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優れた作品は時代を超える
2016/04/29 16:53
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投稿者:KI - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃怖い思いをしながら読んだ作品。大人になって怖さは感じないが作品の素晴らしさに感嘆しています。
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正直に言うが、読んだ日は寝付けなかった。まぁ単に僕がヘタレという説もあるが、何十年もホラーをやって来た作者の才気が溢れる時代の代表作なので、絵からエネルギーというかオーラのようなものが放射されていて物凄い強烈なインパクトを受け、脳裏に絵柄が焼き付けられるのだ。目をつぶってもあの絵柄が浮かんできてしまうわけで。ただ、その怖さの“質”はなかなか良いような。純粋に怖い、周囲への感覚が鋭敏になる、という昨今では得がたいものだ。生理的に気持ちが悪いだとか絵的にグロテスクだとか遣り切れない悲しみとかいう直線的なものではなく、周囲の空気の変化によって追い詰められていく主人公という“じわじわと”忍び寄る恐怖、そして追い詰める相手の悲哀・・・つまり恐怖の対象にも感情移入できるようにしてあるため、単なるホラーにはなっていない。
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「ママがこわい」「まだらの少女」「へび少女」の三部作が収録されています。「へび少女」のラストは衝撃的。
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親の影響で読み始めた私。
怖いのにどうして手に取るんだ私。
楳図かずお先生好きになったきっかけ本。
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おそらく、生まれて初めて読んだ漫画がこれです。母の好みで家にありました。おかあさんはヘビ女だった!!!衝撃的です。
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「くちが耳まで裂けるとき」私のいえはとてもまずしく私はもらわれていくことになりました。←うーん、時代を感じる〜。
「へびおばさん」冬子さんが可愛い。おやつに手うちうどんが出てくるところは突っ込んでよいのかしら。
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持ってるのは違う版だけど、とりあえず。小学生のころは、ひたすら怖かったけれど、大人になって読み返すと、ところどころ笑えるから変な感じ。
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3つの話が収録されています。
ヘビ女が復讐に来る様、ヘビ女によってヘビにされてしまう、
そして、どんどんおいつめられていく・・・
読んでいる者をどんどん作品にひきつけていくような
とてもおもしろストーリーになっています 。