紙の本
この本を片手に旅に出たい
2022/02/12 21:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
純喫茶を求めて旅に出る。
今までそんな発想なかった。
先代の想いを継承するため、微細な修繕をしながら昔の雰囲気を残して営業を続けている店主の方々。
掲載されている写真から暖かさが伝わり、昭和にタイムスリップできる。
見ていると行きたくなる。
そして国内にはまだまだたくさんの素敵な純喫茶があるのでは。
近所に純喫茶はないか、自ら開拓してみたくなる一冊。
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写真を眺めているだけでも様々な想像をめぐらせてしまうのに、添えられた文章によってより細かな情景の想像を掻き立てられました。
年季の入った椅子のクッションや少し煤けた壁のメニューの質感、ガラス越しの日だまり、店内を漂うコーヒーの香り…訪れたことのあるお店は記憶が鮮明に炙り出され、未訪のお店も私の脳内でイメージが立体的に浮かび上がってきました。
お店の背景、建物や調度品について等々…丁寧だけど冗長でない塩梅で著されているのが写真とのバランスが抜群で、非常に読みやすかったです。
読み終えたらすぐにでも純喫茶でのんびりした時間を過ごしたくなる、そんな素敵な一冊です。
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写真集の感想ではないですが、
熱海の「サンバード」が
特に魅力的だと思いました。
海を眺められる純喫茶って素敵...!
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写真集と謳っているだけあり、すべての店をフルカラーで見られる。こじんまりと古びた雰囲気で気づかず通り過ぎそうな外観。扉を開ければ、奥には細部まで店主のこだわりを感じる美しい空間が広がっており、外観と内観のギャップに驚かされる店が多かった。実際に足を運ぶなら、私はダークブラウンを基調とする落ち着いた雰囲気の店を好むが、写真として見る分にはどれも素敵。ひと口に純喫茶といっても雰囲気が様々で楽しい。
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昭和遺産、その通り。なかなか一見では入りづらいような喫茶店。味わい深いとも言える。近所にもあって、気になってはいるけれど、なかなか行くことのない喫茶店があるなあ、と読んで思った。