投稿元:
レビューを見る
がんとバックギャモン
子宮体がん発症から世界3億人の頂点へ
矢澤亜希子
2021年12月31日初版第1刷発行
2024年1月6日読了
女性にしてプロバックギャモンプレイヤーの矢澤さんの自伝的な一冊。
バックギャモンとの出会い、がんの発症から闘病、そしてがんの抗がん剤治療による副作用と戦いながらのバックギャモン修行。そして2014年の世界選手権での優勝を書いた一冊。
バックギャモンの出会いでは、東京大学のバックギャモン研究会で、木原直哉さん(プロポーカープレイヤー)、片上大輔棋士(将棋棋士、七段)にも出会っており、そこでバックギャモンの腕を磨く。
また本書には森内俊之九段も登場しており、将棋ファンには「おお!」と思わせてくれます。
下北名人戦というイベントにも来ている(しかも森内九段とエキシビションマッチ)のを見たことがあり興味を持っていたので読んでみました。
あとがきでは、自分が話をしてそれを書き起こすいわゆる「代筆」は嫌だということで、本人の言葉で書いている事が分かります。そこは純粋に偉いなと感じた。それと、サラッと色々書いてあるけど精神力がメチャメチャ強い人であることが分かります。
サクッと読めました。