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オッサンに伝わる言葉でキチンと書いてあるジェンダー論。とはいえメディアの周回遅れぶりはひどい。視聴者、読者が欲するから、取材対象の政治が遅れているから、どれもそうなんだろうけど。男女論の前に、こういう働き方は持続可能性ないよなぁと。
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冒頭に「経済成長のための女性活躍という視点が最優先で語られること」への違和感が書かれていて、ハッとした。知らずしらずに「オッサン」社会に同調している自分に気づく。国の成長に関わろうが関わるまいが、人権尊重や男女平等は社会政策として実現すべき課題だというのはその通りだと思った。
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ジェンダーのこと、自分の理解が浅かったなと反省
自分はオッサンであり下駄を履かせてもらって今ここにいるという意識する必要があるな
壁を乗り越えるのではなく、壁を壊す
#オッサンの壁 #タラ本
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毎日新聞の政治記者である著者が体験した、男性優位社会に存在する『オッサンの壁』について書かれた本。○○ハラスメントという言葉さえない時代から男性社会で揉まれた話は、大変な経験だと思う。しかし、今現在においてもそれが無くならないのは、やはり男性側の意識を変えなければならないと思った。
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オッサン社会にどっぷり浸かって生きてきて、明らかに時代は変わってきたと実感しているし、自らも男女問わない社会を作る一端を担っているとの意識であったが、独りよがりなんだと本書に気付かされた。確かに、まだまだだな。
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オッサンと呼ばれる習性を面白おかしく書いた本かと思ったが、著者自身の体験を通じて男性中心社会への波紋が投げられている。理屈ではわかっていても変わらない日本。固定観念が大きな壁となって立ちはだかっている。
本では取り上げられていないが、都立高校で男女で合格最低点が違っていた。多くの女子が自分より点数の悪い男子のために不合格になっていた。
教育における偏見だが、変えるべきパワーが働いてこなかった。天皇の皇位継承も棚上げされたままである。いろんな意味でジェンダーフリーの時代だが、長年にわたって染み付いてきた思い込みは一朝一夕には変えられないだろうし、老害とも言える人種が力を持っている政治からは期待ができない。女性平等が最も進んでいるアイスランドの女性は強い。賃金格差が判明した最近、職場で家庭でストを決行した。昔、ウーマンリブなる活動があったが、女性自身から変革を求めるうねりがでてくることが、最も効果的かな、と感じた。