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表紙の女の子の表情に春を迎えた嬉しさが溢れる。
風が変わったことに気づいた女の子が決意に満ちた顔で捕まえにいくのは春一番の風。港を抜けて小川を渡り、小山に登り、トンネルを越え高台へ。
文章が少なく風音が主なので読み聞かせには不向きかもしれないが、6歳の息子は女の子が何を捕まえるのか興味津々で聞いていた。
海から吹いてくる春一番の風を受けるのは気持ちいいだろうなぁ。自然の季節の変化をこんな風に体全体で感じられるこの海辺の舞台が羨ましい。
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3歳〜。素晴らしい画面構成の力で、躍動感あふれる作品に仕上がっている。設定もよいと思います。
文字少なめ。とっつきやすい絵柄。過去の作品と比較すると、画力の向上を感じます。
春一番の子どもへの説明に難しさがあるので、専門家の科学的な解説があれば、無双。
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シンプルなストーリーですが、躍動感ある絵柄で、春一番を迎える爽やかさが、イキイキと描かれています。子供はよく分からなかったかも?ですが季節感のある絵本です。
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風を感じて駆け出す女の子。
春一番が来る!!
ひゅー、ひゅうううー、ひょおおおー、びょおおおー…
様々な風の音、潮のにおい、なびく髪、そして身体を浮かすような体感!!
これまで経験した、風を感じた記憶が一気に呼び起こされる1冊。
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春を感じたくて、思わず手に取った絵本。
表紙の絵で自然と笑顔になる。
女の子と犬が、風を感じて動きだす‼︎
全身で感じる風の音は、走り抜ける場所で違う。
ひゅうううーで走り出し、ひょおおおーで飛び上がり、びょおおおーでかけ抜ける。
川の流れのあるところでは、びゅっ びゅっ びゅうううーになる。
木の間をしゅう しゅう しゅうとすり抜ける。
トンネル前に来るとひょおおおおーん。
こーっとくぐり抜けてしゅるしゅるしゅるしゅる
灯台でぴいいいー ぴいいいー
さぁ、海が見えた ごごごごごご どどどどどど
ぶわん!
はるいちばん
最高の気分を一緒に楽しめる。
とても躍動感あふれる一冊。