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安藤なつさんと介護・暮らしジャーナリスト太田さんの対話形式で介護についての基礎知識を学べる。
昨年父が転倒事故をきっかけに入院→施設入所となった。何も準備できていない状態で、突然やってきた我が家の介護問題であった。恥ずかしいのだが、この歳になるまで親の介護なんて考えたことがなかった。この本では親の介護が必要になる前から準備しておくとよいこと、介護が必要になったときまずすること、などわかりやすく解説してくれている。
介護と聞いてまず心配になるのはお金の問題。具体例とともに、高額介護サービス費制度や高額介護合算療養費制度、医療費控除など知っておくべき制度の説明がある。その他にも、最終手段の一例として、実家を現金化して介護費用を捻出する方法にまで及んでいる。
私の介護への印象は『知らなすぎて怖い!どうしよう!』から、『周囲の人を巻き込んで体制を作ればなんとかなる!』に変わった。
少し前向きになれた気がします。ありがとうございました。
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介護サービスは、叔母から実体験をよく聞いているものの、確認と新しい情報収集も兼ねて紐解く。
この先、このお国で良い条件になっていくとは思わないけれど、その中でもお得なサービスは逃さず利用できるよう、アンテナは張っておこう。
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比較的情報が整理されていて見やすいので、親が介護になったらどうしよう?を考えはじめた人には勧めやすい。
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親も老いてきたけど近いうちに介護が必要になるかも…と思っていたところ、書店で見つけた本。
きょうだいにもおススメしたい一冊。
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お金がない親が使える補助制度ってこんなにあるんだ
介護に使えるお金がない場合に利用できる制度が多数載っていて、新しい発見でした!
会話形式になっており、とても分かりやすいです。
勉強になった箇所
・子供はキーパーソンだけどプロの手を借りる
・介護休業を93日
・地域包括支援センターをまず抑える
・介護のお助け本 便利帳
・要介護認定 申請代行
・訪問調査には子供 立ち会う
・ケアマネさんも変更可能
・介護プランが決まる前の面談は同席する
・有効期限内の症状悪化→区分変更の申請
・審査請求という方法も、但し結果が出るまで数ヶ月かかる
・介護保険でたのめないこと
・しょうたきでは同じ施設のスタッフが対応してくれる
・介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)
・親への言い方、お得感、家を快適にするという提案
・訪問診療、民間のホームヘルパーさんの付き添い
・施設入居の判断の目安
・高齢者施設 介護型と住宅型
・フルプラン、オプションプラン
・施設の選び方の検討準備、最優先はエリア
・入居一時金は利用料の先払い
・90日以内→クーリングオフ
・施設の重説も読むべし
・特養 住民税非課税、軽減制度の適用あり
・いくらかかるのか?ではなく、いくらまでかけられるのか?
・特定入所者介護サービス費 軽減制度
・どんな工事が介護保険の住宅改修の対象になるか
・親のお金を預かり金として管理する方法
・介護の任せますタイプは危ない
・遠距離介護の交通費は各種の割引制度がある
・自治体などでも人的見守りサービスを無料や安価で利用できる
・
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倉原オススメ本から。なるほど、これは確かに分かりやすい。似たような名前の制度、似て非なる施設、更には諸々の法的な問題も絡んできて、1からとなるとなかなかに理解が難しい分野。実際に利用する段になっても、ある程度の知識を持って臨んだ方がスムーズにいくに決まっている。そういう意味で、取っ掛かりにもってこいの一冊。
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オールカラーの、一問一答形式なのでとても読みやすかった。
以下備忘録。
P150 子供が親のお金を引き出せる仕組みを作る
→①銀行の代理人カードを作る
※但し生計を同一にする家族に限るという条件がある場合も
→②預り金を作る。子供名義の口座に親のお金をpoolする
P156介護で仕事を休んでも条件次第で給付金がもらえる
→パートでも雇用保険に所定の期間加入していれば対象「介護休業給付金」
P160実家を現金化して介護費用にする選択肢もある
→①リバースモーゲージ…自宅に担保にして融資を受ける。国の事業として「不動産担保型生活資金」
→②リースバック…自宅を売却して家賃を払って住み続ける
→③マイホーム借り上げ制度
P164 扶養親族等申告書
→扶養控除・寡夫控除・障害者控除を受けている人は特に注意
P168 介護家計簿をつける
P175 みてねみまもりGPS
→専用端末を携帯しておくと、スマホアプリから現在地を確認できる。月額利用料528円
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会話形式で読みやすいし、なっちゃんが「面倒くさそう」「難しそう」と相づちをうつポイントがまさに読んでるこちらとほぼシンクロ!
そんなこともあって、一気に"自分事"として受け止めながら読めました。
ぼんやりとどころか全然知らなかったことも多くて、身近にまだ何も起こってないうちに心づもりを築くためにも読めてよかったです。
1トピック見開きないしは4ページ内なので、スキマ時間に区切って読みやすかったのもありがたかったです。
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「弱った親とじぶん、を守るお金とおトクなサービス超入門 安藤なつ 太田差恵子著」読了。読んでる途中は、うんざりして落ち込んだが、読んで良かった。さあ親をどうするかな。
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将来直面するであろう介護に対する漠然とした不安がありましたが、この本は法や支援制度がわかりやすく解説されており参考になりました。
【親の扶養義務について】
子供の経済的基盤を脅かしてまで扶養する義務はない。地域包括支援センターや社会福祉協議会のサポート、公営住宅への入居、生活保護の申し込みなど利用できるものはたくさんある。
【見守りサービス】
自治体が食事の配送のついでに実施してくれる場合もある。またふるさと納税で利用できるものもある。
【介護休暇・介護休業給付金】
面倒を自分で見なければならなくなったときは利用をけんとうしてみる。休業給付金は給料の2/3を最大93日支給。
【寡婦控除】
住民税非課税世帯になり医療費と介護費が安くなる可能性あり。
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両親はまだ元気なものの
いつかは介護になるかも..
そういった
漠然と不安に駆られる人も
多いと思う。
その中で
一番大きな不安は
「どこに相談すればいいか?」
と言うモノ。
実務的な部分も
含めて介護の問題に
直面している人に
役立つ内容が多かったので
軽くだけ読んで
「こんなのがあるんだ~」
ぐらいで留めました。
介護が必要になった時に
しっかり読みたい本。
地域包括支援センターというものが
あるのを初めて知ったので
何かあったら相談したいと思いました。
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この本は珍しく購入して読んだもの。安藤なつさんは介護本によく登場するようである。幼い頃から親戚の介護施設を手伝ったりしてたようだが、まだ知らないことも結構あるのだなぁ、と思った。
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会話形式で分かりやすかったです。家族だけで介護は無理があるのでうまく介護サービスを活用していけたら良いなと思います。
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今のところ、親の介護とは無縁なので、初めて知ることも多く、勉強になりました。
親の介護は親のお金で…という大前提が繰り返されるので、気がラクになります。親に資金がない場合の対処法も載せられています。
社会のシステムもどんどん更新されていくので、自分で調べたものが全てだと思わず、利用できるサービスには何があるのかなど、いろんな人に聞いてみることが大事なんだなと感じました。
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金銭的な負担は子供なのかなと思っていたけど、考え方から改めさせられる内容でした。
確かに、自分が働いている間の介護については金銭的にもなんとかしようかなと思うけど、自分が定年を迎えてからの介護と考えると、かなり厳しいものがありそう…
この本では、親は親の金で何とかしようという観点で、更に日本が提供するサービスの説明が載っていて、日本って社会保障制度がめちゃくちゃ手厚いんだなと再確認。
他にも介護関連の本を読んでみたけど、この本は制度とお金にフォーカスしていて実践的である一方、制度の変更も今後あると思われるので、今まさに介護が必要であれば良いけど、少し先と言う人であればその時の最新情報をチェックしてねと。
精神面とかも大事だけど、こういう現実的な解を得るためのまとまった情報源は大事。