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過去の出来事への後悔、わたしだけでなく皆んなあるのかなと思えた。頑固にこびりついたトラウマでがんじがらめになってしまっていても、きっと乗り越えられる、乗り越えた先に少しは明るい未来あるのかもしれないと思えるお話しでした。
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この前、喜多川さんの名言集を読んでこの作品を読もうと思っていた。この作品にはとても響く言葉があり、とても良かった。手紙って今の時代には馴染みはなくなったけど、こういう何十年後…に読むことっていいなぁと思った。ちょっと自分に向けて書いてみようかな。私が1番残ってる言葉は『とにかく今、目の前にあることに一生懸命になってみろ。がむしゃらに打ち込んでみろ。夢を持とうとしなくてもええから、今、目の前にいる人を笑顔にしてみようって思うてみろ』まずは今を頑張ろって思った。
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これまでの過去にあった全てのことが、今にとって必要な経験であったといえる。
その時にはこんな経験したくなかった、と思うようなことかもしれないけれど、その時その事に対してどう自分が動くかによって、未来は作られていく。
その時どう動いたかによって、未来が今になった時、その経験したくなかった過去が経験できたからこその今に変わるんだろう。
過去に起こったことは変わらないけれど、それをどう捉えるかはその時によって変化する。
重さを持った言葉。メールよりも手書きの手紙やハガキに心を動かされるのにはそういう想いに心が反応しているんだなと改めて感じることができた。
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一秒先は誰にもわからない。今ここに意識を置くことの大切さを改めて噛み締めました。喜多川さんのお話はいつも胸に迫るものがあります。
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著者の作品は5作目。嫌な人は登場せず、読後には純粋で清々しい前向きな気持ちにさせてくれる。卒業時とか将来の自分に手紙を書いたかって忘れちゃったな笑 自分も大変な時期があったから、そんな時にもらいたかったかも笑
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◯年後の自分に宛てた手紙をどんなことがあっても宛先に届ける仕事を請け負う株式会社タイムカプセル社。
自社の倒産を経てそこに採用された主人公と年下先輩社員のお話。
ストーリー性のある自己啓発本という感じ。
たとえば「今に集中する」「第三者の話をする時にその人が目の前にいると考えて話す」など
ただただ文章に起こすとよく言われていそうなことも、過去の自分から手紙が届くというストーリーに乗ると途端に現実味と感動が増す。
なるほど読み返したくなる本です。著者の他の作品も読んでみたいと思います。