紙の本
面白かったです
2021/12/07 16:28
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投稿者:ぼちぼち - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学の新歓コンパで新入生が急性アルコール中毒で死亡。その場にいたサークル員は自分達の将来を考えて無理矢理お酒を飲ませた事実を隠蔽して事故に見せかけた。その一年後に死んだ新入生の実家で一周忌法要が行われ、それに参列したサークル員達は一人・・・またひとりと殺されていく。全員にアリバイがあるなか犯人は誰なのかとお互い不信感を募らせていく。先が気になり一気読みでした。ミステリー性とグロさも満足。著者が得意とする精神が壊れた人間の描写はさすがでした。
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大学サークル「ヒートウェーブ」の新歓コンパで起こった、新入生の死亡事件。保身のためにその死を事故に偽装した部員たちのもとに翌年届いた、一周忌法要の案内。罪悪感を抱きつつ法要に参加した部員たちを襲う謎の殺人鬼の恐怖を描くサスペンスホラー。
まあ部員たち全員を責めるのは酷かもしれませんが。だけど、やはりそれはやっちゃダメなことだよね。そして彼らを襲う惨劇。当然これは復讐なのだということがわかり切ってはいるけれど、それでもここまでやるか!? というのが衝撃でした。いやいや、あまりにあまりでしょ。これほどのことをされるほどの罪とは言えないんじゃ、と思っていたら。
いろいろと思いがけない「真相」にぞくりとさせられました。スリルたっぷりの中盤展開も充分に怖かったけれど、このラストもとんでもなく怖い。この狂気にはもう勝ち目がないよなあ……。そうか、被害者の側からするとあの人の罪がひときわ重く感じられてしまうのか、ということも怖くもあり悲しくもありました。
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サークルの新歓コンパのパワハラ飲酒による殺人事件を、被害者が岡山の寺の一人息子で跡取りであることと、津山三十人殺しの都井睦雄に無理矢理こじつけて、さあ怖がってくださいと言われてもねえ。すべてが中途半端で全くストーリになってない。
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私立名門大学のサークルの新歓コンパで、新入生が急性アルコール中毒で死亡。メンバー達は、保身のために死因を偽装する。一年後、法要の案内状が届く。
いまいち乗り切れないまま終わってしまった・・・。
ミステリかと思ったけど違った。
さくさく人が死ぬ。
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大学のサークルの新歓コンパで一年生部員が急性アルコール中毒死。八人の部員は事故死を装う為に遺体を海に捨てる。一年後、一周忌の法要の案内が岡山の実家である寺から届く。寺に赴く八人に地獄の制裁が待ち受ける。殺戮の恐怖、一族の怨念に背筋が冷たくなった。血を引いたもの者以外は寺を継ぐことができない都睦寺の掟が因果応報としてこの復讐を起こさせたのか。犠牲者は戦前の同じ地で起こった殺人事件と同数の33名。怨念を鎮めることはできないでいた。仏罰では説明できない何かがあった。後継者とされる10歳の子供にゾッとする。
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描写のわりにはグロさも怖さも感じず
それぞれの言い分にももっともだと思えるところもあったけれど
誰にも感情移入できなかったし
なんか全体に上滑り。
[図書館·初読·1月25日読了]
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B級感あり。
表紙は怖い。内容は怖いというより自分の理解の範疇を超えることに対する気味悪さが強い。
血筋がそこまで大事なのか。昭和初期でもないのに。
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リカシリーズがまだ途中なのにこちらを読破。インスタで著者本人がちょいちょい画像を上げておられ、知らぬ間に刷り込まれていたようだ。
まぁタイトルと装丁、帯から見て分かるように能面を付けた鬼が1人また1人と次々と残虐な復讐をしていく。そもそもその恨みをかったサークルの大学生達の行動がまずいんだけど。新歓コンパで標的になった新入生が、飲まされ過ぎて急性アルコール中毒に。そこで部長ら他のメンバーは隠蔽しようとしてその彼を海に…。その一周忌法要で集まった面々。そこで惨劇が起こる。実はその法事が行われた村は、過去に大量殺人事件があった。
まぁなんだろ、深みはない。B級感プンプンのスラッシャーホラー。ホラー映画でもよくあるよね。このB級感。そんな感じ。
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サークルの新歓で無理やり酒を飲まされた一年生がアルコール中毒で死亡→みんなで共謀して海に落として事故死に見せる→一年後の一周忌に招待され山頂の寺に行く→どんどん殺されていく→橋も壊され孤立→どんどん殺される
途中金田一少年の事件簿か!って思いながらも あるあるすぎて逆に楽しめた笑
最後も全員殺され救われない展開で終わる。
みなさんの評価はかなり低いですね。
確かにおすすめする本には入らない。
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新歓コンパで酔い潰れて死んでしまった新入生の諸井を事故死に見せかけた「ヒートウェーブ」の面々。そして一周忌で集まった諸井の実家の寺で起こる惨劇。
うーん、なんか巻き込まれた村のメンバーもそんな理由で殺されるのかわいそうだし、最後のオチ?もなぁ…。
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村人一致で惨殺するとかありえん。しかも関係なしの村人まで、村を出ていったから死んでもいいみたいな。。
一人ひとりのキャラが覚えにくくて、急に名字で出てきても誰だか分かんなかったし。相関図も入ってこなかったー。
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大学サークルの新歓コンパで無理矢理飲まされ急性アルコール中毒で死んでしまった諸井。メンバーは保身のために死因を偽装する。
ホラー大好き。
田舎の古い因習とか大好き。
一気読みしました。途中何回か登場人物多くて混乱したけど、、 https://t.co/Gv8nGkhF3T
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1日で読んでしまった。正直、ワクワク感もなければ、ただ残虐な描写を並べただけの薄い感じがする。途中から展開が読めてしまったのでああやっぱりという結末だった。伏線ももうちょっとうまく出してくれたら良いのにと思った。いろいろ設定にも無理があると思った。240ページちょっとでそこまで期待はしていないけど、横溝正史シリーズのような田舎の悪き習慣の悍ましさも感じられなかった。
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岡山の山間の古寺、昔あった大量殺人の歴史、村の因習、降り続く雨と怖いもの勢ぞろいでワクワク。ちょっとグロい描写もあるけど、内容がめちゃくちゃで(いい意味で)重くなくスプラッター映画みたいな感じで楽しめる。最近、重めの本が多かったので息抜きになりました。
めちゃくちゃの極めつけがラストの御前様の完全に頭がイカレてる話と双子の孫の行く末。ここが一番の気持ち悪いポイントかも。
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『新歓コンパ…ちょっと飲ませ過ぎただけなのに…』
急性アルコール中毒で亡くなった新入生を、自己保身のために事故に見せかけようとしたサークル仲間たち。そこから、地獄のような復讐劇が始まる!血がほとばしるホラーが苦手な人は、決して読まないでください…