紙の本
マック33
2022/12/05 09:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドストエフスキーの代表作からロシアとは何かを考えることができるように思います。
投稿元:
レビューを見る
NHKのEテレの100分de名著「カラマーゾフの兄弟」の放送を再放送含め視聴し、カラマーゾフに挑戦した。
「白痴」、「悪霊」はこの数年で読了。
復習のつもりで本書を読む。
「白痴」。
ナスターシャは本当に囲い者だったのか?う~ん、考えたことなかったな。
ナスターシャは、ムイシュキンの許からロゴージンに「助けてちょうだい」と走り去る。周りを破滅に巻き込むロゴージンの熱情が、高校時分に読んだ時から強く印象に残ったが、亀山先生は無垢なムイシュキンがナスターシャが破滅へ追いやっていると指摘する。
僕は、この小説を読み切れていないんだろうな。
「悪霊」。
僕は、スタヴローギンのことも読み切れていないなと思う。悪魔のような虚無的な人間。
しかし、僕は、本書に書かれているエピソードを覚えていないんだな。少女マトリューシャの自殺も覚えていない。
「悪霊」を読み返した方が良いのかもしれない。
しかし、問題は「罪と罰」。
小学生のときに子供用の本を読んだきり。原稿用紙1,2枚の感想文を書いた記憶がある。「ソーニャは立派だと思いました」ぐらいの内容。さて、どうしようか。