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女子高生に殺されたくて教師になった男、その殺す側の女子高生としてターゲットにされた生徒は多重人格者、彼女のクラスメイトは保健室常連のアスペルガー、さらに男の元カノがカウンセラーとして高校に赴任してきて、ターゲットの生徒に恋する男子生徒の恋路を応援する。着想が非凡で果たして男の計画が実現するのか先が読めない。気になる!
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1巻はそれぞれに個性的な背景を持った人物が次々に登場し、絡まりあっていく。
東山春人―臨床心理士から高校教師に方向転換。一見平凡そうだが、女子高生に絞殺されたいという強い願望に突き動かされている。
佐々木真帆―東山の勤める高校の女子生徒。美少女で東山は彼女に殺されたいと思っている。時々意識を失い、そのことで自信を持てず、不安を抱えている。
後藤あおい―アスペルガーで対人関係に問題を抱えているが、きわめて高い知能を持つ。佐々木の親友。
川原雪生―猛勉強して同じ高校に入ったほど中学時代から佐々木を恋慕する。
深川五月―東山の元カノ。臨床心理士となって東山の高校に配属され、そこで佐々木や後藤と仲良くなる。
絞殺される妄想を膨らましながら、自分の首を絞める東山の絵には笑った。
どんどんと話が膨らみ、何かがおこりそう。
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殺される・殺すだとしても、双方の間で需要と供給が成り立っているのだとしたら、他人があれこれ口出ししたり裁いたりするべきではないのかもしれない。わからん。
まだ序章って感じ。
ぽよ子や男子がどう絡んでくるのかたのしみ。
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「女子高生に殺されたい」という内容じゃなくても、多分人には色々願望があると思います。
読むにつれて自分がそういう願望を持っていたらどうなってた怖なりました。
勧めてくれた人に感謝!
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古屋さんの作品なので読んでみた。
ぶっ飛んだ設定なのは相変わらずだが
ギャグに持っていくことなく人間が描写されている。
それぞれのキャラクターが順に掘り下げられつつ
物語が進んでいく構成は中編らしくわかりやすいし
だんだんと抱えている問題が明らかになっていくところが興味深い。
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古屋先生はほんとに鬼才だ。こんな願望を抱えている先生は気持ち悪いが、人間味もあるから妙にリアルでそそられる。登場人物たちそれぞれの心理描写もしっかり描かれていて、作品に自身を投射できるのが魅力だ。