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一気読みがいいです
2024/02/08 00:33
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編だから、分けて、電車内で読もうとしたら、勧めてくれた友達が、一気読みするように、とのこと。読み終わってわかりました、これは一気読みしたほうがいいです。時間ある日に一気読みをおすすめ。
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『看守の流儀』 城山真一著
私の大好きなミステリ作家横山秀夫さんがおススメするなら間違いないはず!
確かに期待を裏切らない面白さでした。
刑務官という精神的にも身体的にも負荷のかかる仕事でありながら、その仕事にやりがいとプライドを持っている姿に共感しました。
5話のオムニバス形式で最後まで一気に読めます。
続編がでているようなので買わねば!
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2021/12/04
看守の流儀
城山真一さん。
刑務所のお話。
火石マジック
かかった。
おもしろかった。
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横山秀夫のドストライクなら私にドストライクじゃないわけがない!
と言う事でドストライクでした*\(^o^)/*
刑務所の小説ってもしや初めてだったかも
いやいや面白かった…
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五話からなる連作ミステリー。
それぞれの話にひきこまれました。
火石さんの存在がミステリアスで良かったです。
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最後に、はっとさせられた!!
個人的に、第4話「ガラ受け」が好きだった。
ラストのどんでん返し感もすごく良かった。
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あぁ、なるほど!
クローズアップされる人物が変わっていきながら繋がっている
一つ一つのお話で刑務所ってこうなのか
刑務官って思ってたより人間味溢れてるな
って興味深く読めた
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会社帰りに本屋に立ち寄り、横山秀夫の帯のコメントに押されて購入。
刑務所を舞台に、刑務官と受刑者の人生が交差する短編の連作となっている。文章の流れが固いので読みにくい印象を持ったが、ラストの驚きの展開は十分ミステリーとして楽しめた。
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横山秀夫さん推薦の帯に惹かれて購入。
読み応えのある組織ミステリーを読む気満々で挑みましたが、すごく読みやすくてサクサクでした。
想像していたより断然読みやすくて、刑務所なのにポップなミステリー小説でした。
刑務所が舞台のお話は初めて読みました、とても新鮮でしたし勉強になりました。
五つの連作短篇だから事件自体はそれほど深くなく、しかし主人公が変わっていくのも面白かったです。
最後に、『なるほどねっ!』となる結末、登場人物のその後も気になります。
シリーズ化される感じがするので楽しみに待っています。
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旨い!
気になっていた話題作は期待を裏切りませんでした。
5篇の連作ですが、ミステリー?謎解き?ヒューマンドラマ?
いえいえ、全部あります。
しかも、ラストは大好物の大どんでん返し的な結末。
これで満足しなければ、何で満足しますか?
金沢市の加賀刑務所を舞台に、刑務官と囚人たちの物語です。
それぞれのストーリーで主人公は異なり、1話毎に完結はします。
舞台が同じなので、当然共通した登場人物もいますが、何せその中でも一際ミステリー要素プンプンなのが警備指導官の火石司。
そして、物語の間に「刑務所手記」として挟まれる三上順太郎の手記。
見事に仕組まれたプロットは最終話「お礼参り」できっちり回収されます。
真剣に読めば読むほどに感動し、驚きを体験出来る。
しかも、昨日出ちゃいましたね続編。
仕事早く終わらせて本屋に直行だ!
説明
内容紹介
「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった」――横山秀夫
「読んで損することは絶対にない。必読である」――池上冬樹(解説より)
刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。
石川県の加賀刑務所を舞台に、刑務官と受刑者たちの織り成す五つの事件。
仮出所した模範囚の失踪(「ヨンピン」)、暴力団から足を洗う“Gとれ"中に起きた入試問題流出事件(「Gとれ」)、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムの消失(「レッドゾーン」)など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。
著者について
城山真一
1972年石川県生まれ。金沢大学法学部卒業。『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』(宝島社、文庫化に際して『天才株トレーダー・二礼茜 ブラック・ヴィーナス』に改題)で、第14回『このミステリーがすごい! 』大賞を受賞。他の著書に『仕掛ける』(宝島社)、『相続レストラン』(KADOKAWA)、『ダブルバインド』(双葉社)など。
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金沢の刑務所を舞台に刑務官と受刑者たちが織り成す5つの事件。これらを、驚きの鮮やかな、反転と展開で創り上げる作者の展開力に脱帽。何しろイイ!読んでください!
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めっちゃ面白い。
連作で繋がる系が好きやけど、綺麗に繋がってる上に叙述トリックに綺麗にハマった。
ここ最近でダントツ。
ノースライトもよかったけど、その横山秀夫が絶賛するだけある。
登場人物みんなを好きにさせる最高のミステリー
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初めはちょっと面白くないかも…って思っていましたが、途中からもう止まらない止まらない。
最後に近付くにつれ、大どんでん返しに再びの大どんでん返し!
読み返して確認したくなるくらいの作品です。
いろいろな言葉も知れて、全てのキャラクターを愛せてしまう、そんな作品です(*’ω’*)
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もともと横山秀夫さんの作品が好きで、その横山さんが「ドストライク」と仰る本書が気になって、手に取ったのがきっかけ。読んで良かった。私にとっても「ドストライク」な一冊。
金沢にある刑務所を舞台とした短編が5つ入っており、どの話にも驚く仕掛けが隠されている。それぞれ語部となる刑務官は違うのだが、どの話にも「火石」というミステリアスな上級刑務官が登場。クールだが人情味あふれる人柄で、各話で起こる事件を解決へ導く。火石は一体何者なのか、気になって、1話終わっても、次の1話へと読み進んでしまうヒキの強さがある。
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刑務所を舞台とした連作ミステリー。警察小説はいろいろ思い浮かぶけれど、刑務所という舞台設定は新鮮。
そして刑務所、刑務官という特殊な環境、職業が見事に生かされた事件の数々も良かった。犯罪者たちに向き合い、更生を願う刑務官たちの矜持や葛藤はもちろん、受刑者たちの人間ドラマも読ませます。
それぞれの短編で語り手となる人物は違うけれど、共通して登場し事態を解決に導くキーパーソンが火石刑務官。火石のミステリアスな雰囲気と存在感がまた見ものです。
思い浮かべたのは警察学校の教官だった『教場』の風間教官。最も実際に会うとしたら、火石刑務官を選びたいけど(笑)
そして各短編をつなぐ元受刑者の手記と、仕掛けられた伏線の回収もとにかく見事です。
小説の展開上仕方ないとは思うけれど、個人的にはもっと火石の過去や内面に焦点をあててほしかったかな。続編も出ているそうなので、読むとしたらそこもより掘り下げてほしいと思います。