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教員問題を知るために、教員免許を取った現場主義の乙武洋匡さんが、より社会問題を知るために各分野の現場で活動している専門家の方々と対談する『R25』での対談連載「乙武洋匡の自問多答」をまとめた本です。
テレビで報道させる社会問題は、一般人からするとあまり身近に感じられないかもしれない。
だけど、この本で社会問題を解決するために活動している方々をみると、小さなキッカケから始まったり、自身の不満が社会問題に結びついてたなど案外、一般人の自分なんかでもできちゃうかもなんて考えたりできて面白かったです。
社会に対して不満や課題があることに嘆くよりも、解決する側に立って考え行動する方が得るものがあるんじゃないかと思いました。
特別収録の「東浩紀×津田大介×乙武洋匡」ホントに面白い
次の都知事選が楽しみになります笑
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R25に連載されていた乙武氏の対談をまとめた一冊
この本を読むと考えなくてはいけない事がけっこうある事に気付かされます
そして考えた後に行動する事のなんと重要なことか…
意見を言うのも大事だけど行動する事はもっと大事‼︎ そんな一冊です
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乙武氏のインタビューは、対談相手に対する敬意と理解に満ちていて、かつ和やか。個々の特性を引き出す対談のそれぞれが内容的に深く絡み合っていて、今の社会がどうなっていて、これからの社会に何が必要なのか示唆するかのよう。でいて、読みやすい。巻末の鼎談は、生で聴いた身としては、広く知れ渡ることが嬉しいような、あの場を共有した人たちだけの贅沢な秘密が解かれて悔しいような。
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対談相手を見た時から「面白い本だろうなあ」とは思ってましたけど。
予想を上回る面白さでした。
対談の相手は病児保育の第一人者である駒崎弘樹さん、ワークライフバランスの小室淑恵さん、若手社会学者の古市憲寿さんなど8人。教育、労働、原発、政治など幅広い分野について乙武さんが対談をされています。
特に面白かったのは東浩紀さんとのダークツーリズム(負の遺産を観光資源にする取り組み)に関する対談。色んな感情がまだ渦巻いている今は無理だけど、福島の20年後、30年後を考えた時にこの視点は必要だなあと思いました。震災や原発を風化させないためにも。この分野、もう少し勉強せねば。
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乙武さんの対談集。乙武さん目当てで買う。
対談集というよりインタビュー集。その人がどんなことをきっかけにその主張に行き着いたのかなど、内容はとても分かりやすく、面白かった。さらに詳しく知りたい、と思う人もいて、人物紹介欄に代表作は書いてあったけど、巻末にその人のオススメ本や入門用の本についてのリストがあったらなー、とも思ったけど、それは贅沢か(笑)
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2014年初版
乙武洋匡 対談
現代社会のおかしさ、課題についての8篇の対談集。
若手論客8人対乙武さんという対談本 (R25の対談企画の書籍化)。八人八様の社会への向き合い方・戦い方を紹介しつつも、共通している「既存勢力・既得権益との向き合い方」については東氏のまとめた「内側・外側」のまとめがわかりやすい。既存のルールの上でも戦える準備をする=内側。既存のルールを真っ向否定し、トリックスター的に変革を目指す=外側。
論壇会にも世代があるし、スタンスの違いもあるということがなんとなくわかった一冊。それにしても乙武さんのスタンスがいい意味でずるい。いいところを結局持っていくような構成でした。
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すでに出ているものがほとんど、という話を聞いてはいましたが、リアルタイムに追ってはいないので、こういう本がまとめとして出ると読みやすくて助かります。
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共感しないけど、理解し尊重する。というスタンスを私も是非身につけたい。
世の中の不満足に対して、文句を言うだけではなく、他人任せではなく、出来ることを実行している人たちとその発想を分かりやすく紹介。
どれも掘り下げて調べてみたいと思う内容。
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乙武さんは聞き上手な人ですね。乙武さんを前に対談相手の人は割合にリラックスして、でもきちんと言いたいことをわかりやすく伝えていたと思います(伝わってきました)。対談相手と乙武さんの個性がよく出ていた本だと思いました。
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乙武氏と東浩紀など若手?著名人8名とのそれぞれの対談集。
改めて乙武さんのファンになりました。
乙武さんを都知事に、という声が前回の選挙時にたくさんあったようだ。本文中でも「乙武さんは『聞いてくれそう』だから」と理由があったが、聞いてくれそうな人を推す人はきっと行動力のある支持者じゃないかな。
強いリーダー待望論がまだまだ強い日本で、聞いてくれそうな人を推したい声が増えているんだとしたら、それはきっと良いこと。
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乙武さんと対談形式での議論。
対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。
なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。
ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙武さん」が相手であることに尽きるようにも思う。
非常に稀有な経歴を持つ乙武さんゆえ、対談の中でも視点が新しいというか、広さを感じるので、その部分に対して面白さがあったと思う。
最後都知事、政治家への転身を勧められていたが、どうなんでしょうね。見てみたい気もするが、一議員としてではなく首長としてがいいのかな。一議員だと「障がい者」の立場を代表する人、としてしか見られないおそれがどうしてもあるし。
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様々な分野で草の根運動を展開している人との対談。
すごいなあとは思うけど、全部に共感できるわけではない。
でも、それでいいんだ、ということをこの本は教えてくれた。
相手を、別の考えを理解する。共感しなくていい。これが大事で、最も大切で、忘れられがち。
触発された。
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小室さんの夫の家事を見守るくだりとか、堀潤の退職話とか面白くてニヤけたwチェルノブイリ観光の話はなかなか衝撃。知らなかった。
対談という形でゲストの話がメインだけど、乙武さんのまとめ方や話の持っていき方、切り込み方や引き出し方など対話力が上手いって思った。
いろんな視点を見ることができて良かった。
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とても刺激を受けた。
考えること、さらにその後、行動すること。
久々に刺激を受けてやる気になった。
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世の中には理不尽なこと、解決すべき問題があまりにもたくさんある。
この本に出てくる8人➕乙武さんは、それを重々承知の上で尚『自分には何ができるか?』を日々考え、模索しているのだろう。
まずは現実を知ること。その上で社会の一員として何ができるのか?そんな事を考えさせられた。