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資本はひたすら増殖を目指す。
まるで癌細胞のようじゃない?
増え続けること自体が目的。
昔読んだダイエーの本、
売上1兆円達成の記念イベントを
催したとき、
会長がバチで大太鼓を叩くと
太鼓の皮が破れ、
中に仕込んであったのが
新しい大太鼓。そこに書かれていた
スローガンが、
次の目標は売上2兆円 だったという
演出が、描かれていました。
また、京セラが売上1兆円を達成した後の
創立何十周年かの記念行事の際、
今後の新しい目標を
「世界から
「ザ カンパニー」と呼ばれるグループを目指す」
と掲げ、それだけでは
社員の共通な理解が形成できないから、
具体的な実現目標として
「売上3兆円、利益率20% 」だと
説明した逸話も思い出しました。
会社が異常に鬼なのではない、
会社の経営者が異常に強欲なのではない、
資本主義は必然的にそういうものなのだと
155年前にマルクスは看破していたよ、という
ことを知る本でした。
資本主義は自然から奪う。
どんどん取りこむ
これは先日読んだ上野千鶴子さんの
話と同じ。
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マルクス資本論に興味があったのですが、ハードルが高く敬遠していました。
でも、これならイラスト多めで文章も簡潔で読めそうだったので購入。
無事読み終え、内容もよく理解ができました。
資本論の全てが理解できるわけでは無いと思いますが、ここから始めてみるのも良いのではないかと思います。
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資本主義社会を考える
資本家と労働者の関係が分かる
資本家にとって大切なことはより短時間に多くの商品を生み出すこと。労働者の働きやすい環境を確保することでは決してない。