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途中まではひとつの筋に沿って話が進み、先が気になってしょうがない感じ。
それがある章からだんだん「あれ?」ってなっていって、最後は予想外の結末に。
「この時はまだ知る由もなかった…」みたいな古臭い表現が気になった(笑)
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新しいパターン!このひとの仕掛けはほんとにすごいなぁ。近未来の世界観や本当になってもおかしくない科学の進歩。はいりこんでいっきに読んだ。面白い‼
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実際に科学がここまで進んでいたら本当に恐ろしい。国は隠すだろうな。
疑う、ことを忘れちゃーならない。
最後は、先が読めてしまった。阿保な私は分子やら原子やらは分からなかったけど、読みにくさはなかった。人の心理描写がそこまでないせいか、あっさり読めた。
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途中から早く次の展開が知りたくて、ハイスピードで読んだ。その割には最後の結果はそれほどたいしたことはなくて、ちょっとガッカリだった。30年後の世界がこうだったらすごいなぁ・・・という感想は否めない。科学に対しても色々考えさせられる作品だと思う。
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「読んでいて途中でオチがわからない小説がいい」というリクエストに、会社の同僚が応じてくれた一冊。
出だしに少々強引な説明感はあったけど読み進めていくと、物語の背景や考え方がハッキリしていて読みやすい。
途中、主人公が意識が途切れるところから物語が分化していき、パラレルワールドなのか夢落ちなのか考えながら読み進めましたが、最後の章できちんと風呂敷をたたまれました。こういう読みやすく、またストーリーのはっきりとした小説もあるんだなと実感。
ただし、最後の1文は蛇足でした。あれがなければもっと締まるのに・・・と思ったら、あれがこの小説家の味なんだとか。やっぱりよくわからない世界だ。
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結構話が難しい。なるほどと思いつつも、科学の話はよくわからないのが正直。30年後の経済状況や、軍隊の設立、新たな法律の制定などは興味がわいた。よく考えるな乾さん。驚きはさほどなかったが、今までとは違う感じがまた良かった。
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著者お得意のどんでん返しですが、今作は途中から展開が読めてしまった事もあり、個人的に響かなかったです。
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読み終わった後にもやっ…としたが、後味の悪いタイプの乾氏の話は毎回そうな気もする。裏にどんでん返しの魔術師とか書かれていたので本作もどんでん返しか。と思ってしまうが、どんでん返しというより、ああ。そういうことか。というような感じだった。亜里沙の生き方になんだか納得がいかないことがもやっとする原因なんだろうか…
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30年後の社会の様子を、「ホントにこうなりそう」と支持したくなるほど良く創り上げていると思う反面、ラストはドラえもん並に技術レベルがぶっ飛んでいる。意外性を狙いすぎて話が飛躍しすぎかな。
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未来の描写がリアルでおもしろかった。突飛過ぎるわけでなく、本当に瞬間洗濯機?とかマスクとかできそうな気はする。
ラストは読んでオドロキはあったけれど、読後感はあまりよくなかった。最後がドタバタしてるように感じたからだろうか。
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コールドスリープの話かと思いきや、人体のコピーの話。読みやすいし面白い。途中で話がガラリと変わって違う次元の世界の話をしているのかと意味が分からなかったが、それが上手く繋がる。すっかり騙されてしまった。イニシエーション・ラブほどの衝撃は無いが、やはり鳥肌が立つラスト。
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未来設定が面白い。
終わり方は悲しい。
冷凍保存されてる人は誰かな。
父は天皇だって予想してました。
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やられた感満載の一冊。さすがイニシエーションラブの乾さん。最近読んだ短編が肌に合わなかったのでちょっと舐めてかかってましたが・・・、これはイニシエーションラブの衝撃、いやそれ以上かも。
以下ネタバレ。
途中、え、どっちなの??!!
と叫びながら読んでいました。オチが読めたと思ったらすぐにひっくり返されて・・・。「胡蝶の夢」の章題は秀逸です。すっかりまるっと騙されました。文章の書き方までも伏線になっていて上手い。他の細々とした伏線もまた。
最終的なオチは、SF的にはどうなの??と思うけど、
ミステリ的にはまあ、許容範囲かな。こんだけのやられた感を体験できただけで十分。
それにしても、ある視点から見た人物像が、別の視点や発覚した出来事によって、反転してしまうというのは本当に面白い題材です。
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今回もしてやられました~今回はSFタッチの作品です。
SFは結構好きなのでこういう蘊蓄の効いた話もあまり苦にはならなかったけど、色んな方のレビューを見るとSFの蘊蓄の部分が読みにくかったということですが・・・とりあえず完全に疑念を理解しようとせずに、大ざっぱに捉えるだけで十分だと思います。
本作はなかなか骨太な社会批判も含んだ作品だと感じますね。30年後の未来の描写、特に社会情勢は個人的には蓋然性が高い予測となっているような気がします。
2010年に発表された作品ですが、この翌年に東日本大震災が起こり、原発問題がクローズアップされたことを考えると本書の未来予想図は結構真に迫っているのではないかと思います。
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私は好きな作品かも。
頭の良い、賢いといわれる人たちが物語の軸にいるので多少難しい言葉がでてくるけど、理解可能。
だからこそその原動力は単純なんじゃないかなと思ったりしました。
思いがこもっている人が作り出すものってやっぱりすごいのだろうなと思う。
私は戸松くん応援したい!!冒頭?で出てきた頃から気になってました(笑)