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線路脇の家
球根
逍遥
あまりりす
コボレヒ
悪い春
皇居前広場の回転
麦の海に浮かぶ檻
風鈴
トワイライト
惻隠
楽譜を売る男
柊と太陽
はつゆめ
降っても晴れても
ありふれた事件
春の祭典
歩道橋シネマ
全18
ソフトめ、ややホラー寄り多彩な短編
キリリと捻りが利いている話。
ゾワっとさせられる話。
勘違いに苦笑いしたくなる話。
疑問符が湧く話。
懐かしみを思い出す話。
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実は私は恩田さんのこうした短編集が大好き(*^^*)
恩田さんの作品は大好きで、ほぼ読んでいますが、短編が一番面白いと思う私です。
『麦の海に浮かぶ檻』
恩田さんの代表作でもある『麦に沈む果実』のスピンオフ作品です。このシリーズが私はものすごく好きで、これこそ恩田陸の世界だなぁとしみじみ♪
『トワイライト』
こういう書き方をするとあの話もこんな風になるんだぁと驚かされた一作。これはぜひ読んで楽しんでほしい作品ですね。
『春の祭典』
バレエを舞台にした作品もこう描かれると幻想小説のよう。本当に幅の広い人ですね。現在、バレエ小説を書かれているということで楽しみです。
演劇を描いた『チョコレートコスモス』、ピアノコンクールを描いた『蜜蜂と遠雷』と同じような感じになるのかしら、書きあがる日が楽しみです(*^-^*)
やはり、こうした恩田陸の世界観がたっぷり感じられる作品集は大好きです
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短編集。
恩田陸先生の、よく知っている日常からちょっとだけずれた異世界や未来の話がすごく好き。背中がざわってする。
どうしてこんなに短い文章で畳み掛けられるんだろう。夢中で読んでしまった。すごいなぁ。
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再読4回目。
ちょうど読みやすい短編集。わたしがこの著者を好きになった、ホラーなんだかSFなんだかとにかく面白かった、っていう感じを久しぶりに味わった。
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「逍遥」「楽譜を売る男」あたりはちょっと温かい感じで好き。他は不思議の世界、シュール&ホラー多めか。
ホラーは実は苦手だが恩田さんの作品には引き込まれてしまう。
学園ものは特に魅力的。
「麦の海〜」はもとの《果実》のほうもとても印象的だったから、あの暗さと美しさが蘇ってきて懐かしかった。また《果実》や、その登場人物たちが時々出ている他の作品も読み返したいと思った。
「春の祭典」あとがきによるとバレエをテーマにした作品の準備段階とのこと、楽しみに待ちたい。音楽と演劇の大作も経て来ているからきっと凄いものになりそう。
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さまざまな短編があり少しずつ読み進め楽しんだ。
線路脇の家はエドワードホッパーの絵がテーマ
エドワードホッパーの絵が見たくなった。
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ミステリー、ホラー、SFと様々な味が楽しめる短編集。読了後は何とも言い難い、不気味な感覚になる作品が多い印象。18篇も入っているので隙間時間に読める短さなのもいい。恩田陸ワールド全開で最高でした。
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恩田陸さんの本をはじめて読みました。
この本を読む前に読むべき本があったかもしれない。
別の本で好きになってからこの本にたどり着ければと思いました。
(少し間をおいてから機会があれば戻ってこようと思いました。)
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様々なジャンルの作品が詰まっている短編集で、
特にホラージャンルが多かった印象があります。
久しぶりに読む恩田陸作品で、「蜜蜂と遠雷」
以来で、今回の作品もそうですが、恩田さんの
描く文章はとても美しくて、とても引き込まれて
いきます。
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奇妙なお話が多くて好きだった。
設定は突拍子がなくて面白いけど、結末が弱いものが多くて少し残念な気もした。
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それは他愛のない噂だった。その日、その時間にその場所に行けば、かつて大事にしていた記憶に出会えると――。郷愁と不思議に彩られた表題作。学園のおぞましい秘密「球根」。偶然出会った光景が物語を生成する「皇居前広場の回転」。ある青年の死をめぐる驚愕の真実が明かされる「降っても晴れても」。憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚……あらゆる感情が押し寄せる小説の奇跡、全18話。
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本の帯にもある通り、まさに万華鏡のような全18編。一話平均20ページ程で、隙間時間にサクッと読めるのがいい。ジャンルは幅広いが、ホラー・ファンタジー系が多く「ありふれた事件」はツボにハマった。筆者あとがきによるとスピンオフや予告編のようなものもあり、未読の過去作品や現在連載中という新作も気になった。
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まさに恩田陸さん。という一冊。
いつもテーマが難解でついていけない自分に、読む力の無さを感じてしまう。
歩道橋シネマが一番好き。分かりやすかったから。
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ほんの少しホラーで、短編集なのに中身がぎっしり詰まっていて。文庫サイズで18編も入っているのは贅沢が過ぎる。
憂いを帯び、仄暗い色を纏ったこのダークファンタジーこそ、作家恩田陸の真骨頂だと私は思う。
タイトル一つ一つも、設定も、描写も表現も全てにおいて私のツボでしかないが、何より"麦の海に浮かぶ檻"が、もう、ね。
タイトルを見て心躍った通り。まさかここに理瀬シリーズのスピンオフが入っているだなんて、、、
「憧憬、恐怖、諧謔、戦慄、衝撃、恍惚、、、
あらゆる感情が押し寄せてくる小説の奇跡」とはまさに。
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線路脇の家/球根/逍遥/あまりりす/コボレヒ/悪い春/
皇居前広場の回転/麦の海に浮かぶ檻/風鈴/トワイライト/惻隠/楽譜を売る男/柊と太陽/はつゆめ/降っても晴れても/ありふれた事件/春の祭典/歩道橋シネマ
18の短編たち。あっという間に読み終わるものから、あーーーっという間がかかるものまで、恩田ワールドを堪能した気分です。怖さを感じるものが多かったと思いますが、それも楽しみの一つです。
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ミステリからホラー、近未来ものまで、恩田陸的世界観が凝縮された短編集。長編のスピンオフがいくつか収められているのもファンには嬉しい。