マスターは恋を知らない【単行本版（電子限定描き下ろし付）】 みんなのレビュー

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投稿者：れお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

喫茶店マスター夏樹(受け)と、その地域の再開発を進めている不動産の社員・阿久津(攻め)の大人の駆け引き(？)ストーリーです

毎日のように喫茶店に通ってオムライスを食べていく阿久津は、夏樹たち地元民からするといわば敵とも言える存在ですが、なぜかちゃっかり馴染んで地域の皆も見知った存在。
夏樹と阿久津の嫌味合戦のやり取りもすっかり日常茶飯事となり、皆からもほほえましくみられてしまう………そんなところからお話が始まります

主人公は夏樹です。
ゲイバーの前で逡巡する夏樹、ゲイかどうかも自分では判断できず恋愛に一歩踏み込むことができない彼の、本当の「好き」を見つける物語です。

見た目の派手さ(金髪碧眼)にはそんなに焦点あたってなかったのですが、……金髪碧眼ですよ？だれかもっとツッコんでも良いのではw……と少し思いました
ほぼ地元の人が出てるので見慣れている設定なのはわかりますが、人物の説明というか、言葉の表現があっても良かったかなと感じます。(ちなみに夏樹はクオーターなのかな？)


本編のほう。
再開発ネタも絡んでストーリー展開していくのは面白いと思います。が、開発ワードを盛り込んでくるわりにはあんまり開発ネタが描かれてるわけではなく、最後の方はざっくり1ページくらいで再開発の話はまとめてしまってて………阿久津にも関わるストーリーだったのでそのあたりをもっと掘り下げて描いてくれればもっと面白かったのにな……と残念な感じ。。

エロ度は3くらいですかね……
お試しからはじまる二人で夏樹は男性経験なしなので、最後まで……ってやつは最終話のみです。でも絵はエロかったです♪

全体の☆は3.7くらい