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高校生のアンは突然父から夏休みに、札幌の郊外にあるお宅へホームスティを持ちかけられる。そこは私立図書館、通称「図書屋敷」。無愛想な館主・セージにいくつかのルールを言い渡されるが、アンはルールを破り、真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこで司書見習いとして働く事になり…
真夜中の図書館は現実の世界とリンクしつつ、別の世界。アンも戸惑いつつも本を読む楽しさに目覚め、それを人に共感して貰おうと奮闘する姿が楽しそうです。そして、そこで出会ったもみじの正体や、何故図書館にスマホなどのネットに繋がる物を持ち込みを禁止する理由が判った時、アンの図書館を守ろうと勇気を出して行動したのが成長を感じました。
まだ謎も残っていそうですし、今後も楽しみです。
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主人公が高校生なので、若い前向きさが物語を明るくしてくれている気がします。
久しぶりに児童文学を読めたくなります。
ネット情報や炎上などの問題と、図書館の本の良さなどのを交えつつ、図書館迷宮というファンタジーで冒険でした。
続いても面白そうだけど、滞在は2週間予定だったから、終わりかな。
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とてもワクワクしながら読みました!面白かった!!
アンちゃんに勇気をもらいました!
本を読むことがもっと好きになれるお話だなと思いました。
そして、もっとこのお話を読みたいと思いました。
続きのお話があったら是非読みたいです!
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地元が舞台とのことで期待していた分、がっかり…
好みの問題もあると思うけれど予想通りの展開、伏線の回収もすっきりせず。
あとは散りばめられた地元ネタも突っ込み所がたくさんあり、取材してないのだろうか?と疑問に思うくらいだった。
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❇︎
初めて読む近江泉美さんの小説。
題名に惹かれて読みました。
人との関係に無理が見え隠れする
主人公のアン。
痛みを抱えながら傷に耐え、自分の
ためではなく大切な人のために
自分を奮い立たせて変わっていく物語。
できない理由を無意識に
探して『どうせ』と変わろうとしない
自分にウンザリするところや、
それでも変わろうと葛藤する心の揺れ
る様子がとてもリアルです。
各短編ごとにメッセージが記されていて、
一つごとに弱くて身勝手な自分を乗り越えようと
頑張るアンが眩しい。
ーーーーー
突然、父親の知り合い宅で二週間の
ホームステイする事になった主人のアン。
苦労して辿り着いた先は立派な
お屋敷だったが、主人から宿泊について
身に覚えがないと言われ到着早々途方に
暮れてしまう。
はるばるやってきた女子高生を不憫に
思い、家人の好意で泊めてもらえる
ことになるが、一夜の宿が確保できた
安堵で眠りに落ちたアンは不思議な
体験をする。
周囲の言動や顔色に気を遣い、
問題なさげに振る舞うアンだが、
不安げな態度に隠された悩みが垣間見える。
ある時を境に本から遠ざかっていた
アンが読書の楽しさを思い出して
変わっていく成長の物語。
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Amazonの紹介より
不思議な図書館で綴られる、本と人の絆を繋ぐビブリオファンタジー。
高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった!
迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!?
美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――
どことなく、世界観が深緑野分さんの作品と似ているなと印象があり、どうしても比較してしまいます。
個人的には深緑さんの方が、インパクトや迫力があるように感じました。
想像力を掻き立てる異世界ファンタジーで、冒険やミステリーの要素も入っていて、大いに楽しめました。
「情報」という荒波に揉まれながらも、懸命に頑張る主人公の姿が印象的でした。冷たい「声」を信じすぎず、温かな「絆」を大切にしていこうと思いました。
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オビ通り、ビブリオファンタジー。
アンちゃんの服がエプロン+スニーカーなのはモミさんの想像力なのか?
カフェ付きなら通うかな?
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図書迷宮めっっちゃ面白かった!
読みやすかった
ワガハイちゃんが夏目友人帳のにゃんこ先生に重なった笑
もみじくんがセージだったのか全然わからんかった
アンがどんどん変わってく感じもいいなー
最初のアンみたいな子は嫌いだけど
物語がすっと入ってきてマジで面白い
読んで欲しい!
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不思議な図書館で綴られる、本と人の絆を繋ぐビブリオファンタジー。
高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった!
迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!?
美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――。
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完全に苦手な部類のファンタジーだった。ただ、SNSの匿名性の怖さや、人の口から出た言葉の棘が与える深い傷、それによってずっと苦しみ傷ついている人の存在、などなど、現実の厳しさを何とかしようとする主人公の体当たり的な頑張りは嫌いではない。好きな人はものすごく物語に入り込んで楽しめる一冊だとは思う。
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本、図書館が好きな人には是非読んでほしい!!想像していたよりファンタジーなお話だった。読書と想像力は引き離せず、本を読んだ時の誰かに伝えたいという思いは共感した。最後怒涛に話が展開していき、一気に読んだ!次はゆっくり読みたい!
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高校生の美原アンが夏休みにホームステイすることになったのは、札幌の郊外に佇む私設図書館、通称「図書屋敷」。不愛想な館主・セージに告げられたルールを破り、アンは真夜中の図書館に迷い込んでしまう。そこは荒廃した裏の世界――“物語の幻影”が彷徨する「図書迷宮」だった!
迷宮の司書を務めることになったアンは「図書館の本を多くの人間に読ませ、迷宮を復興する」よう命じられて……!?
美しい自然に囲まれた古屋敷で、自信のない少女の“物語”が色づき始める――。
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面白かった!
図書迷宮なんて素敵!設定的にはよくある話なんだと思うけど、ワガハイが可愛いく、読み始めのワクワクする感じがたまらない。これは好みの本だと思いドキドキしてあっという間に本の世界に引き込まれてしまった。。ネットの世界と図書迷宮の関わり方も、なるほどなたしかにと思うし、次のお話もあったらいいのにな。
「クローディアの秘密」が読んでみたくなった
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北海道のとある私立図書館。そこは夜になると喋るネコや“著者の幻影”が闊歩する不思議な図書迷宮だった。司書に任命された高校生のアンは、「一人でも多くの人間に本を読ませろ」という任務を果たすことになり!?(e-honより)
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迷宮でのドタバタを想像すると、不思議の国のアリスのような雰囲気。
大きなカブの先生みたいな、先生にとっては何気ない言葉が子どもには深く残っちゃうことってあるよねぇ。そこだけ取り出せば、もっと気の利いたこと言えるだろうと思うけど、日々の授業の中で常に最善の返答をし続けるなんて無理な話で、先生って責任重大だわ…。
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高校1年の夏休み北海道札幌郊外の私設図書館を有する洋館「図書屋敷」にホームステイする事になった美原アンだが館主の籾青爾の忠告を破り幻影の真夜中の図書館「図書迷宮」に迷い込む。荒廃した「図書迷宮」を復興する為アンは迷宮の司書見習いとして働く。
想像力によって形造られる「図書迷宮」、蔵書をより多くの人に読んでもらいたいがアンの期待と不安が想像力に影響する。アンや青爾の苦悩、SNSやネットの悪意と闘うひと夏の成長記。
北海道の自然と空気に囲まれ、紙の本の良さを伝える青春ビブリオファンタジー。
★★★✩✩ 3.0