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鎌倉幕府滅亡~南北朝時代の歴史+ファンタジー物語!
時行と謀者党は、国司の横暴に挙兵した、
諏訪神党・保科弥三郎たちを止め、逃がすことが出来るか?
一方、鎌倉には足利直義が赴任。関東庇番衆と共に辣腕を振るう。
更に、小笠原貞宗も動く・・・いらっしゃい~我が館へ。
第26話~第34話収録。
・解説上手の若君・・・本郷和人による解説。面白い!
二毛作や食材、戦闘の話は目から鱗。
・SPECIAL THANKS・・・制作に関わる人々がスゴイ!
国司・清原信濃守の圧政に反乱を起こす、
諏訪神党・保科弥三郎たち。
そんな彼ら、死にたがりの武士を生きたがる武士に、
逃げ延びて生き延びる武士に変えるために、時行と謀者党は、
戦いに身を投じる。「軍」を一人でも多く逃がすために。
国衙近衛が現れた!時行は尻攻撃を入手した!
謀者党の男子たちは戦での経験値が上がった!
続くは、乱世の夏の諏訪で鯛を食べようミッション。
お茶らけているようで、しっかり鎌倉の情勢もゲット!
シリアスの中にギャグを織り交ぜる展開は、緊張と脱力の連続。
戦略の妙味が面白く、まるで戦闘シミュレーションの如し。
騎馬戦の恐ろしさもひしひしと・・・って、馬止めちゃダメなんだ。
鯛を食べようミッションは、当時の交通や食にも言及。
鎌倉に足利直義が赴任。関東庇番衆も登場。
敵フラグがビンビンと感じさせられる、面々です。
思えば「中先代の乱」まであと一年ですからねぇ~。
将来の室町、戦国等の時代に登場する者たちの先祖の名も、
あちこちに見出せるのが、興味深い。保科とか、武田とか。
そして、小笠原貞宗は長寿丸(時行)の正体を暴くべく、
館へ彼を招き入れます。時行対小笠原貞宗の、
言葉の戦の始まりは、次巻のお楽しみ。
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鎌倉幕府滅亡した後、後醍醐天皇によって信濃国を支配する国司と守護が新たに任命。北条派から天皇派に変わったことで、溜まった不満の末に起きた戦争を止めにゆく時行一行。面子のために死ぬことを選ぶ保科党の武士たち。蜂起するときの戦力を温存するためにも、彼らの説得は必須事項です。
大半の人間は人が潔く死んだかどうかに興味がない。
興味がない、か。潔く死ぬことができないからではないかな。むしろ潔くでも、見苦しいでも、死ぬという行為を大半の人間は選ぶことができないから、こうであって欲しい、こうでありたいという願望がより多く乗った死に様が後世に伝わるのではないだろうかなぁ。そもそも望んだ死に方を選ぶことのできる立場というのは上流階級な訳で、多くの人間は降り掛かってきた災厄に対抗できずに死んでゆくのが多かったのではないでしょうか。だからこそ、多くの情念が宿った事例が後世に伝わっていったのだと。その例に自分達もあやかりたい、という希望が、眼前の死という絶望から逃避させて時行曰く身勝手な死ということになるのでしょう。
「逃げ上手」な時行からすると、理解のできない思想。ただ、いつかどこかで逃げずに立ち止まらないといけない瞬間は訪れるはずで、その時にどんな判断を下すのかが興味のあるところです。なんでもかんでも逃げ出す人間であるならば、この物語は成立しないのですがね。
川中島を舞台に戦場は繰り広げられます。国司の清原信濃守を霧中から単騎襲撃した場面は、後世の第四次川中島合戦オマージュということで。信玄と謙信のあれです。この名場面は、どうしてもSD戦国伝が思い出されて仕方がない。子供の時にこびりついた衝撃は強いものです。
巻末に解説上手の若君という企画で、時代背景を解説しているページがあります。4巻の武士の名前の変化についての解説がわかりやすくて嬉しい。
こういうちょっとしたことも、歴史好きの少年少女が増えるきっかけだったりするんだよなぁ。近くにそれに応える大人があればさらにいい。
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どこから突っ込んでいいのかわからない程の
コネタ満載。
いんや〜面白かった。
あんだけふざけてるのに怒涛のド迫力。
ps直義様〜サインして〜
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4巻。もう4巻か~
死んで花実が咲くものか、という考えが昔もあったのだろうか。いや、あったんだろうけど大っぴらに言えない考えだったんだろうなぁ。まぁ赤穂浪士も自決だし、曽我兄弟も討ち死にだし、昔の英雄譚は大体死んで終わってるものなぁ。
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庇番衆物販で直義様グッズ買いたい…
単行本限定小ネタも満載で、本誌で読んでいても新刊が待ち遠しくなるのです。
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敵戦力を見ていると無理ゲー臭がすごい。どうやってまとめるのかが楽しみです。
鯛の刺身が美味しそうでした。
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亜也子さん可愛い。笑顔がすごく可愛い。
騎馬について、その強さを分かりやすく説明されていて面白かった。まともにやりあったら歩兵に勝ち目はないよなー。
鯛がおいしそう。熟成された鯛も好きだが、私も新鮮な鯛の方が好きだなあ。
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直義とそのチームがカッコいい系になっている。
この漫画は、どこまで書くつもりなのかな?(中先代で終わり? その後の、南北朝や、兄弟対立まで描くのか? 暗殺教室の時のように、連載期間に応じて終わり方を何種類か想定しているのか?)
それによって直義の立ち位置は変わってくると思うが、敵役が全部雑魚キャラでは無いのは良いこと。
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本編がおもしろいのはもちろん、巻末の解説も、歴史苦手民目線で気になる部分を突いていておもしろい。
諱と通称の扱いの違いなど、ちょうど大河ドラマを見ていて引っかかった部分だったので、一緒に知ることができてよかった。
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【あらすじ】
後醍醐天皇が送り込んだ国司・清原信濃守の圧政に耐えかねた諏訪神党・保科弥三郎は勝ち目が無いと知りながら反乱の兵を挙げる。保科党を止めようと説得に向かう時行だったが、戦場で散ることを美学としている武士たちに時行の声は全く届かないまま、開戦してしまい…?
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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やっぱり出てきた変な人達という雰囲気になってきました。
ギャグとシリアスの緩急が良いです。
鎌倉殿見てるので時代は違うけど一緒に興味深く読める。
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この頃の感覚じゃ世代交代で若返るとかまだ27歳って感覚は本当にあるのかな?鎌倉時代の平均寿命は今と相当違うはずと思って調べたら24歳って数字が目立っていた。
現代にわかりやすいようにだとは思うけど、さすがに違和感ぬぐえませんでした。
話読みしかしてません。
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歴史モノとして楽しんでいるから時行の手下が活躍するパートよりも足利パートの方がテンションが上がって困る。
小笠原さんは小物っぽい見た目なのに大物感が出てきて憎めない。