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北極での極限サバイバルをリアルに描く。限られた登場人物で、ある意味閉鎖空間での追い詰めれていく心理が非常によく描かれており、刻々と変化していく事態での緊迫感も十分味わえる。映画を観ているようななかなか面白い一冊。
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人は、生死に関わる困難の前ではどんな状態になるのかがわかる。
諦めるのか、最後まで望みを捨てずに仲間とともに協力するのか…
それ以上にこれは、救出に乗り出したものたちの人間のモラルに従ったものだということばに感動した。
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北極の基地で核実験に巻き込まれた7人のサバイバル。
ほとんど前段がなく一気に佳境に突入し
これはテンポよく読めそう♪と思ったが
そこからの膠着状態が長く
最後は急に畳まれ、それぞれの後日談が気になったまま。
[図書館·初読·10/7読了]
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北極で海底油田の探査チーム郷田たちがソ連の核爆発実験による氷床崩壊に巻き込まれる。米ソ国家間の駆け引きに翻弄されながらも懸命に避難する彼らを救ったのは国家の思惑とは無縁、人としての良心や矜持を持った人たちだった。希望を捨てず戦い続けた彼らに喝采を!
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北極圏での核実験、天然資源の利権、そしてそれに纏わる国家間の謀略陰謀…。
中々興味を惹かれるシチュエーションと、このご時世に国名を伏せないリアルな描写が緊迫感を底上げする。
映像化したらずっと車内と真っ白な単調な画になりそうだし、本作も中弛みというか変わり映えのない展開が続く。
終盤に一気にスピード感が出るので、ちょっと我慢すれば骨太な極北冒険を堪能できるだろう。