紙の本
好みが分かれるかもしれない。
2019/07/28 21:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かなり期待して読み始めたのですが、
実際は読み進めるのに苦労しました。
途中で止めようかと思ったくらい。
伝えたいことは感じるのですが、
私はあまり好きではない文体でした。
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仕事に疲れ、結婚に煮え切らない長年連れ添った彼氏の地元で再起を図ろうとするも、ひょんなことから養蜂の手伝いを始めていく主人公の女性、碧(30)。
主人公を取り巻く人々が、それぞれに悩みや苦しみを抱えながらも碧と碧の作るハチミツによって、少しずつ良いほうへ動いていく描かれ方が秀逸。
読み終わった後に優しく、落ち着いた気分になれる作品です。
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「碧がどうしたいかだと思う。碧がどこへ行きたいかが大事」
「朝花ちゃんが『どうしたいか』じゃないんですか。なにをしたいか。どこに行きたいか、のほうが、どう生きたいかが、なにより大切なんじゃないですか?」
生きていく上で大事なことなんだろうなぁと思います。この考えをしっかり持っていなければな、と思いました。誰かに決めてもらうのは楽かもしれないけど、自分の人生は自分で決めないと、と思わされました。
けっして器用ではないけど、碧なりのやり方で新しい場所で自分の居場所を作っていく碧がまぶしい。
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今日のハチミツ、あしたの私 読み終わり。
すごく好き…ハチミツを胸塗られて、そこから甘さが沁みてくるみたいだった。
黒江さんの不器用さも、あざみさんのかっこよさも、麻子さんの必死さも、安西のカッコ悪さも、とても好き。
これから、家にハチミツ常備しておこう。
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表紙買いなんだけど、思ったよりずっと良かった。
ご都合主義で説教臭いんだけど、嫌味じゃなくて胸に落ちるのは、本当は私達は皆、おせっかいな位の優しさを欲しがってるからじゃないかと思う。
すきな文章をフレーズ登録しようと二箇所栞を挟んでいたら、解説で二箇所とも引用されていて切ない。恋の痛みを忘れるのではなく、飲み込んで歩こうと思える30代かっこいいと思います。
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テンポが良くてあっという間に読了。
碧の優しさが周りの人との関わりで力強くなったと感じた。
きっと、これから安西も変わっていくだろう。
蜂蜜から始まった碧の人生。美味しいものもたくさん!
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表紙のホットケーキが美味しそうで咄嗟に手に取った。お話を読んで更に嬉しくなった。はちみつが人の心をほぐしてくれる。主人公が「蜂蜜をもうひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日より良くなるから」という言葉をかけられ、ゆっくりと歩みはじめ、いつしか自分の居場所をゆっくりゆっくりと作っていく。そんな姿に読んでいるこちらも嬉しくなった。作中にでてくる蜂蜜をつかった料理や甘い食べ物も凄く食べたくなってしまう( *´艸`)
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蜂蜜に魅せられ生かされた女の子が時を経てひょんな事から養蜂の世界へ飛び込んだ。
読みながら五感を刺激された。
蜂蜜の甘い香り。優しい味。とろり滑らかな舌触り。無数の花々。蜜蜂の羽音。
蜜蜂が愛おしくも思えた。
自分の足場をちゃんと自分で固め、広げ展開させていける逞しさが清々しい。
蜂蜜を使った料理がどれも美味しそうだったので、あざみさんのカフェバージョンのお話も読んでみたいな。
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今いる場所や新しい場所を自分の居場所にすること。その場所で生活していくこと。そのためにひとつひとつをコツコツとこなしていく。簡単ではないし色々なことがあるけれど誠実に向き合っていくしかない。その場所にいる人たちや空気に助けられながら馴染んでいく碧。その過程がすごくいい。苦労したぶんが報われるかどうかもわからないし先への不安もある。それでもやっぱり少しずつしか進めない。そのなかでの変化を見逃さずにしっかりと見ていきたい。蜂蜜が色々な料理に合いながらも個性をちゃんと主張するように、誰にでもいい顔をするのではなく自分という存在を認めてもらいその場所を見つけ立っていたい。
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はちみつの甘さはいいなあ
ちょっとなめると、うふ
ガサガサしてた唇も心もつるっ
居場所は自分で少しづつ作っていくんだね
指定席なんてないものね
碧さんと周りの人みんなが前へ進めますように
ゆっくりと
≪ 蜜蜂の 羽音が歌に 聞こえます ≫
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居場所のおはなし
新しい場所で自分がどう生きていくか
今いるところをどう生きるか
ずっと変わらないなんてことはもちろんなくて
新しい土地でこの先どうなるかわからない不安を抱えながらも、逞ましい碧が素敵だった
心の綺麗なことだけじゃなくて人間の少しどろっとしたところにも触れて
ただ、はちみつのようなみんなの優しい甘さが心地いい
そして、間違いなく蜂蜜を使った料理が食べたくなる
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この作品に出てくる登場人物は皆生きた「人間」だと思った。
漫画や映画のキャラクターじゃなくて、人間。何度も間違えるし、かっこ悪いし、日々苦しんでる。笑っている他人を見て、「いいよな、気楽で」なんて思ってしまうこともあるだろう。
聖人君子のような人物はここにはいないが、私はこの作品に出てくる人々が好きだ。愛しい、とさえ思った。己の答えが正しいかなんて一生分からないけれど、そんな正しさなんてものよりも大事なことがある、と思いたい。
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おもしろかった。
碧も安西も黒江も朝花も三吉さんも、家族関係に問題があって、良いところも悪いところもあって、綺麗事だけじゃなくて、辛いこともあって、人生も人間も複雑だよな、と思う。
「笑ってる人はみんな気楽って発想、幼稚すぎるよ」
てホントそれ。
100パーセント幸せな人生も、悲劇しかない人生もどちらもない。
だから毎日コツコツと頑張って生きるしかないなー。
とりあえず、蜂蜜たっぷりのパンケーキが食べたい!
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8/3ははちみつの日
「明日なんて来なければいい」と思っていた時、
見知らぬ女性から受け取った小さな蜂蜜の瓶…
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故郷へ帰るという恋人と一緒に田舎暮らしが始まる。
恋人との結婚には反対されるも、蜜蜂との出会いにのめり込んでいく。
養蜂家の弟子として、ハチミツと関わってからが俄然面白い。
温かい周りの人達に助け助けられ、ハチミツの様に心も甘い読後感。