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しんかんせんの舞台もすき。
しかしこの究極の艶…
この濡れ場のクオリティーが神の域です隆先生!美しい!!
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おいらの姉さん
禿(かむろ)たちが姉女郎のことを「おいらの姉さん」と呼んだ。
「おいらの姉さん」これが縮まって、『おいらん(花魁)』という女郎の総称となる。
花魁(おいらん)とはスパーレディである。
吉原で繰り広げる『ご免状』を廻る傀儡子物語。
これ読めば吉原のことが詳しくなります。
徳川家康の影武者のストーリーもあり楽しめます。
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新感線の舞台は観ていたが、母親が推薦するので改めて原作を再読。しかし断然、堤真一の方がカッコいいではないか(ま、同じ話なんですが/笑)確かになぜか人好きのする主人公&傀儡の里吉原という設定が突き抜けていて、八百比丘尼とか裏柳生だとかおどろおどろしい雰囲気を醸しだしてて、宮本武蔵だ天皇の隠し子だと、ネタは盛り沢山。雰囲気がもっとスカッとしてたら気に入るかもしれないけど。つーか堤だったら★5つ(笑)
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素晴らしいの一言です!
宮本武蔵に育てられた剣豪が、吉原で斬り合いに巻き込まれるところから始まり、柳生一族の闇、吉原の女の幸福と悲哀、家康の影武者、八百比丘尼など、もりだくさんの内容が詰め込まれています。しかも、その繋がりが歴史ミステリーとして無理なく描かれ、人の生き様死に様と交じり合う様には脱帽です。吉原の新解釈、是非ご一読を!
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通にわりと好きな人が多い気がする隆慶一郎作品のお初。
面白かったけど歴史モノというよりは、なんか途中からスペクタクルな感じ?とでもいうか・・・
意外な方向展開で驚かされた作品だったわ
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宮本武蔵の弟子であり天皇家の血筋を引く主人公松永誠一郎。
吉原を襲う裏柳生の剣士達に立ち向かう姿を描く。
久々に読んだ隆慶一郎作品。
デビュー作とその続編だけど、隆慶一郎はそれまでにTV脚本とか色々書いてるだけあって安定した面白さでした。
作家活動が短かったのが惜しまれます。
しかし、最近は時代物の新しい作家って出てるのかな。
廃れそうでちょっと心配。
ま、ファンは昔の作品を繰り返し読めばいいんですが。
何度読んでも楽しいのが時代小説の魅力の一つだし。
でも今、ラノベ系ならユルい時代物風な話書けば売れると思うけどなー
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隆慶一郎さんです。
(磯貝勝太郎氏の解説より抜粋)
肥後の山中で剣客の宮本武蔵に育てられ、二天一流の剣を学んだ松永誠一郎26歳。
武蔵の遺言に従って吉原を設立した庄司甚右衛門を訪ねた際、
幻斎と名乗る奇妙な老人と出会い、吉原を案内されているうち、『神君御免状』
(徳川家康が吉原に色里御免のお墨付きを甚右衛門に与えた特権文書)
を狙う裏柳生の執拗な襲撃をうけたのを発端として、その物語が展開してゆくのだが、
なぜ、家康は甚右衛門とゆう人物だけに吉原の設立を許したのか、
売笑の独占権を幕府権力で守ったのは何故か、
等々の吉原の謎や、徳川家康の影武者説をモチーフとして、誠一郎の出生の秘密、
裏柳生との宿命的な対立などをからませ、複雑なストーリーの展開する『吉原御免状』は、
魅力に富む、読みごたえのある伝奇小説だ。
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書評:宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、
師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。
だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。
吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。
彼らの狙う「神君御免状」とは何か。
武蔵はなぜ彼をこの色里へ送ったのか。
吉原成立の秘話、徳川家康影武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する
感想:もう文庫本の表紙がぼろぼろになるくらい、何度も読み返した本。
松永誠一郎がいい。純粋ゆえに最強の剣士。
宮本武蔵、裏柳生、吉原、徳川家康影武者説。
江戸時代を舞台にしたからこそ出来る、心躍る冒険活劇。
敵役の裏柳生総裁・義仙もいい。
カッコイイです。超オススメです。
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時代劇も、時代小説も大好きなんですが、ベストオブ時代モノを選べと言われれば、間違いなくこれを推したいです。むしろ私が死んだときには棺桶に入れて欲しい一冊。
何度でも読み返せるし、何度でも楽しめる。そして時代小説初めての人は目から鱗が落ちると思います。あまりに面白くて。
史実や、時代考証やらにこだわらず、自由な発想でエンターテイメントに徹した時代小説ってのは、こんなにスタイリッシュで面白い!!
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隆さんの処女作なんですね。処女作でこれは十分すごいですが、他の作品と比べるとやや見劣りするのも確か。ストーリーは十分面白いんですが、ところどころにまざる歴史解釈みたいなのが、ちょっと余分な印象。あとは『影武者 徳川家康』でまるっと語られている家康の影武者の話に長くとられているので、先にそっちを読んでいる自分としては余計な感じに。でもこれは必要な話だしなぁ。
吉原のただ華やかな話には終わらず、かといって暗い話でもなく、必死で生きようとしている人たちの執念のような物語。それでいて暗くならないのは彼ら一族の生き方なんでしょうか。読み応えのある作品だったと思います。
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隆 慶一郎、今まで敬遠していたけど、面白かった。久しぶりに、話に引き込まれて途中で止められなくて気づいたら朝!という本に出会った。
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舞台を見て以来、読みたいと思いつつ踏ん切りがつかないでいた作品。すごく素敵。
徳川家の差別政策の内幕や家康の影武者説などなど何処までが真実で何処までが作者の創作なのか分からないくらいリアルだし所々入る官能表現のバランスの良さ。いやらしいんだけれど美しくてとても良かった。
舞台版での疑問点もすっきり解決!
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冒頭から最後まで繰り返し問われる「俺は、今日まで、何をして来たのか」
著者の心の代弁ともいわれるこの叫びが、今の自分にも強く響く。
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内容(「BOOK」データベースより)
宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。―吉原成立の秘話、徳川家康武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。
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面白い。それもそのはず。オッサンの好きなモノが全部入ってる。
・ 強い男、ハードボイルドな男(自分はとうていなれないものへの憧れ)
・ 日本人の国民性にまつわる考察(やっぱりオッサンは歴史が大好き)
・ 政治の世界の裏のやりとり(党代表選の内幕とかに近いもの)
・ 陰謀史観
・ そして忘れちゃいけない「エロス」
と、夕刊フジ的要素が全部入った小説。そりゃ面白いはずだし、それを面白いと思える自分自身もも年をとったということさ……。