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やっぱりこの二人の「家族」のやりとりとか好き。
奴隷と主人という関係は、人の目もあってすぐに解決するものではないけど、ご主人のタニアと中年奴隷のウィリアムは、お互いを思いやる気持ちがいっぱいで読んでいて本当に心があったかくなる。
時々言葉が足りなくてすれ違ったり話し合ったり解決してくのって、それってやっぱり家族だよね。
今回この二人の力になってくれるタニアの友達ラウラとそのお父さんラウルは、これからも力になってくれそうで頼もしい。あの強引さも含めて、常に及び腰のウィリアムをぐいぐい引っ張って欲しい。
そして、ウィリアムを売っていた奴隷商の主人とウィリアムの昔話は、胸が痛んだりほっこりしたりします。ウィリアムの人柄なのかいい人が集まってます。
こんなに心配してくれる商人いないよ…ウィリアム、良かったね…。
その主人の心配を吹き飛ばしたタニアの言葉は、まぁ、アレですよね。
娘さんを僕に下さい的な。
是非ともそうしてあげてください!!
中年奴隷のウィリアムに愛の手を!