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既刊の書籍を漫画にしたもの。時間を有効に使うためのテクニックを15つ紹介している。
まず、漫画化の弊害なのか1章当たりの内容が薄く、具体的な行動に移すための手段が書かれていない。例えば1章なら「やることに優先度をつけよう!」これで終わり。優先度をつける必要性の説明の深堀が全然足りていないし、どうやってタスクに優先度をつけるのかの説明もない。
読者層の視点に立ってない内容も。「週に1日は会議が一切ない日を作ろう」「定時になったら帰ろう」等。成功者はそうしていると説明されているが、成功者である社長や重役だからできることであって、ただの一般社員がコントロールできる内容ではない。
また、内容に直接関係はないが漫画のタッチが古すぎる。昭和の漫画?本当に2022年出版ですかこれ。そのせいかただでさえ内容が悪いのにどうしても内容自体も古臭いと感じてしまう。
一応擁護しておくと結論自体は正しいこともあるように思える。でもそれは他の書籍等で学んだから理解しているだけであって、説明ドヘタなこの本で学ぼうと思っても厳しいのではないか。