投稿元:
レビューを見る
不首尾に終わった捕物の責を負わされ、火付盗賊改役を罷免された雷蔵。元盗賊「匠小僧」や訳ありの剣の達人・六右衛門らと動き出したが……。 書き下ろし
投稿元:
レビューを見る
できの悪い兄のせいで 火盗改めの長官を首になった雷蔵
ここからが羨ましい状況
禄を減らされなかったので 家臣たちを養う心配がない
父親が長崎奉行の時の貯めたお金がかなりあるので お金の心配もない
気のはる仕事もなくなったので マイペースで伸び伸びと活躍できる。
鈴木英二って カビ臭くないお布団で寝られ
ご飯を食べられ お風呂に入れれば
もう本当に幸せ って他の本にも書いてある。
一番のご馳走が 鯖の味噌煮
そうそう こういう価値観が大事
固くてたいして美味しくないご飯にしょっぱい沢庵が三きれ
うすーい味噌汁しかなくとも ご飯が三杯食べられて満足できる。
なんていうのを読んでいると そう思って暮らすと
余裕のある世界が生まれるんだなあ!
と思いました。
話しは医者がらみで 長崎時代の知り合いの美人医者も出てきて楽しいです。
投稿元:
レビューを見る
兄の事件で、火盗改め頭をやめさせられた主人公だがその手腕を知る人からは事件の助けを請われることが多く、その名は留まることがない。
今回も、近所の人からの依頼が奉行所からの依頼と事件が交錯してゆく。
投稿元:
レビューを見る
火付盗賊改と、言えば、どの小説も、剣の腕がたち、情け容赦ないように描かれているのだか、この鈴木英治氏の描く この雷神!!!
人情味あり、剣豪なのに、寒がりと、身体の弱点も描かれて、親しみを沸かす!
今回の心臓が、えぐられ取られた死体から、事件発展!
五十肩の痛みをこらえならがら、昔の道場仲間だった不二世とも再開!
それに、安斎六右衛門も、出会う事になる!
女性時代小説に無い、剣の捌きや、鋭い動きが、
六右衛門と刺客との戦いが、中盤の252頁辺りに描かれているのだけど、その動きが、6~7頁続き、活字なのに、息を止めて、読まないといけない雰囲気を醸し出していた!
最後の雷蔵と三人の刺客との戦いも…
凄い迫力!
それなのに、最後の結末は、少しあっけなかったように感じる。
他の小説で、人の肝臓が、薬になるので、死刑になった咎人の肝臓を取り出して薬に…というような小説を読んだことがあるけど、心臓が、薬になると信じたこの小説の女性 今、議員内で、もめている宗教団体が、脳裏によぎりながら、本をとじた!
投稿元:
レビューを見る
鈴木先生の作中人物は好印象の人が多い
作者もおそら・・・
さて、江戸の雷神シリーズ2である
1を読む前に間違えて読んでしまった…
途中で気が付いたけど読み進めるところ
が自分です(´・ω・`)