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タコピーの話し方が可愛くてクセになる。可愛さの裏にある衝撃さ…、だけじゃなくきちんと考えられたストーリーだったことが判明して逆に衝撃!この短さだからこそ更に良さが際立つ作品。
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終わってしまった…
不快なことが不快なこととしてちゃんと描かれているしんどい物語だけれど、その一方で読者を楽しませるインパクトにまみれていて、毎週続きはどうなるの!?って気になるスゲー面白い漫画として消費もできてしまう。間口が広い。そしてキャラクターがかわいいだけにあまりストレスなく読める。ストレートに届いてくる感じがする。
今までタブー視されていたことにポップに、けど真摯に斬り込んでいて、時代の変化が反映された漫画。
タコピーが最初に目指した安易なハッピーエンドはこの時代、もうどこにもない。「おはなし」で繋がったしずかちゃんとまりなちゃんは「仲直り」して終わるけれど、彼女達の抱える問題は依然としてそこにある。それでも親の問題を背負う必要はない、子供は子供で繋がりをみつけよう、と何というか祝福に包まれて送り出された最終回だったと思う。
見て、聞いて、行動して、その結果わからないということがわかっただけで良い。タコピーは頑張った。わかったふりで綺麗事を押し付けるより良いに決まってる。
「おはなし」は会話のほかに「物語」の意味もあると思う。タコピーと過ごした日々が人生のどこかにあって、その虚構が、想像力が人を救う。
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無料でこんなん読めてええの?って感じの最高の鬱漫画。親の口調に子供が似てしまうとか、どう頑張っても変えられない所とか。そんなのもあるけど、やっぱり普通って尊いなって。タコピーかわいいよ!タコピーありがとう!
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可愛いらしいキャラクターやイラストと相反する超絶な鬱展開とSF要素が話題になったWeb漫画。
久しぶりに毎週心待ちにしながら
「次はどうなっちゃうの⁉️」
と楽しめたが、途中までの展開が壮絶すぎたせいか最終回のインパクトはちょっと薄めに感じてしまったッピ…
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ジャンププラスで
胸に突き刺してくるような絵で苦しかったけど、どんどん先が気になる
ちゃんと伏線も回収してて短いながら中身の濃いストーリーで凄かった
タコピーのようにバカ正直な奴がこの世界を救ってるんじゃないかなあ
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救いのない衝撃的な作品であったが、最後は普通に良い話で終わってしまった。北本いじめ自殺事件などのようにイジメっ子が悪いと単純な構図にしないところは意欲作であったが、話し合うことで分かり合うというのは、昭和の対面コミュニケーション至上主義である。救いのない現実に絶望感を抱いたが、現実感に欠ける結末に逆の意味で絶望する。話し合うということは、過酷なイジメの現実を無視した最低の解決策である。
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ギリギリ及第点のハッピーエンド(?)。それでも感動したの一言を送りたい。2人が笑っていてくれればそれでい。
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ジャンプ+でまとめ読み
何話から下巻だったんだろう。
しずかちゃんとまりなちゃんが友達になるエンドいいよ。
親なんかに負けないでほしい。
二人は親に恵まれてないって共通点があるから仲良くなれたのかな、
話し合いが大事ってタコピーが教えてくれたんだね。
みんなの考察がやたらすごい漫画で、なんか描きにくそう。
考察なんて、みてないか、
上下巻で終わりだから、結末まで話決まってたんだろうけど。
そういえば、東くんの兄は本当にただのいい人だったのか…
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【あらすじ】
まりなの遺体が見つかってしまった。警察から事情を聞かれても夏休みの計画に余念がないしずかに対し、東は何とか上手く切り抜けようとする。そして夏休み、しずかはタコピーと二人だけで東京に向かうが…!? 衝撃の小学生ドラマ、完結!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
月イチの読書会で話題になり、昨晩就寝前にジャンプ+で読んでみました。 …正直、寝る直前に読むべきではなかった。登場人物の置かれている環境の壮絶さと、最終的に何が良く、何が悪かったのかを考えることにのめりこんでしまい、寝不足になってしまいました。
いじめられっこでどこか1本ネジが外れサイコパス感もある「しずかちゃん」、いじめっこだけれど家庭環境が壊滅的で同情もできる「まりなちゃん」、親からの期待とプレッシャーから満たされない人生を送る「東くん」、そして優しいけれど無知すぎる「タコピー」。誰もが不完全で、何がきっかけで誰が壊れてしまうのかもわからない世界で私たちは生きているのだと、改めて思いました。全ての人が満たされる完璧な幸せなど存在せず、誰かが幸福になるということは、一方で誰かが不幸になってしまうことにもつながるのだ。
その中で、少しでも互いに分かり合うために「おはなし」、つまり対話が必要なのだとこの物語は説いていると理解しました。腹が立つ相手でも、その相手がどのような境遇に置かれているのか、少しでも理解できれば、少しは相手に歩み寄ってあげられるかもしれない。それを積み重ねていけば、不完全ではあるもののみんながハッピーな世界に近づけはするのだと思います。それが「人間としての優しさ」なのかなぁ。
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何も救えないもどかしさとタコピーの純粋さが心にきました。
おはなしが大事、という人によっては陳腐なテーマかもしれません。
最初からそれが出来なくて苦しんでいた登場人物達が最後に一緒に寄り添っている姿に、これから世界が少しずつだけど良くなっていくのかなというほのかな希望を感じました。
というわけで最終回が特に好きです。
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もっと鬱々しいエンディングを想像(または期待)していたけど、これもまあひとつの形か。上下巻できっちり納めたのは評価できる。
途中時系列?がワヤクチャになってくる所で混乱してしまい、何回か読み直してしまった。とりあえずは作品の問題ではなく、自身の理解力不足として処理。
とはいえ、読後の感想で言えば「そこまで話題になるような作品だったかなあ」になる。これが話題になるなら押切蓮介の「ミスミソウ」だって...という気持ちになる。(まあ一応実写化はされてるが)
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賛否両論ある終わり方だと思うけど私は好きでした。インタビューで作者さんが「現実世界の問題は、誰か1人が悪者だと決めつけることができないものが多いと思っていて」と答えていてそれが形になったようなお話だなと思った。生きている以上、誰しもが罪を犯す可能性を秘めていて原罪を抱えている。それをわかったうえで「おはなし」して生きていく。しずかちゃんとまりなちゃんがおはなしできるようになってよかった。
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この漫画は、鬱マンガのひとつの完成系である。読み終わった後のクソデカ感情を処理しきれない。
おはなしがハッピーを生む、このひとつのメッセージを届けるのにタコピーは消えることになる。これは何もしてあげられなかったタコピーが唯一してあげられることであり、原罪への贖罪でもあると思った。
あとコマ割り、余白の使い方が抜群に上手い。さよなら、バイバイのページとか。直樹くんが友達に呼ばれるシーンとか。兄のお前が○したんだろの見開きとか。アプリで読むのとマンガで読むのでは、感じ方がやはり異なる。
最後の2ページはハッピーエンドではあるものの、根本的な解決は何も為されていない。だがしかし、1人ではなくなった「きみたち」は健やかに大人になっていける。そういった解釈を私はした。心の涙が止まらない。電車の中じゃなければ、本当に泣いていたところだ。
毎週金曜日のTwitterが阿鼻叫喚だったのも、上巻発売前日の101回ループで精神に異常をきたしかけたのも、今ではいい思い出だ。
サンキュータッコ。
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うわー!見事だ。。。めちゃくちゃ良かった。たしかにこれはタコピーの「原罪」すぎる。元来からのまりなとしずかとタコピーの関係にこんなストーリーがあったとは。そして最後はめちゃくちゃ救済されてとても良いお話に纏まっていた。伏線回収も素晴らしい。名作に位置づけできるね
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息子に勧められて読む。
幼い?善意が予想外の結末を呼び起こす。
相手のことを知れば解決できる、、、
そんなに人生甘くない。
複雑な心は小学生だって中学生だって深くて、そこに家族が絡むからやりきれない。
私は、子どもたちの人生に呪いをかけてないか、不安になった。