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過去、未来を含む明晰夢で自分が死ぬ夢を見る。なぜ死ぬのか?回避できるのか?展開はなかなか面白いかったです。終盤のピースがはまっていく感じはなかなか気持ちがいい。
ただちょっと無駄なエピソードが多いかな。もう少し整理できるんじゃなかなぁ。
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ある列車事故をキッカケに死ぬ夢を観るようになった男。
同じように自分が死ぬ夢を観る女子高生と出合う。
自分たちの死の運命を変える事は出来るのか?
そして、驚愕の事実が明らかに。
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電車に轢かれて死ぬ夢?日にちも時間もわかるその夢が真実?
その少女と出会わなければそこまで考えただろうか?夢を忘れて何の気なしにその時を迎えただろうか?
空を飛ぶ夢を子供のころに見たなと思い出す。
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遠くない未来にホームから突き落とされるリアルな夢を電車内で見る。しかもその未来は変えられないと乗客の女子高生から教えられる。誰に突き落とされるか、何に巻き込まれるかのサスペンスも気にはなるが、主人公が旧友に誘われて働くNPOのほうが闇が深い。
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電車内で自分が死ぬ予知夢をみる。死を避けようと行動するとさらに事態は悪化してしまうという話。
知人が絶賛するので借りたが、正直自分の心には何も響かなかった。人の感性って色々だなと思ったし、知人とは感性が合わないんだなあとわかりました(何その感想)。
設定は面白いけど、痛快でも爽快でもなくそこそこのピースを繋ぎ合わせたパズルのような小説だった。そしてそれを繋ぎ合わせるため出来すぎたリードの下、話が進んでいく。
自分が死んだ後の世界に行く設定とか、最初に出会った女のコが実は…みたいなのが、一々あーあー…って作品をがっかりさせた。
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読み始めは、なんかよくあるパターン系かなと思い微妙だったが途中から面白くなり最後は止まらなくなった。
ある程度、予測ができる部分もあり驚いた!とかはそんなにない。
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「運命の悪戯」と言えばいいのか、人生の歯車が狂っていく様子が完璧に描かれていた。
運命とは既に決まっているのだろうか。自分の手で未来は変えることができるのだろうか。
そんな事を考えさせられる話だった。
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ネタも二番煎じでなく見事だし,読ませる筆致で,ラストのパズルピースがカチッと塡る快感,つまりミステリィを読む醍醐味とエンディングまでの息をつかせぬほどのカタルシスを最大限味わわせてくれるのだけれど,他の作品と同様,歴史は決して改編されることがないため,エンディングは決して覆されることがなく,読後感は救いが全くなくやるせなく渋い.できればハッピーエンディングであってくれると尚嬉しい.
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私にとって少し難しいお話だったかも…。世界線が途中でごちゃごちゃになってしまいました。これは2度読むことは必須なようです。私だけかもしれませんが、、。
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夢で見たことが実際に起きる明晰夢を見る井瀬は、同じ思いをしている一人の女子高生に出会う。
結局は詐欺の片棒を担がされていたその相手と心中知ることになった。
内容や展開は面白いが、読後の気持ちが身も蓋もない感じ。
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クライマックスで次々に明らかになる真相。いくつかは予想通りだったけど、いちばん核となる部分はまったく思ってもみなかったことなので、びっくりしたなぁ。2人というか3人の気持ちがね、なんか切ないです。
事件が発覚した後、マスコミで騒がれるんだろうなぁ。真実がねじ曲げられなければいいな。
余談だけど…。この物語の舞台は神奈川を走る東海道本線。辻堂駅が出てくる度にドキドキした(笑)
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2019年、文庫書き下ろし
父親への暴行致死で5年の実刑に服して少年刑務所を出た井瀬は、東海道線の通勤中に、半年後に自分が列車にひかれて死ぬ夢を繰り返し見る。そして女子高校生から声を掛けられ、その夢を見ていることを言い当てられ、実際に起きることの予知夢であり、自分も7年後に列車に轢かれることになっていて、変えようとすると夢も現実もどんどんひどくなると教えられる。
井瀬は高校時代の悪友に拾われて、進学を目指す高校生への奨学金を現金で集める仕事をしていたが、半分程読んで読者はそれがおかしいこと、父親を殺した真犯人に気づいてしまい、いやな予感がする。
予知夢がなぜなのかわからないまま、いよいよ半年を迎えようとするところで、ストーリーは急展開する。謎の女子高校生の正体、なぜ彼が死ぬことになるのか。
切ないラブストーリーでもあるのだが、自分の死後の夢を見て、時空を越えて思いを伝えることができたらいいのにと、作者は願って書いたのだろう。
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過去と未来の出来事を夢の中で経験する男と少女の物語。
次はどうなるのだろうとどんどん物語に惹き込まれて、一気に読み進めることができました。登場人物の関係性が明らかになっていく場面では、感情が揺さぶられて涙がこぼれました。読み終わった後も表紙の絵を眺めながら、物語の余韻に浸るくらい良い物語でした。
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井瀬は東海道線の電車内で親友の五味淵と一緒に何者かに押されて死ぬ夢を見た
その後見た夢は必ず現実になっていく
電車内で隣あわせになった女子高生紗世から自分が死ぬ夢をみたと告白される
紗世は未来を変えようとすればする程、悲惨な過去となると告げるが、井瀬は死を回避しようと動く
五味淵の友情
粕谷の友情
2つの間で揺れる
本当の真実とは
死を回避することはできるのか
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読みたいリストに辻堂ゆめさんのが幾つか入ってるけど、これが初読み。
主人公の井瀬巧が花火大会のあった茅ヶ崎駅で人身事故で電車が止まっているときに、自分が電車にひかれて死ぬ夢を見る。同じように死ぬ夢を見る片岡紗世に声をかけられ、それが運命であることを知るが、避けようとすると事態はさらに悪化する、ということも気づかされる。やりがいのある仕事に就けてありがたく思いつつ、他にも理不尽な夢を見ることの解釈を試みるが、なかなか進まない。死ぬ日まであと3日となって、事態は急展開し、すべての伏線が回収されていくが、運命は変えられないラストだが、もう少しハッピーエンドはなかったかな、と思ってしまう。