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仕事を頑張っている主に独身女性の
短編集。
ワークライフバランスに悩んでたりする。
読みやすいけど、
そろりさんのうんちく件は
ちょっと理屈っぽくて、イヤ。
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テレ東深夜のドラマになりそうな雰囲気です。主演は岡田将生かはたまた中村倫也か、みたいな。(中村倫也は珈琲屋さんしてましたね) よくありがちな設定に、この現代のコロナ禍の風味を加えたような感じ。こんなお店あったら良いな〜お料理美味しそうだな〜とは思ったけどそれ以上の気づきや感動はない。もうひとひねり欲しかったな。
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コロナ禍になって、私たちの生活が変わった。その生活に戸惑いながら、適応しようとする人々の様子を自分に当てはめながら読んだ。
ていねいな暮らしに憧れてSNSをチェックしている女性、コロナ禍で営業が厳しくなった雑貨店の店長、コロナ対策をしている美容院で無神経な態度をとる客にイラつく美容師など、状況は様々。でもどの話も自分に当てはまる部分もあり、ちょっと苦しくなる。何年か後にこんな事あったな…と思いながら読み返したい。
喫茶ドードーはおひとりさま専用のカフェ。疲れた人を癒すメニューと、そろりさんという少し変わった店主が迎えてくれる。
そろりさんは、考えている事やいう言葉も素敵なんだけど、ちょっと抜けていてる。そろりさんが客にちょっとしたモノをプレゼントをしようとするが、断られてしまう所などもクスッとしてしまう。
こういう本を読むといつも思うが、こんな素敵なカフェが近くに欲しい。
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今あるものを生かして、やりたい事を思い描く…
ものに溢れかえる今だからこそ、心に響く言葉でした。ないものねだりせず、今持っているものの価値を見いだせるヒトになりたいと思いました。
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現役カフェ店主が書いたカフェのお話。
しんどい時、身近な人に弱音が吐けない時、自分に合ったメニューと、さりげない気配りで癒してくれるカフェ。
こんなカフェがあったら、ぜひ通いたい。
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忙しい人に読んでほしい。
私自身もここ最近余裕がない日々を送っていたが、心に余裕が生まれるような温かい本だった。
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こんな喫茶があるなら私も行きたい!ちょっとした気づきと、気分転換と美味しいもの、、、。短編集だけど、話が繋がっていて読みやすかった。都会の中に森のようなお店があるっていいな〜森の中でゆっくりとした時間を過ごしたい、、、SNS疲れ、自分の在り方、仕事の距離感、コロナでの息抜き方、、、自分を幸せにするために色々考えないとなぁ〜
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2020年、コロナウィルスが蔓延して
世の中が一変した。
もともと家で過ごすのは好きではあったけれど
コロナ禍で、思うように外出ができなくなり
会いたい人に会えなくなったことは
ほんとうに辛かった。
SNSは会えなくても繋がっていられる
嬉しさと安心感を与えてくれたと同時に
非日常のようなあまりにもキラキラした世界を目にすると
そんなこと意味はないとわかっていても、自分の日常を比べては落胆する。
周りに飲食店に携わる人たちが何人もいたから
いっこうに収束しない現実に腹も立った。
そんなモヤモヤ、やるせなさ、悲しさ…
それは、喫茶ドードーを訪れた人たちも同じだった。
あれこれ話を聞くこともしない。
だけど、フラッと入ってきた人たちの心をそっと感じ取る店主のそろり。
それはあまりにも自然で
悩んでいたことすら忘れてしまいそうになる。
わたしも、その1人。
当たり前のことなのに
絶対見失いたくないことなのに
はるか遠くへ置きっぱなしになっていたこと
掴みなおすことができた。
あぁ、やっぱり本っていいな。
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お一人様専用カフェにまつわる五篇の連作短編集です。
コロナ禍で日々の生活に悩み、疲れた人たちが、導かれるように「喫茶ドードー」へ。そこでは、自分の内側を見透かされたようなメニューが登場し…。
幸せって何かで測れるものか? と、幸せの修行をし、生き方を見直すためにカフェを始めた店主。この店主が提供する心に染みる料理と、セラピストかと思える話術(施術?)が、来客者を癒していきます。
「あなたにとって幸せとは?」という正解のない問いに、一つの形を示唆してくれている気がします。ストレスの多い毎日に、一服の清涼剤となる物語でした。
やり過ごす 自分自身の芯を持つ リラックス(心の余裕) 自分をいたわる 他人に寄り添う ゆっくりと変化 心に弓を 自分の存在が誰かの癒しになる etc.
何かの言葉が今の自分にもフィットするような気がします。
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P14
もしかしたら元気いっぱいなときと疲れたときとでは、見える風景が違うのかもしれませんね。
で始まる物語。確かに。人生山あり谷あり。山だから見える景色と谷だから見える景色。谷だとなかなか周りが狭く感じてしまうけれど、谷だからの景色の楽しみ方時間の過ごし方もあってもいい。
P228
「なくなることを心配していても仕方ない。それよりも今ある物を生かして、やりたいいことを思い描いたほうが、ずっといい。時間の無駄にだってならないんじゃないですか。」
ないものを求めるのではなく、あるものを生かす‥…。
P229
「いんや。ただの事実。失敗や経験の積み重ねが、強さとなるんですよ。」
P232
「幸せも修業が必要なのね。」
お店をやっているんではなくて、幸せの修行をしていると答えるそろりさん。
平和な時間が流れていた。
それにしても、ここにくるお客さんの機転の利く事!なかなか不調の時には、そんなことに気づ区事が出来なそうなのに。それだけそれぞれに出されたメニューは、力になったのかな?
あーアップルパイたべたい。
焼きマシュマロ食べたい。
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先月出産したばかりで読書時間が細切れのため、ライトめで連作短編集が良いかなと思い手に取りました。
初読みの作家さんです。
喫茶店が舞台の「コーヒーが冷めないうちに」や「満月珈琲店の星詠み」などと同じく、世界観や雰囲気が好きな小説でした。
コロナ禍やSNS疲れ、働き方など、現代に感じやすいストレスを抱えた人たちが「喫茶ドードー」を訪れたことをきっかけに、自分自身を労わることの大切さに気付いたり、自分にとって何が大切かを見つめ直したりするお話です。
短編ながら、それぞれのお話に出てくる登場人物が人知れず影響し合っていたりするのも良かったです。
店主の「そろり」さんの掘り下げが少し不足していたので、ぜひ続編でその辺りも読みたいです!
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「こんな日々があった」とさりげないフィクションとして、昇華される日が来ることを、静かに願うような、そんな連作短編。優しい人ほど、気づいてしまう人ほど、気づかぬ間に少しずつ摩耗して、それでも生きてゆかなきゃいけなくて。「丁寧な暮らし」など望むべくもないが、せめて自らの矜持には叛かず在りたい。日常、が取り戻されるその時まで。
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2023.10.30 読了。
街の住宅地にひっそりと佇むカフェ「喫茶ドードー」。毎日の疲れをちょっと癒しにコロナ禍でストレスを感じているお客さんが今日もやってくる。主人の暖かい料理やお店の雰囲気で日々の喧騒から少しの間休憩させてもらえる不思議な喫茶店の連作短編集。
最近流行りの癒し系お料理&ちょっと不思議キャラ店主の名言という物語。読む時に求めていたら癒されるんだろうけれど、ちょっとこのパターンは個人的には飽きてきたかな?という感じ。
連作短編集の舞台となる「喫茶ドードー」は主軸としてあるのは解るが、作品ごとの登場人物の中での繋がりも少々浅く、特に伏線にもなっていないので別に敢えて横の繋がりを持たせずひとつひとつの短編でも良いのでは?と思ってしまった。
サラッと読み終えてしまった。
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☆3つつけてもいいんだけど主人公?のそろり(というネーミングもなんか違和感)の登場シーンだけ謎のト書きというかわざとらしい童話みたいな語り口が浮いていたので☆2つ。
短編集でそれぞれの登場人物やアイテムが微妙にリンクしていて、コロナ禍でままならないちょっとしたちりつもの不満や不安が爆発…寸前の人たちを描いていて(基本的に外面が良い人たちがその頑張ってる外面のよさに疲れている話)、その部分は共感できるものもあり、それはよかった。
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店主そろりのお店。おひとりさま専用。必要な人がこの店に出会えているような気がする。
ていねいな暮らしに振り回される女子、かぁ。自分も陥らないように気を付けないとな。雨の日のサンドイッチ、いつの間にか「心が」がついていて。そういう気遣いがいいな。