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【宇宙に出て大地を思う】
宇宙へ―星空に出かけてみたら/水と空気と命のあたりまえ1―水/水と空気と命のあたりまえ2―空気と生命
【地上の星空】
夜空に描くイラスト―星座は深い世界の手前で輝く
【太陽と月のある世界】
地球のこと―年齢は、太陽のまわりを旅した回数/月のこと1―月の意外な生い立ち/月のこと2 ―月の満ち欠けと月食/太陽のこと―日の昇る惑星
【宇宙の時間割】
遠くを見て、過去を知る―猛ダッシュ編―/遠くを見て、自分を知る―宇宙カレンダー編
【空からのおくりもの】
流れ星にねがいを―暗闇で自分と出会う時間/空から岩が落ちてくる1―宇宙をただよう巨大岩/空から岩が落ちてくる2―あなたにできること
【人生はあなたが主人公の物語】
宇宙から見た自分―科学がくれた俯瞰術
【星のふしぎ 地球のふしぎ 命のふしぎ】
星のさだめ―ほどよい太陽、ほどよい地球、本を読む私/地球と人のさだめ―地球と人の未来/星と人の往還―星は死んで人になる?
【縦方向への旅】
現実と空想の月旅行―誰とどんな旅をしましょうか
【心の宇宙旅行】
広い世界へ(前編)―太陽系の外への旅/広い世界へ(中編)―銀河系への旅/広い世界へ(後編)―未知への旅
【それでもまわる地球の上で】
星の下でつなぐ知恵と工夫―知恵のリレー/ひとつ空の下で―Under One Sky
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ロマンですね。
解明されない部分があるところがいいのでしょうね。
ひろーい宇宙に小さな自分をイメージして。
宇宙の一生の時間から見れば、一瞬で消える人間の命。
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小さい頃から宇宙に興味があった。今も広がり続けているという宇宙。太陽の大きさと地球の大きさと人間の存在等々。
生活に塗れて忘れていた様な根源的な物を取り戻せるし、また新しく興味を持てる優しくて大きな作品。
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本著はとても素敵な本だった。
読み手の自分が、著者の想いを分かっていながら、斜に構えて読み進めてしまった。
広大な宇宙。宇宙ができてから現在までの時間。どちらも想像ができないくらい膨大で、あまりに大きすぎて、じゃあそんな中でこんなちっぽけな自分が悩んで苦しんで生きているこの現実は一体なんの意味があるのか?なんの意味もないんじゃないかって。
著者はちゃんとそうじゃない。時間軸ではリレーしてきて今があること、今存在している自分は奇跡であり誰もその役割を代わることはできないことを伝えてくれている。
自分が苦しんで頑張らなくても、時は流れ、宇宙は膨張し、いつかまた隕石が落ちて人は滅び、いつか太陽が死んで地球もなくなる。滅び、無くなる運命なのに、なぜ必死に命を紡いでいくのだろう。
ただ子供たちの成長と幸せだけを願っていればいいのかな。それしか、意味を見出せそうにない。難しいなぁ。
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夜、寝る前に読みたい 宇宙の話
野田祥代
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宇宙はとても壮大だけれど、ちょっと身近に感じさせてくれる。
「空を見上げる時、私と宇宙空間の間に誰も居ない」に始まり「地球の公転は1年で1周、ならば年齢=地球と一緒に太陽の周りを回った回数」だななんて、その通りなんだけど気が付いてなくて、そこは宇宙というより、発想力かもしれないけど、とても面白いと思った。
スケールが分かりにくい宇宙を分かりやすく例えてくれてる中で好きな話は宇宙カレンダー。宇宙誕生を1月1日とするとホモ・サピエンスが誕生したのは12月31日の23:50頃。
そんな感じで、難しい話を分かりやすく書いてあるのでそんなに頭を使わず、想像する場面が多いので夜眠る前にゆっくり読むのに最適で、嫌なことを忘れて気持ちよく眠りにつける。また、嫌なことがあったら心だけ宇宙に緊急避難するというのは、全てがちっぽけに感じるだろうなと思って、今後はぜひやっていきたいと思った。
2023/06/18 読了(図書館)
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最初はいいかなぁ、譬えが巧いなぁ・・と思ったんだけど~~まあ、宇宙に思いを馳せるなら夜が良い・・寝る前の夢現で読んでいると洗脳されそう・って昼読んで思いました。人生訓!なの?
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◆肩の力を抜いて宇宙や人生を考える◆
宇宙は遠い世界のように感じますが、そうではありません。地球に生まれたということは、永く続く宇宙の時間の中を生きているということであり、宇宙は人生の舞台ともいえます。そこから地球や人間を見ることで、改めて地球や命の美しさやこの世の不思議に気づくことができます。
本書を読みながら、宇宙や人生についてゆっくり考えてみませんか?難しい話はなく、例えがわかりやすいため、科学が苦手でも最後まで読めてしまいます。
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本屋で目に入り、タイトルと表紙に惹かれて購入。2〜3時間ほどで読了。
特に印象に残ったフレーズは以下。
・自分は広いあの宇宙の中にいて、ほんのわずかの時間をもらっていて、たった今その場所をこうして眺めているんだ。
・宇宙を舞台に、その登場人物としてどのように自分を演じるのかはあなた次第、人生はあなたが主人公の物語です。
最近目の前の出来事で頭がいっぱいになって、視野が狭くなっていると感じていたから、この本を手に取ったのかも知れない。
目の前のことで行き詰まったとき、想像の中で自分を宇宙まで飛ばしてみる、時間軸を宇宙で考える、存在を、影響を、宇宙規模で考えてみる。と言うことは、最大の俯瞰なのかも知れない。
そうやって考えた時、私たちが織りなすことは、当然にとってもちっぽけなことだけど、だからこそ全く同じはあり得ない、唯一無二のかけがえのないものでもある。
考えすぎる必要はないけれど、せっかくある自分の人生を背負いすぎずに楽しみたいと思えたりする。そう感じられた、素敵な本でした。
科学的な話がただ書かれるだけでなく、筆者の人生観も丁寧に綴られていてよかったです。
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壮大で深遠な宇宙の話。宇宙空間は暗くて寒くて不気味過ぎ。それなのに、読めばその都度目を閉じて、宇宙空間で寝落ちする。何だろう?行き詰まったとき「心だけ宇宙に飛び出してみる」って、染みるお言葉。
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・感想
ちょこちょこ寝る前に読んでた本。
宇宙の不思議、地球の不思議が沢山で今ここにいることの奇跡を改めて実感する。
何億年もかけて何度も滅びて消えながら奇跡的な確率でいまここにいる。
特に好きなのが
P112.「あなたが生まれてきたことそれ自体が、過去の消えていった生物たちがこの大地で確かに命を燃やした証しです」
とてつもなく大きなものの中で、いつか必ずくる終わりのときまで生きる。
そして星が死んだら人になり、人が死んだら星になる。
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素晴らしい本でした。空間と時間、こんな大きなことを考えたのは何十年ぶりだったでしょう。もしかすると小さな子供のころ以来かもしれません。本を読んでいる間、頭と心が大きく大きく広がりました。星空は綺麗ですが宇宙は死の世界、いままでは恐怖の対象でしたがこの本が一変させてくれました。これからの人生は大きな大きな宇宙を考えて過ごしたいと思いました。