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新感線の舞台の原作になりました。かなり色っぽい表現もありますけど、グイグイ引き込まれる力のある娯楽作品だと思います。
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劇団☆新感線で舞台化された作品の原作。
時代小説であるが、(格段に)優れたライトノベルのようでもある。
男と女について考えさせられる作品。
そして、色里の文化は思わず「へえ」と言ってしまうものばかり。
個人的には幻斎老人がお気に入り。
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解説も随時に書かれてあるビギナーにも優しい構成となった1冊。主人公・松永誠一郎がとっても格好よかったです。面白かった。
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7月5日購入。七夕読了。ただの剣豪小説だと思ってたけど,いやあすごいね。もうありとあらゆる物を詰め込んでそれをうまく解決しちゃってるもんなあ。少しエロいしね。
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あきらかにやりすぎな作品。吉原のネガティブなイメージを払拭し、そこに生きる人々の独特の気風を描きつつ、若き剣豪松永誠一郎と裏柳生の戦いを交えながら、『影武者徳川家康』に至る壮大な史観をちらつかせる。普通これを全て消化できるとは到底思えないのだが、見事やってのけてしまっているのだから困る。ただ、剣豪小説と思って読むと面食らうだろう。とはいえ宮本武蔵に育てられ、柳生新陰流までも伝授された主人公のこと、斬り合いをしないわけがないのだが、大半は吉原者を含む、いわゆる「道々の輩」の描写に割かれている。そんなわけで作品全体のバランスとしては少々歪なところはあるため星四つにとどめたいと思うが、『影武者徳川家康』と併せて読めば満点クラスの超傑作である。
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久しぶりに読み返して見ましたが何度読んでもストーリーに引き込まれます。
また、全作よみかえしてみようかな
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武家の血を引いた天皇を誕生させようと、入内させた娘の生んだ皇子以外は裏柳生に抹殺させていた徳川秀忠の魔手を辛くも逃れ、宮本武蔵に育てられた主人公の松永誠一郎。
父とも師とも仰ぐ武蔵の遺言により、江戸の吉原に赴いて、出生の秘密を知ります。
晩年の家康は替え玉であった、吉原は幕府の差別政策により迫害された傀儡一族が建設した自由都市であったなど、ありきたりな時代小説と違う視点も楽しめて、2度おいしい作品でした。
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女性からの意見は分かれる作品かも知れませんが、面白い。吉原の解釈も含め、展開も読んでいて次が気になる作品。
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読み始めたら止まらない、そうよ、小説ってこうよ、現実を忘れてのめりこみました。お勧めして読んだ友人もはまりました。
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しんかんせんの舞台もすき。
しかしこの究極の艶…
この濡れ場のクオリティーが神の域です隆先生!美しい!!
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おいらの姉さん
禿(かむろ)たちが姉女郎のことを「おいらの姉さん」と呼んだ。
「おいらの姉さん」これが縮まって、『おいらん(花魁)』という女郎の総称となる。
花魁(おいらん)とはスパーレディである。
吉原で繰り広げる『ご免状』を廻る傀儡子物語。
これ読めば吉原のことが詳しくなります。
徳川家康の影武者のストーリーもあり楽しめます。
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新感線の舞台は観ていたが、母親が推薦するので改めて原作を再読。しかし断然、堤真一の方がカッコいいではないか(ま、同じ話なんですが/笑)確かになぜか人好きのする主人公&傀儡の里吉原という設定が突き抜けていて、八百比丘尼とか裏柳生だとかおどろおどろしい雰囲気を醸しだしてて、宮本武蔵だ天皇の隠し子だと、ネタは盛り沢山。雰囲気がもっとスカッとしてたら気に入るかもしれないけど。つーか堤だったら★5つ(笑)
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素晴らしいの一言です!
宮本武蔵に育てられた剣豪が、吉原で斬り合いに巻き込まれるところから始まり、柳生一族の闇、吉原の女の幸福と悲哀、家康の影武者、八百比丘尼など、もりだくさんの内容が詰め込まれています。しかも、その繋がりが歴史ミステリーとして無理なく描かれ、人の生き様死に様と交じり合う様には脱帽です。吉原の新解釈、是非ご一読を!
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通にわりと好きな人が多い気がする隆慶一郎作品のお初。
面白かったけど歴史モノというよりは、なんか途中からスペクタクルな感じ?とでもいうか・・・
意外な方向展開で驚かされた作品だったわ
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宮本武蔵の弟子であり天皇家の血筋を引く主人公松永誠一郎。
吉原を襲う裏柳生の剣士達に立ち向かう姿を描く。
久々に読んだ隆慶一郎作品。
デビュー作とその続編だけど、隆慶一郎はそれまでにTV脚本とか色々書いてるだけあって安定した面白さでした。
作家活動が短かったのが惜しまれます。
しかし、最近は時代物の新しい作家って出てるのかな。
廃れそうでちょっと心配。
ま、ファンは昔の作品を繰り返し読めばいいんですが。
何度読んでも楽しいのが時代小説の魅力の一つだし。
でも今、ラノベ系ならユルい時代物風な話書けば売れると思うけどなー