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図書館の本 読了
ロサンゼルスに住む看護師メルは、救急救命医の夫を突如失い、人生が一変。
哀しみの果てに自分を誰も知らないところで過ごそうと、一年契約で医師を手伝う職を得て、カリフォルニア北部の大自然に抱かれたヴァージンリバーにやって来る。
ところが当の医師にはまったく歓迎されず、住まいもただのおんぼろ小屋。
せめてものなぐさめは、元海兵隊員のジャックが営む町唯一のレストランバー。
しだいにメルは町の人々と打ちとけ合い、そしてジャックに惹かれていくのだったが、ふたりには互いに簡単には越えられない苦悩があった……
都会っこのメルの奮闘記。
そりゃ住むところがきちんと整っていなくて、じぶんの車だと遭難しそうな地域からはそれは逃げたくなる。
でもそこに愛する人がいればそこがホームになる。
愛する人を亡くした後に愛する人と巡り会ったときの葛藤と罪悪感はメルの性格の良さの表れでもあるのよね。
捨てられていた赤ちゃんがメルの赤ちゃんになるのかと思って読んでいたけれどそうではなくて。
これ、ネットフィリックスだとシリーズで数話ドラマになっているみたいだし、シリーズは21巻まであるみたい。
日本でも次翻訳して出して欲しい。
メルとジャックの赤ちゃんが読みたくなります
Virgin River by Robyn Carr