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流石のおぞミス!ネタバレになってしまうので、あまり詳しくは書けないのですが苦手な方には結構辛目のシーンがあります…。なんでこんな…って思ったのですが、神津先生の経歴に伏線があったんですね(笑)
ミステリーとしても誰?なぜ?が全くわからなくて楽しめました。母親の子供を思う気持ち、想像してウルッとくるシーンがいくつかありました。
やっぱり神津先生は癖になりますね(笑)
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かけがえない5歳の娘のために必死で生きるシングルマザーを始め、理不尽に娘を奪われた過去を持つ老女や夫と娘を捨てて男と逃げた女、幼い息子を残して命を断った女…様々なママが出てくる。
何も心当たりもないまま突如監禁されるというパニック状態の中で、強烈に光る成美の娘への愛情と三田さんの泣きたくなるような想い。それが何度も踏みにじられる不憫さと痛みは最後まで長引き、監禁の理由がわかっても解放されても少しも胸の曇りは晴れない。
作品の完成度は及ばないかもしれないが、この読後感で前作よりオゾミス度は上がっていると感じた。
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後半からすごい展開
いきなりありえないような展開に様変わりする感じが、ちょっとチープな感じで
怖いとも、エグいとも何とも…
ジャンル分けするならば
私の大好きなジャンルなんで
これからの作品も楽しみな気がするし
星4っとしました。
(あくまでも私の個人的な見解)
男の過去とか
殺意とかもっと掘って、リアリティ出して少し長尺にしてみたらもっとよかった
スイートマイホームも読んだけど
うーんこっちの方がよかったかな?
本作品の表紙が良すぎで
だいぶ期待してしまって。
伏線回収はよかったです!
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パニックホラーとあり、興味が湧き、本作品を手に取りましたが、好みではなかったように思います。
確かにグロテスクな描写があり、ホラーを感じさせるような場面もありましたが、主人公が監禁されたシングルマザーという、特殊な設定が良くなかったのかなぁと思います。監禁や犯人という、いかにもなミステリー要素が含まれている割には、結末と過程が何か腑に落ちなかったと言いますか、モヤッとしたように感じました。
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2.5ぐらい
後半ちょっと激しめなグロ表現あり
マイスイートホームの後に読むとちょっと纏まりが浅く感じる
読了感もあるにはある、ほぼ一気読み出来たけど物足りなさがのこる。
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ものすごく理不尽である。とてもグロい。発端も結末も、よく分からん。それでも、ページを繰る手を止められない、不思議な引力のある一冊。
「理不尽な仕打ち」の対極にある、「よくある親子の日常の一場面」の描写が、とても美しく、慈愛に満ちている。その分、「理不尽」との落差が大きくて、より一層の悲惨さを醸し出す。
もう一度読んでみたいような...読むのが怖いような...
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前作より怖くはなかった。前作は後ろに何かいるような気味悪さがあってとても好きだったが今作はただただグロい。直接的な怖さが先立って内容が薄くなっていると感じた。設定や表現は本当に素敵だった。
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主人公は40代のシングルマザー。
6歳の娘と二人で暮らしている。
娘との日常生活を描写した軸と突然主人公が監禁されているという2軸で描かれている。
監禁している犯人の目的、正体は顔を見ても全く見当がつかない。が、娘が事故で死んだことだけは告げられる。
犯人との血みどろの戦いを描いた描写は作者の過去作でもあったなぁと思った。
動機も理解はできるが、共感するまではいかない感じ。
自分の父親の結末描かれてたっけ?
とりあえずハッピーエンドはよかったかな。
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成美は貧しいシングルマザー。ある日目が覚めると監禁されていた。なぜ?娘のひかりは無事なのか?というお話。
「なぜ?」についての種明かしがあるのだが、若干動機としては弱い気がした。
ハラハラドキドキが味わえたのと、主人公のパート先の人間関係など興味深い場面があったのがよかった。
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とんでもなく胸糞
犯人の男にまったく共感できない。
なんかこういうクライムサスペンス系って、犯人の動機に一定の共感ができるものが多い気がしてたけど……
これは、全く無理でした。その生い立ちに一応理解できる部分はあるような気もするけど、その怒りの矛先が主人公 成美に向くのが全く理解できない。幼い頃の成美の発言が彼の母親の自殺のきっかけを作ったという一応の説明はあるのですが、なんとゆーかお門違い感甚だしいと言うか。
ただ、そういう理不尽な動機が、あの監禁・激しい暴力に結び付くという点で、非常にホラー。怖い
まぁ、そんなクライムサスペンスホラーがメインストーリーではありますが、このお話の主軸は「母と子」なんでしょうね。(なにせ、タイトルも「ママ」ですし)
なので、メインのホラー要素より、母子家庭である成美とひかりをメインに、彼女たちを取り巻く人々の人生•生活のなかのちょっとした理不尽やちょっとした救いのエピソードの方が心に残りました。
成美とひかり
こうあって欲しいという「母と子」の形そのもの。
あまりにも理想的すぎて読んでる途中で、この母子の関係にこそ裏があるこではないかと、逆に不安になったりもした。
三田さんとなくなった明恵ちゃん
最初はずうずうしお節介やっかいなババァって印象だった三田さんだけど、その過去が明かされてからは、彼女に少しでも幸あらんことを…って祈りたくなった。
まぁ、最期は……なのですが。
ほなみさんと高校生の息子さん
息子は別人格だと受け入れなきゃいけないって言うのにぐっときました。
このほなみさんも、人としてできた人過ぎて、何か裏があるのでは?と読んでてハラハラでした。
犯人の男とその母
ネジくれてるんだけど、それなのに切り離せない強い結びつき。でも、こんな結びつきなら切ってしまう勇気も必要だなって。
私にとっては、母子の物語としてみたら、over80点。
パニックホラーとしてみたら、50点
みたいな作品でした。
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娘のために必死に生きるママが拉致・監禁・拘束された。真実と犯人を求めて読み進めたら、まさかそんなオチとは。できればもっと推理させてほしかった。
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「スイート・マイホーム」が面白かったので、この本を手に取った。
彼女が拉致されるまでは良かったのだが、拉致された後は「この本は失敗だった」という思いが。
男の意図がはっきりしない。
後に明かされるのだが、共感できない。
読むのをやめるにはページが進み過ぎていたので終わりまで読んだが、つまらなかったと言う思いしかない。
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後藤成美はシングルマザー。
娘のひかりと貧しくも幸せに暮らしていた。
しかし、ひかりの六歳の誕生日当日、成美は何者かに監禁されてしまう。
新しい職場であるスーパーで仲良くなった木村もなみさんと、団地の隣に住んでいる三田さんと、色々ありながらも幸せに暮らしていたのに、急に監禁されたもんだから、とんでも展開になって驚いた。
途中途中で、木村さんだったり、三田さんだったり、ひかりの言葉に涙してたのに…。
監禁シーンでは、状況が文章から上手く伝わりづらくて今どうなってるの!?ってなってました。
作者さんのインタビューを読んだけど、どうしても書きたかったシーンがあったって書いてあって、あぁなるほどね…ってなりました。
犯人の動機や今まで生きてきた経緯やら何やらに、それ程感情移入できなかった。
最後の最後、成美があることに気付いたんだけど、それってつまりは生きてるってことだよね。
それだけは本当に良かったと思う。
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スイートマイホームが面白くて買って読んでみた。個人的にはスイートマイホームの方が好きやけど、これはこれで好き。