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引きこもりが誰のかわからない赤ちゃんを育てる話。母の亡くなるシーンから始まり、その辺におきた出来事で自殺未遂、引きこもり開始、父と2人で生活していたが父が突然知り合いから預かった、と子供をつれてくる。数日後父が不慮の事故でなくなってしまい、育てざるをえなくなり……最終的にはお別れ。間間に別の視点、時間軸の話が挟まる。不妊に悩む女性と、シングルマザーとして生き抜く女性と……結局全部が絡んで話は終わるんだけど、絡まる場所が予想と違っておおう……ってなってよかった。でも途中で莫大な借金がーって出てきたところはちょっと意味不明だった。人を簡単に信用するなよっていう教訓をそれっぽく無理矢理お話に突っ込みたかったのかな?って感じ。主人公を成長させるために~といえばその通りかもしれんが、やっぱなくても良かっただろというか無理矢理感。さくさく読めたしこことここが繋がってこうでーとか考えながら楽しめたし面白かった。文の表現というかさくさく読めるフランクな感じかつそのなかに無理くりそれっぽい表現混ぜてくスタイルがじゃっかんラノベっぽいと思ったら作者の経歴で納得した。あとこれだけ入り組んだ内容だったしせっかくだから巻末の解説もうちょっと頑張って欲しかった。
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登場人物が入り組んでいるが
目線がぶれてないので読みやすかった
あかんぼタクヤが主人公かも
ひきこもりとか死とか破産とか中絶とかたくさん問題を巻き込みながら話は展開していく
《 子は育つ さよならベイビー 大丈夫 》
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赤ちゃんとその子を育てるハメになった主人公の成長物語かと思ったが、それだけではなく、本格ミステリーとしても完成度の高さ。
よくある書き方ではあるが、身構えずに読んだので、びっくりの展開。
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引きこもり青年が、いきなり赤ちゃんを任されることになるという衝撃的なストーリー。
様々な登場人物が主人公の青年に絡んできて話が複雑だが、ミルクだおむつだ泣き止まないだってところが、我が子の赤ちゃんの頃を懐かしく思う。赤ちゃん独特の温もりと香りと柔らかさ。初めて言葉を発したときの嬉しさ。そんな諸々を思い出しながら、寝顔をのぞきにいきました。
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主人公の雅祥(まさあき)はひきこもり。彼の心の闇はいつまでも解決できないのでは、と読み始めたら誰もが思うことだろう。
ましてや冒頭で父親が亡くなってしまうので本当に大丈夫か、と思う。
でもなにくそと、緒方さんに叱咤激励を受けながら、父のいとこ「しーちゃん」に助けてもらいながら、見知らぬ赤ちゃん「タカヤ」と暮らし始める。
雅祥がページをめくるごとに立ち直っていく姿、そしてしーちゃんや父親、そして緒方さんやタカヤに秘められた謎が徐々に明かされる。結末を目にするとき、思わずうるっときました。
まあくん、これからもがんばってね!
里見氏の圧倒的な取材力と描写、これからが楽しみな作家さんです。
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好きなタイプの小説だったけど、設定の仕方がルール違反に思えたw読者を騙そうというか、勘違いさせようと誘導しすぎ。
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色々な人の視点で描かれていて始めは少し混乱してしまったけどラストに向かってどんどん繋がっていく感じが気持ちよかった。ところどころえ、本当に?みたいに感じる部分もあったけど最後まで展開を気にしながら楽しく読めたかな。
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複雑な家族関係で紡がれるミステリー。最後は急ぎ足で伏線を回収しているので、ややわかりにくい部分も。
ただ再読すれば意味がわかってくる。
産まれた来た子にはなんの罪もない。純粋無垢なタカヤの描写は、思わず微笑みながら読んでしまった。
ミステリーとしてはなかなか。「親孝行したくなる!」という帯は過剰だと思うが、家族のあり方を考えさせられた。不妊治療や出産の苦痛や苦悩など、学べるところも多かった。
人におすすめしたくなる一冊。
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各章の読み始め、誰の視点なのか分からないので、結構混乱して疲れた。誰視点かを理解するのがミステリー部分と思えば、確かに頭使ったわ!
引きこもり、不妊、などなどテンコ盛りなんだけど、吐きそうなほど辛くもなく、それぞれに美味いこと食べれましたって感じで面白かった。
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ちょっと自分が集中して読めなかったせいなのか、作者が仕掛けたトラップみたいな物に引っかからずにスーッと読んでしまってもったいなかったです。
もっと入り込んで読んでたら面白かったんだろうな。
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引きこもりのニート青年が孤軍奮闘物語。
本屋さんでの一押しだったため購入。
こういうの好きな方はとことん好きだと思われる。視点が章ごとに別人に代わり、ぼーっと読んでいるとこいつは誰だ、と何度もなってページを前に戻る。伏線はいろんなところにちりばめられていて一通り回収されるかんじ。
個人的には登場人物がどうしても好きになれず読みづらかったけれども、時間があればもう一度チャレンジしたい。
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引きこもりのニートが、ひょんなことから赤ちゃんを育てるハメに。しかし、それがきっかけで徐々に自立していくストーリー。人情ものかと思いきや、ミステリーの要素が強く、個人的にはいまいち入り込めなかった。
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とあることがきっかけで始まる、
引きこもり青年の育児生活。
不妊症で悩む夫婦。
シングルマザーの悩み。
特別養子縁組のこと。
思っていたより複雑な話しだった。(良い意味で)
登場人物が赤川次郎の本なみに多くて
私の脳では、ワケワカメ(^O^)/
まぁまぁ面白かったけど
読み直したいとは今のところ思わないので
★2つ。
メモ:
P111
乳児というのは不屈のゲリラみたいな手合いで、一緒にいる者を泥沼のような消耗戦に引きずりこんでその時間と体力を奪う天才なのだ
P104
会社というのは仲良しごっこの舞台ではなく、労働の対価として賃金を得る場所であるはずだ。
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不妊治療もだが、覚悟を貫徹する難しさ。。
古い考えだが、性行為=子作りと若い人に認識してほしい。
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あかちゃんの面倒をみるって大変!ってことじゃなく、引きこもりの青年があかちゃんを育てることでしだいに… なんてありきたりの話でもない。それ込みのミステリーなんですね。終盤、えーっ!そっち?って思いましたよ(笑)