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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
骨董屋銀杏堂の高田さんが話す冒険譚たち。
ふしぎなおはなしたちでいいと思います。
こんなお話をしてくれる人がいたら楽しいでしょうね。
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冒険する骨董屋さん!
12篇の物語があっという間でした。
最後のラクダに乗る高田さんの絵が本当に素敵。終わりなのにいちばんワクワクした瞬間!
装丁はもちろん、全ページの紙質が触り心地良かった。
ほとんどカラーの挿絵もとても綺麗。
作者の方が挿絵も描かれているので、まさにこれがこの本の世界なんだなぁと感じられました。
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私にとっては久しぶりの、数年ぶりに新しく見つけてすごく惹かれた児童書。
手に取って、ページをめくってみてふわりと香った真新しい本の、インクの、紙の匂いに、心が躍りました。
掌編がぎっしりとつまっていて、(児童書だと思ってよんでいるから、というのも勿論あるとは思いますが)さらさらとなんのひっかかりもなく自分の中に流れ落ちてきて、満たしてくれる感じ。不思議な世界とお話がすとんと落ちてきて、純粋に素敵だなぁと、何度も思いました。
「朝つゆのクモの巣ネックレス」「親指のんだくれ猿」「サバンナの逃げ水」「文字虫」「ぼたもちお手玉」そして「エピローグ」が私はお気に入りです。
読了直後の気分が盛り上がった状態で今これを書いていますので、自分にしかわからないレビューになっていること間違いなしですが、
作者様自身が描かれたイラストのその色合いや筆遣いが、この世界観をより豊かにしてくれているような気がします。
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骨董品屋の高田さんと仲良しになったレンちゃんがお店に並ぶ商品にまつわるお話を高田さんから聞かせてもらうという短編集。
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小学生のレンちゃんは、学校の帰りにいつも通るお店が気になって入ってみました。そこは、おばあさんがやっている骨董屋でした。そのお店にあるちょっと変わった、でもとても素敵なものたち。そのひとうひとつに不思議なお話が付いていました。そのお話をおばあさんに聞くのがレンちゃんお楽しみになりました。
絵もストーリーも甘いお話。
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ユニコーンの喉に抱えた悲しみのエメラルドの話がとてもいい。
堪えて抱えたものの美しさをそんな風に表現する人がいるのかと驚いた。
キャラ立ちは少し弱く、ありがちな設定ではあるし、話が内容の割に短くて入り込みにくいが、それを色鮮やかで美しい色合いの挿絵が補って余りある。
内容や長さからいって、就学前のこどもに読み聞かせするのに適する。しかし、児童文学に触れて来なかった大人だと手に取りにくいかもしれない、こども個体ではもっと手に取らない、
こんな本読みだけではもったいないなあ。
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レンちゃんが勇気を出さなかったら2人は出会えなかった。
レンちゃんが勇気なんていらないくらい大人だったら、高田さんはレンちゃんにしたようなお話はしてくれなかったかもしれない。
二人が出会えたのがこの時で良かったなぁ。
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なんだか大人っぽい、ってもう別に若くもないんですけど読んでてそう感じたのは、主人公のレンちゃんの目線で作品を眺めたからでしょうか。
「にしきごいのうろこ」「いなずまのかけら」「四つ葉のクローバー入りエメラルド」「朝つゆのクモの巣ネックレス」「サバンナの逃げ水」「文字虫」…
店主の高田さんがお店の品物一つ一つについてリンちゃんに教えてくれるお話はどれも不思議で、話に出てくる若い頃の高田さんも格好よくて…
骨董屋さんー銀杏堂の古めかしくてなんだかわからないけど、きれいな品物たちを、背伸びしてわくわくしながらもどこかこわごわ見つめているような、そんな気持ちになりました。
そんな「ものたち」を描いているからか、丁寧にそっと読まないといけないような気がして、息を潜めたまま読み終えていました。
イラストも内容とあっていてすごくいい、と思ったらどちらも著者によるものだったんですね。最後の手紙もすごく好き。
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あちこちで随分評価が高いので読んでみた。
不思議な物を物語付きで売る骨董屋というとマコックランの『不思議を売る男』が真っ先に思い浮かぶ。個人的にはマコックランの方が好きだが、ガーリーでキュートな感じは女の子にウケると思うし、作者が絵も描いているので雰囲気もピッタリ。カラーの挿し絵という点でも魅力的。
ただ色々読んできちゃうとエイキンの『しずくの首飾り』と比べてしまう。あれに匹敵する不思議で魅惑的な物語はちょっとない。そこまでの魅力は感じなかった。
でも初めて読む子どもはきっと気に入ると思う。クラフトエヴィング商会の本にも似たようなのがあって、実物のオブジェの写真がついていてステキだった。もちろんクラフトエヴィング商会が先に出ている。大人にはあちらの方がいいようにも思う。
年取ると似た本を知ってるからどうしても辛い評価になってしまうが、子どもに渡すには本当にいい本だと思う。
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小学1年生のレンちゃんは登校途中に気になるお店を見つけました。「銀杏堂」というそのお店が扱うのは、骨董品。店主は高田さんというシワシワのおばあさんです。でも、高田さんはただのおばあさんではありません。冒険する骨董屋です。店に並ぶのはすべて、高田さんが世界中を旅して集めてきた幻の品ばかり。巨大なにしき鯉のうろこ、稲妻のかけら、ユニコーンの喉につかえていたエメラルド、李白が皇帝から贈られた瀬戸物の猿、、サバンナで捕まえた逃げ水、溶岩で作ったコーヒー、南極に生育するサボテンの樹液……それら一つ一つに、高田さんの冒険ものがたりと人生の思い出が詰まっています。レンちゃんは、毎日のようにお店に通い、高田さんから骨董にまつわる話を聞くようになりました。
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表紙が美しかったので手にとる。
中にもカラーの挿絵があって、とても綺麗。
色合いが素敵。桜の下のユニコーンなんて、みたことない。その時の高田さんのワンピースの色の綺麗なこと!P114のレンちゃんのワンピースも素敵!女の子ゴコロをくすぐる色使いだなあ。大仏山とかユーモラスなものも。
銀杏堂とゆー骨董屋さんの主人である高田さんのうそみたいな品物の由来の数々。
おもしろかった。
短くて読みやすいので子どもが読むにはぴったりかな。
シンプルな、大人が子どもに話して聞かせるザ・おはなし、って感じ。
ねえねえ、今日はどんなお話?っとわくわくして目を輝かせる子どものために
ひとつひとつ増えていったお話、という印象。
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レンちゃんと骨董屋さんのおばあちゃんのお話。
骨董品1つひとつに不思議な思い出が宿っている。
「わたしはただものを売るだけではなくて、ものがたりを売る人になりたいのです。」というレンちゃんの将来の夢の作文の言葉が素敵だなぁと思った、
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カバーをとってもすごく素敵な装丁。ところどころ大人もハッとする言葉が。小学生のレンちゃんが骨董品屋のお婆さん「高田さん」にそれぞれの骨董品に纏わる不思議な物語をきくおはなし。想像が縦横無尽に広がっていく。こんなおばあさんの友達が欲しいし、こんなおばあさんのいる骨董品屋が近くにあったらワクワクして仕方ない。高田さん、粋。高田さんのように、物語を語れるばあさんになりたい。どんなおもちゃを与えるよりも物語を子どもに語れたら最強でしょ。
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小学生の知り合いに勧められた。
『読みやすいし絵が綺麗』
なるほど、おっしゃるとおり。続編あるかも!
期待させるファンタジーでした。
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面白かった!
骨董にまつわるエピソードが短編で書かれているのでサクサク読めるし、イラストが素敵です。