投稿元:
レビューを見る
物語全部が大小の謎と嘘で構成されている、アメリカ横断車の旅。前作『殺人記念日』よりはまだ読後感はマシだが、どちらにしろイヤミス。もう次作はいいかな。
投稿元:
レビューを見る
祖父の遺産を受け取るため遺言に従って旅に出る三兄妹。昔に祖父と言ったアメリカを横断する旅行の再現をする。その道中で不思議なことが起きたり家族間の知らなかったことや居なくなった長女のことへの疑問が出てくる。仲のいいわけじゃない兄妹で道中は不満、苛立ちがありながら遺産のためになんとか進んでいく。あまり起伏のある展開ではないけれどラストで大きなものが待っていて意表をつかれる展開。前作の『殺人記念日』もそうだけれど一癖ある作品でこの先も読んでいきたい作家さん。
投稿元:
レビューを見る
中盤からじわじわハマっていく感じ。
最後は『殺人記念日』の作者らしい急展開。
『俺たちに明日はない』を映画で観たときに、ボニーとクライドの話をWikipediaで読んだりしていたからか入り込みやすかった。
後日談が欲しかったな。
投稿元:
レビューを見る
なかなかいい感じーと思って読んでいたが、最後であっけにとられた。これとんでもなく陰惨でグロいラストだったのかもしれんが、いろんなところにお伺いたてないといけなくなり、編集部から全カットを余儀なくされたような、そんなぽかーんな書き方。本人もそれが不本意キマワリなかったようで、結構ぶつ切りにまとめている。伏線をきちんと回収してから終わらせて欲しかった。非常に残念。雰囲気はうまい。最近感ある。