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面白いです!
北斎の絵と対比させて、現代を交えた浮世絵風パロディ絵がたくさんあり、「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」はとにかく発想がおもしろいです。
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ネットで断片的に見てみたものの、展覧会はコロナかということもあり、2回に渡る機会を逃していた。 ようやく全体が書籍化され嬉しい限り。細部がまた面白いのでかなりの度数の老眼鏡が必要になるが、サイズ感も寝転びながら読むことができるギリギリの心配りがある。一家に一冊あって全然おかしくない。
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『#しりあがり×北斎』
ほぼ日書評 Day655
芸術作品、特にパロディものに、何か「意味」を求めるなんてことは愚の骨頂なわけだが、本作はそうした中でも秀逸な"So What?"本である。
合理的な解釈としては、イラストレーターであるしりあがり寿さんが、北斎の『富嶽三十六景』等を素材に「世の中の不条理や不合理を描き出」(密林書評より)しているのだそうだが、もっと純粋に笑えばいいと思う。
ちなみに、笑いは見た瞬間に爆笑から、クスっとくるやつ、ん?でジワーとか、かなりバリエーションに富むので、2人以上で感性の比較をするのにも良いかも。
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(2023/4/17読了)
いや〜面白かった。特に第4章のアニメーション。動いてるのを見てみたい。
この本を知ったのは、益田ミリさんの著書「東京あたふた族」内で益田ミリさんがしりあがりさんの「裸のオジサンと青い猫が威嚇し合ってる絵を飾ってる(10,000円)」と書いてあって、その面白い名前の方はどんな感じの絵を描くのか気になったから。
なぜ"ほぼ"三十六景なのかというと、実際は48点もある。なんかいい加減だ北斎。っていうか人間味を感じるなぁ。かつて思いもしなかった親近感。アニメーションのキラキラお目目になっちゃった北斎を見たからかも。
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北斎画をうまくアレンジする心は、絵本の世界とも通ずるものがある。
一つの絵を一つの絵としてとらえない。多方面からの視点で、常識を覆す。おもしろいことやる人がいるもんだ。
私もそんな視点で日々の生活を送りたいものだ(^_^)