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最初は少年と妖怪の甘酸っぱい初恋?友情?話や契約夫婦に割り込むあやかしによる三角関係など、ドタバタはしつつもニヤニヤ読めていたのだが。
特に旦那さん視点のデート話は、本当にニヤニヤ。
ゆえに、後半の展開にはかなり驚かされた。
前半にも黄昏時に本性を表してしまうあやかしの話はあったけれども、まさかあんな展開になろうとは。
「あやかし屋敷」の持ち主に関する真相。
妊婦さんの正体。
そして、退魔師同士の対決に、ある人物たちの正体。
次から次へと設定やら真相やらが飛び出してくるので、後半の情報量は津波のようで溺れそうになった。
待って待って。
明かされた真相は哀しいものや切ない物もありながら、希望あるものもあり、契約夫婦の生活はこれからものんびり続く模様。
まだあくまで「契約」のようですが、いろいろ乗り越えた二人なら大丈夫だろう。
そう言えば、名前のあるキャラで人間だったのは結局数人しかいなかったような。
まさしく「あやかし屋敷」
個人的には狭霧さんがお気に入り。
頼れる姐御、たまらんです。