紙の本
歴女なら一読を
2015/11/10 13:02
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投稿者:たこやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代、主役が菅原道真と在原業平の最強バディーという設定が歴史好きにはたまりません。ひとつひとつの事件は読み切りですが、全体を貫く太い軸糸のようなものがあり、今後の展開が楽しみです。
紙の本
貴族というやつは…
2015/10/29 12:29
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投稿者:とっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代を舞台に、菅原道真と在原業平が実は知り合いだった! という設定で繰り広げられるお話、第4巻。
相変わらずの道真だし、業平ですが、平安時代の貴族の関係もドロドロしていて、その辺りも見どころです。
それにしても、灰原さんの表現は素敵ですね。若い人は若々しく、壮年は壮年らしく、ジジイはジジイらしく。読みごたえがあります。
電子書籍
面白い!
2023/11/16 16:02
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投稿者:本が好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
連載開始から10年ほど経っているようなのですが、初めて読みました。絵に惹かれて読み始めましたが、内容がとても面白く、もっと読みたいと思いました。
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伴大納言の夢
2019/02/16 14:44
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投稿者:有理 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伴大納言の夢の話が良かった!
少将様の災難の話も楽しい。
道真を誘って宴を開いた業平の意図が気になります。
一つ一つは独立したお話でも、少しずつ絡み合って大きなうねりになりそうな予感。続きが楽しみです。
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小さな謎や事件と平行して見え隠れする菅原家の陰謀。塩釜の席では、道真は言いたい事を言っちゃって危なっかしいなぁ。そんな性格だから将来大宰府流罪になんぞなるんだよなあ。藤原常行の言う『夜目が効き過ぎると…』は、まさに暗示のようです。
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ついに伴大納言でてきた。
次巻、物語加速?
・業平さん受難の話
道真が解決。姫は初心ではなかった。
・業平さん主催の塩焼きの宴
反藤原の集い?道真は相容れない。
伴中庸はどう関わってくる?
・百鬼夜行?
人の仕業でした。藤原常行との出会い。
基経のカゲと宣来子の父・忠臣の暗躍。
・山科宮の話
耳が悪く聞こえすぎてしまう宮様の苦悩。
・伴善男の夢の話
久々に業平さんと会う。悪夢がいい夢になって善男は決意を取り戻す。
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道真と業平様の仲違いとモダモダっぷりにときめかざるを得ない…!ツンデレ可愛いな道真。
新キャラ常行様も格好いい。
とか言って今回は最後の最後で伴善男の夢の話に泣かされたのでした。タツは今まで出てきた女性キャラの中で断トツ可愛いです泣ける…!
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1巻から一気に読んでしまいました。私の大好きな菅原道真公が主役とあっちゃあ、そりゃ一気にも読むわ。
平安時代ものって珍しい上に歴史的にもあまりヒーロー感のない(どちらかというと怨霊感?)道真&業平が主役ってどうなの!?と思ったけどなかなか面白かったし、もちろん自分的にはツボな配役なわけで。
平安時代一番のプレイボーイ在原業平がそれほどイケメンじゃなくておやじなのがいい!
道真公の性格がクールで現実的で、、、って自分の中のイメージとはちょっと違うけど、ちょー真面目というところは納得なので受け入れられた。
朝廷の貴族たちのドロドロもあり、藤原の横暴あり、で素敵です。
応天門の変まで行くのかしら?ゆくゆくは太宰府まで?
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「すぐ祟りだの障りだのいいますけど、そんなのはまっとくもってただの思いこみです。やましいところが自分にあるから復讐や恨みに怯えて神仏に頼るんですよ。」
「そうだな。。。だが、その思い込みが大事なのだ。どうにもならぬ時に、心を決めさせるのは、結局のところ、神仏よりも己の後悔や思い込みなのだ。」
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前巻の終わりで業平が「呪われている!?」となったところからの続きの4巻。
からの、一層闇に蠢くは異形の妖か、はたまたそれより恐ろしきは人の業か…。進めば進むほど濃くなる闇の根源には「権力」という泥がどこまでも続き、阻まれ飲み込まれてゆくのは1000年以上経った今でも変わらぬ底なし沼よ。
じわじわと絡みつく「権力」という名の異形たちに、業平は、道真はどう向かい合うのか。
人か妖か、どちらの闇もどんどん深くなって面白いったらない。徐々に密度を増す空気の合間に入る本郷先生のコラムが息抜きになってありがたい。
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業平が「呪われている!」と騒ぎ解決する話。
その後、道真が業平が主催する塩焼きの宴に招待するも喧嘩し仲違い。
仲違いしたまま百鬼夜行を解決?
そして白梅の元同僚の皐月が使えている盲目の僧侶にしか聞こえない笛の音の招待を暴きます。
そういえば単独で解決しちゃった回ですね。
だから物足りないのか…。
そして最後は夢見の悪さに悩まされる善男の頼みを解決するために業平が頭を下げて頼み道真が解決し、仲違いも解消します。
人間関係を極力避けようとする道真が「人と関わらないなんてできない」と言うのは何だか面白かったです。
白梅も皐月も主人思いのいい人だなぁ。
道真のツンデレ具合も可愛かった!
大の大人に頭下げられて仲違いを解消するシーンはお互い年相応な感じで微笑ましいですね。
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道真が人とのコミュニケーションについて考えるときがこようとは…(笑)
道真の周りは、無自覚に女子のほうが強いようで、みていてほほえましくてかわいいです。
ときつらさまイケメン…。
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本巻で印象深いエピソードは、第十七話「在原業平、京にて塩焼きの宴を催す事」。
前巻の水脈探しのエピソード同様、市井の民と道真が関わる一話となっています。
いわば「下賤の者」に何が起ころうと、離れたところで手も差し延べない貴族どもに対して、道真は静かに罵ります。
「目の前の民一人のことも救おうとせず世が政がとは片腹痛い」
前巻を読んだ今だから思うのですが、これも道真の無力なる彼自身への怒りの表れなのでしょう。
読者としては、「頑張れ!」と声をかけるのもおこがましく、歯がゆくもただただ彼の苦悶と葛藤を見ていることしかできません。彼の行く末に幸あらんことを!
その他、都大路を闊歩する百鬼夜行や道真の師にして宣来子の父・島田忠臣の怪しい動きなど、前巻からの続きであった業平受難のエピソードも霞んでしまうほど、盛りだくさんの巻でありました。
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宴の件が原因で仲違いする道真と業平だったけれど、結局大人の業平が折れて、それに対して若干拗ねる道真が可愛かった。自分が子供っぽいところも自覚していて、こういう素直な道真が好感が持てる。ところで昭姫は何者なのやら?
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道真の真っ直ぐさと業平の人たらしっぷりのバランスが◎。
生きてる人の方が恐ろしい系の話だけど夢のはなしなんかじんわりしてしまう。
歴史図表を手元に置きたい……!(出かかってるのに出てこないもどかしさ)