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ロシアのことだけでなく、ロシアの周りの、東欧・旧ソ連の国々のことを知ることによって、より深くロシアを知ることができる。ロシアの周りの国々のことを知る機会はなかなか少ないので貴重な情報源。以前何かの本で読んだような気もするけれど、ロシアを一国としてまとめていくためには、やっぱり強いリーダーが必要とされているのだろうと、歴代のトップの面々を見ながら思う。
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地図を見ながら読み進めると、かなり理解が深まった。
バルト三国、東欧、中欧、スタン国。。。
最低限の情報と、特徴的な国家元首やイベントをコンパクトにまとめることで、クドくなく、サーッと読めた。
やはり、池上さんは、すごい!
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東欧・旧ソ連の国々の政治的特色と関係がわかる本。ここ1年の国際ニュースを読む参考書としてかなり役立つ。プーチン大統領に関しては、著者はスターリンと重ねている部分が大きいようで、実際どうなのかわからないが、スターリンの政策については大分わかりやすく解説されていて、今の東欧・旧ソ連の抱える問題の背景が明確に浮かび上がる。また、第6章最後にあるように、『自分の国に引きつけて』考えられるよう導いていることが随所に見られる。良書。
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決して油断するわけではないけど、人としてまともではないことをしたことがない国はないのではないかと思えるくらい、各国に複雑な歴史があるということがわかる。
自分にできることは何か。世の中のいろんなことに広く関心を持って学ぶこと。よその国、だけでなくお隣さんや同僚や妻も含め相手の立場で考えること。と、「お互い様」の気持ちを持って許すこと、大人のつきあいをすること なのかなと思った。
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紹介くださった方
山口哲弘さん
https://www.facebook.com/groups/snip4u/posts/747706159744766/
津田寿美さん
https://www.facebook.com/groups/snip4u/posts/752988905883158/
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池上彰氏が2021年9月に都立青山高校で行った特別授業の講義録
高校生向けの講義録は加藤陽子先生の『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』や 磯田道史先生の『歴史とは靴である』など個人的にアタリが多い
本書もソ連と東欧の歴史、ゴルバチョフと冷戦崩壊、バルト三国、中央アジアの「スタン」国家群、ベラルーシとウクライナ、ポーランドとハンガリーとそれぞれの特徴に分けて講義されていてとても読みやすい
特に2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後はその内容が肌感覚で実感される
良書
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やっぱり池上先生の本はわかりやすい!高校生を対象に書かれているとはいえ物足りなさがなく、かつわかりやすい。
「白系ロシア人」が白軍の生き残りのロシア人という意味だったの初めて知った…。ロシア国内で社会主義革命に反対する人たちの軍隊が「白軍」、日本はこの白軍を応援した訳だがロシア革命は成功し、白軍は壊滅状態に。そこでロシアに居られなくなった白軍のロシア人の一部が北海道に逃げて来た。
それにしても高校生たちも賢いな。リトアニアといえば杉原千畝ってちゃんと答えられるの偉い…。
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〇ロシアの目的:「不凍港」と「緩衝地帯」の獲得
⇒ロシアの南下政策から守るため緩衝地帯として日本は「満州国」を作った?
〇ソ連維持のための「〇〇スタン」
⇒「〇〇スタン」という国名は「何々の土地・国」という意味。
ソ連はできるだけ連邦の国を小分けにして、連邦内の国が団結しにくくした。
未承認国家が複数あるのも、このため。
⇒ソ連は連邦国家であり、本来「分権」されるはずなのに「中央集権的」的な要素が強くなるという矛盾が発生
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ロシアがウクライナに侵攻した後に書かれた本なので、このあたりの経緯を知りたい人にとっても良い本だと思う。ロシアのみならず、その周辺国についても詳細に説明しているので、東ヨーロッパについて興味を持っている人にも良いと思う。
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今回も凄く勉強になりました。意外と知らないロシア周辺の国のこと。中央アジアと東欧。でも、世界のニュースに占める割合は大きいですよね。日本にとっても重要な地域。地図で場所を再確認しながら読み進めました。池上さんの解説で、今はやりの「解像度」が上がりました。