関する記述に乏しく、あるとしても一般的な内容ばかりで、あとはNECの成果の自慢と抽象的な理想論。
他と比べてテクニカルに何が違うから優れているのか、課題を挙げるとすればなんなのか。
それがないとうっすい話か嘘くさい話にしか聞こえない。
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顔認証技術に関して物語的に知ることができる。数式は一切出てこない。苦労話に近い。しかし、20年程度取り組まれており後発の参入は厳しそうな技術だ。AIも合わさりさらに発展が期待される。
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生体認証、特に顔認証について、背景から簡単な仕組みまでかなり噛み砕いて分かりやすく記載されている。実際の技術面はもっと深い理解が必要になるものと推察できるが、業務観点で顔認証を捉えるには十分な整理が行われており、NECや今岡氏のこれまでの軌跡も含めて楽しく読めた。
顔認証で達成する誤認率などはかなりハイレベルになってきており、認証セキュリティという意味では申し分がない一方、課題は生体情報を以下に保護して活用するかにあると感じた。生体情報の暗号化などがあるものの、取替の効かない個人情報という意味ではかなり安全な保護の仕組みを確立しないと一定の反発をくらってしまう。